東映京都でフジTV製作作品 人気ドラマ「大奥」を正月映画として
劇場公開するそうです。 嬉しい!!
「大奥」仲間由紀恵主演で映画化 朝日新聞
描かれるのは、あの悲恋な大奥女中で大奥年寄りまでのぼりあがった絵島と歌舞伎人気イケ面役者生島との愛執劇で、江戸城・大奥を巻き込んだ大スキャンダルのようです。
これだけで絢爛豪華な大奥と優雅な歌舞伎の様子が想像でき、また江戸時代の風俗描写をどこまで江戸城内権力争いにおいて起きた江戸大スキャンダル事件を通し表現出来るかが興味津津です。
桜 探鳩 - 高遠14 桜が彩る幽閉された絵島囲み屋敷a
たまたまご縁がありましたのでしょうか、
今春には、念願の信州高遠での小彼岸櫻を観に行き、蓮華寺に永眠されています絵島さんのお墓に手を合わせてきましたところですので、更に嬉しいく、個人的に心憎い映画化実現にになりました。
桜 探鳩 - 高遠6 蓮華寺bー絵島心覚え 桜咲く絵島さんお墓
昨年東映京都撮影所では、うちの組にバンを張るがごとき「大奥」林組が四六時中動き回っていました。衣装部では、大奥女中の着せ替えでてんてこ舞い、いつもその合間をみて衣装さんとの打ち合わせとなっていました・・・・・。
確かに衣裳は豪華で、その着物を着ると女優さんは見違えるほど気品に満ち溢れ、気高い空気が流れたのを思い出します・・・・。
撮影での「大奥」はそんな様子ですので、更に美術、時間共にかけるのですから更なる作品の高さに興味が尽きないものです。
また同局の女子アナウンサーも色を添え腰元役で出演するとの事で、あの大奥女中の着物を着けてからの心的変貌が、どのような大奥女中としてのドロドロとした権力争いのドラマに華を飾り映るのかも、ひとつの楽しみかもしれません・・・・
なにかこの映画、20世紀初頭前後ヨーロッパでの日本美が認められがごとく、日本美の再認識を促す起爆剤的な作品になりそうで、世界の映画マーケットに通用する作品になるような予感がします!!
さて絵島事件とは、
時は、正徳4年(1714)1月12日 大奥女中絵島(33、4才)と、華やかな二枚目人気歌舞伎役者生島の恋物語は、江戸時代の大スキャンダルになりました。絵島は当時七代将軍徳川家継の生母である月光院に仕えた大奥年寄りでした。
まさに女盛りの絵島が起こしたその大事件は、芝増上寺への参詣にかこつけて、歌舞伎芝居見物をしたうえ、イケ面生島新五郎ら数人の役者を呼び寄せ、酒宴におよび、つい夢中になりすぎて、絵島一行は大奥の七ツ口の門限に遅れてしまいました。
絵島の謹慎の理由は、七ツ口の門限に遅れたことそうでした。
江戸時代当時、同様の事は他にもあったようですが、絵島だけがこのことを問題視し荒立てようとする者がいて騒がれました。
それは絵島の主人月光院を排斥するための陰謀で、六代将軍正室天英院を中心とした一派や幕臣たちが、権力闘争の材料として攻撃の槍玉に上げたからだそうです。
勢力争いに翻弄された哀れな絵島は、信濃国へ流刑となり、また生島は三宅島へと流され、連座者が一千人以上におよぶという大事件だそうです。
つまり、江戸城でのー権力争いーに翻弄させられた愁傷な大奥女中絵島さんの生き様なのです・・・・
絵島生島事件(1714)
こんな絵島さんの人生を思うと、高遠小彼岸桜が咲き誇り、そしていっきに散る様子とダブり、絵島さんの墓石前では哀悼の意を深く表わし手を合わせてしまいました。
本当に、同業者としても嬉しく、楽しみな作品です!!
また東映京都撮影所で、そんな「大奥」の様子を別組で見守ればと思います・・・・
昨年、所内で「大奥」の巨大ポスター貼りを手伝った甲斐が多少なりにもありました。
写真は信州 高遠 絵島さん永眠されています蓮華寺での女人成仏 絵島像
桜 探鳩 - 高遠5 絵島さんのお墓のある蓮華寺
桜 探鳩 - 高遠15 絵島囲み屋敷b 28年間囚われの身として生涯を過ごした屋敷
大奥の制度と力 江戸期最大のスキャンダル「絵島事件」の謎を解
江(絵)島生島事件
劇場公開するそうです。 嬉しい!!
