たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

ファンヒーター買いました

2012年11月27日 | 日記

寒さが急にやってきました。震災・原発被災者の仮住まい避難者の苦難をお気の毒に思っています。
先週、ついさっきまで順調に燃えていた石油ファンヒーターが消えていて、電源が入らなくなりました。何回やっても駄目でブレーカーが飛んだかと配電盤を調べても、他の電気製品をコンセントに差し込んでも異常ありませんので、ヒーター自体が故障したのは間違いありません。

我が家には家内生存中から働いてきたヒーターで、17年も稼動して来た製品です。
三菱電器製で同じタイプのが2台あって、数年前古い方が故障して、近くのサービスステーションに持ち込み、「もう当社はファンヒーターは製造していないのですが・・」と、困惑されながらも受け付けて、名古屋まで送って修理していただき、1万円以下なら修理としたので、還ってきた商品は部品代のみ1万円、修理工賃無料サービスと良心的でした。

それが1年使っただけで、同じ着火不良をするようになり、メーカーにメールしたところ、サービスステーションから無料出張修理に来てくれました。
分解して灯油がガス化して噴出するノズルに煤が付着し、着火不良となると、ノズルを磨いて直りました。素人では分解できない製品でした。

ファンヒーターは「夏を過ごした1年前の灯油を使わないこと、温度変化すると灯油は変質し、ヒーターのノズルに煤がつく、故障のもとになる、反射式石油ストーブなら構わない」と、教えられ出張費だけ3千円払いました。

それもとうとう寿命でオシャカになり廃品にしました。残った1台が故障で一応メーカーに聞いてみたところ、「修理出来なくても点検費1600円が必要で、古い製品なのでどうでしょうか?、持ち込んで見て下さい」と言われました。
17年も使った製品を今更修理でもないかと、思い直し週末に各電器店の山ほど入るチラシを調べました。

新品を買うことに決め、一応大手電器店の店頭商品をみてから、目当てをつけた、ホームセンターの特製品・CORONA製、木造12畳・コンクリート20畳用の16,800円にしました。同等品は23,000円ほどです。特製品・オリジナルカラーのブラックという塗装です。本当はホワイト系がよかったけれど。古い製品の無料持ち込み引き取りもしてくれました。

少し大きめで重いですが、さすがに新製品はよく、当美濃地方の平野部では寒さは緩く、9畳、10畳用でもよかったかな?密閉性の高い部屋、室温18度くらいなので、設定温度も19度くらいで静かに穏やかに燃えています。省エネ・ECOモードで灯油消費量のムダを抑える製品です。

CORONA製は新潟のメーカーで、ブログIDもCORONAなので相棒が来たわけです。石油ファンヒーターは大手電機メーカーは退散し、反射式石油ストーブはふろふき大根の煮付けなどに使っています。

灯油も土曜日に木曽川を越えて、愛知県の隣町から拡声器で知らせながら巡回出張販売がきます。

温風式、反射式とも年越し灯油は使わない、石油スタンドへ持ち込み廃油処理していただくのが賢い使い方のようです。
この重い燃える水がいつまで地球に存在するでしょうか?いつも気になっています。貧しい時代を過ごした世代なので、古いものが捨てられない、モッタイナイ精神はあの戸塚博士も同じです。