山桜さんの、たっての希望で、
小田原市にある、県の研究機関 『温泉地学研究所』 へ見学に行きました。
http://www.onken.odawara.kanagawa.jp/
神縄断層の断面の展示や、地震や箱根火山の研究内容を公開しており、
今週は『科学技術週間』ということで、研究員が特別解説をしてくれました。
(神縄断層の断面 断層(写真中央の矢印部)がはっきりわかります。)
説明によると、
「今から1500万年前、伊豆半島は今の小笠原諸島あたりにあった島で、それから少しずつ北上して、
約100万~50万年前に本州と衝突しました。この時、約1500 万年前の丹沢層群(本州側)の下に、
約70 万年前の足柄層群(伊豆半島側)がもぐり込みました。
この境目が神縄断層で、今ももぐり込みながら北上し続け(押し続け)、丹沢山地を隆起させています。」
ということです。
〈箱根立体地質模型 箱根で起きた地震や活断層が模型に映し出されます〉
〈県内で観測している15ヵ所の地震波が、モニターに映し出されるそうです。
上は、17日の三宅島付近で起きた震度5強の地震についての地震波データ〉
専門家の解説は興味深いし、分かりやすくていいですね~
地震が多発していた箱根の火山活動についても説明してくれましたよ。
この研究所は主に県西部の地震・火山、温泉などの観測・研究・調査をしているそうですが、
大きな地震が懸念されている昨今ですから、
県下全域の観測・研究・調査、
さらには隣県~全国へと、研究・共同観測等の範囲を広げて欲しいなと思ったのでした。
ところで、研究所見学の前に食事をしました。
http://www.elennagosso.com/menu/
かまぼこも食べ放題で(笑い)
リーズナブルで美味しかったです。
「もう、お腹がくるしい~」状態で見学へ。
お腹がすいてたら、もっと理解できた(?)かもしれません。。
クッキーは留守番でした。
美味しいものを食べたことは、クッキーには内緒にしたのでした。