初孫が産まれ、喜びは大きいのですが、
息子のところの子供というのは、
お嫁さんと私との ”微妙な" 距離感がある分、
孫に対しての手出しは "控えめに” と いう、一抹の寂しさも感じるわけです。
一方、娘をもつ母親が、『孫の面倒がたいへんで~』と、半ば嬉しそうに半ば本心で言うのを聞くと、
それぞれに "深い” 思いを感じるのです。
もちろん、
『そんなことはありません』というご家庭も、たくさんあるのでしょうけど。
いつの記事だったか覚えていないのですが
朝日新聞の天声人語で記憶に残った言葉に
《 朝日新聞歌壇に寄せられた一首
『どれだけの覚悟で言ったことなのか君は知らない 好きにしなさい 』
「どのような事情があるかは知らないが
へその緒を再び切る様な思いの一時が母親にはあるのかもしれない。」と筆者。
私にはここまでの覚悟を思い味わったことは、まだないのですが。
「母性とは抱く強さと同じ強さで放つもの」(歌人 森崎和江) 》
さらに記事は続きます。
『ヘリコプター・ペアレント』という初めて耳にする言葉が。
頭上を旋回するヘリコプターのように子供の頭上を旋回し、
すぐに降りてきては指示や助け舟を出す親を表すらしい。
昨今の、一部の親御さんに当てはまるのかもしれません。
「ヘリコプター・ペアレント」となるのは、クッキーに対してだけに!
そんなことが頭をよぎったのでした。