「大奥」仲間由紀恵主演で映画化 朝日新聞
描かれるのは、あの悲恋な大奥女中で大奥年寄りまでのぼりあがった絵島と歌舞伎人気イケ面役者生島との愛執劇で、江戸城・大奥を巻き込んだ大スキャンダルのようです。
これだけで絢爛豪華な大奥と優雅な歌舞伎の様子が想像でき、また江戸時代の風俗描写をどこまで江戸城内権力争いにおいて起きた江戸大スキャンダル事件を通し表現出来るかが興味津津です。
桜 探鳩 - 高遠14 桜が彩る幽閉された絵島囲み屋敷a
たまたまご縁がありましたのでしょうか、
今春には、念願の信州高遠での小彼岸櫻を観に行き、蓮華寺に永眠されています絵島さんのお墓に手を合わせてきましたところですので、更に嬉しいく、個人的に心憎い映画化実現にになりました。
桜 探鳩 - 高遠6 蓮華寺bー絵島心覚え 桜咲く絵島さんお墓
昨年東映京都撮影所では、うちの組にバンを張るがごとき「大奥」林組が四六時中動き回っていました。衣装部では、大奥女中の着せ替えでてんてこ舞い、いつもその合間をみて衣装さんとの打ち合わせとなっていました・・・・・。
確かに衣裳は豪華で、その着物を着ると女優さんは見違えるほど気品に満ち溢れ、気高い空気が流れたのを思い出します・・・・。
撮影での「大奥」はそんな様子ですので、更に美術、時間共にかけるのですから更なる作品の高さに興味が尽きないものです。
また同局の女子アナウンサーも色を添え腰元役で出演するとの事で、あの大奥女中の着物を着けてからの心的変貌が、どのような大奥女中としてのドロドロとした権力争いのドラマに華を飾り映るのかも、ひとつの楽しみかもしれません・・・・
なにかこの映画、20世紀初頭前後ヨーロッパでの日本美が認められがごとく、日本美の再認識を促す起爆剤的な作品になりそうで、世界の映画マーケットに通用する作品になるような予感がします!!
さて絵島事件とは、
時は、正徳4年(1714)1月12日 大奥女中絵島(33、4才)と、華やかな二枚目人気歌舞伎役者生島の恋物語は、江戸時代の大スキャンダルになりました。絵島は当時七代将軍徳川家継の生母である月光院に仕えた大奥年寄りでした。
まさに女盛りの絵島が起こしたその大事件は、芝増上寺への参詣にかこつけて、歌舞伎芝居見物をしたうえ、イケ面生島新五郎ら数人の役者を呼び寄せ、酒宴におよび、つい夢中になりすぎて、絵島一行は大奥の七ツ口の門限に遅れてしまいました。
絵島の謹慎の理由は、七ツ口の門限に遅れたことそうでした。
江戸時代当時、同様の事は他にもあったようですが、絵島だけがこのことを問題視し荒立てようとする者がいて騒がれました。
それは絵島の主人月光院を排斥するための陰謀で、六代将軍正室天英院を中心とした一派や幕臣たちが、権力闘争の材料として攻撃の槍玉に上げたからだそうです。
勢力争いに翻弄された哀れな絵島は、信濃国へ流刑となり、また生島は三宅島へと流され、連座者が一千人以上におよぶという大事件だそうです。
つまり、江戸城でのー権力争いーに翻弄させられた愁傷な大奥女中絵島さんの生き様なのです・・・・
絵島生島事件(1714)
こんな絵島さんの人生を思うと、高遠小彼岸桜が咲き誇り、そしていっきに散る様子とダブり、絵島さんの墓石前では哀悼の意を深く表わし手を合わせてしまいました。
本当に、同業者としても嬉しく、楽しみな作品です!!
また東映京都撮影所で、そんな「大奥」の様子を別組で見守ればと思います・・・・
昨年、所内で「大奥」の巨大ポスター貼りを手伝った甲斐が多少なりにもありました。
写真は信州 高遠 絵島さん永眠されています蓮華寺での女人成仏 絵島像
桜 探鳩 - 高遠5 絵島さんのお墓のある蓮華寺
桜 探鳩 - 高遠15 絵島囲み屋敷b 28年間囚われの身として生涯を過ごした屋敷
大奥の制度と力 江戸期最大のスキャンダル「絵島事件」の謎を解
江(絵)島生島事件
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