某ちゃんノート

わざわざ電話するほどじゃないしなぁ・・・
メールすることもないよなぁ・・・
でもちょっと思った、ふと思ったこと

秘密と嘘のセット 2

2008-12-03 | 読書メモ
快読シェイクスピア
河合隼雄・松岡和子

秘密のときめきによって出てくるうそは生き生きしているが、
大人になると、
それが秘密抜きの嘘になって来るため、
だんだん嘘が色褪せて来てしまう
嘘で固めた浮世になって来るため、面白くない
    と言っている。


そうそう、大人の嘘は格好悪い。

秘密と嘘のセット

2008-12-03 | 読書メモ
星座を睫毛にひっかけて
キリンジ
  は、
子供を見つめる親心をうたう。
「汚い言葉はどこで覚えてきたんだ?
 嬉しいのかい?
 眠くなるまで、よくよく遊べ
 いろんな夢を見て、隠し事をしよう」
ってところがお気に入りだ。
カリカリも、ベタベタもしない大人な親。
なのに優しい。
   しかも、 
「快読シェイクスピア」
河合隼雄・松岡和子
~「ロミオとジュリエット」を臨床心理学者の見識で読むところがある。
  は、
子供が大人になる時には、
大人に知られてはならない秘密を持つことが絶対条件
その秘密の種類と持ち方で、いろいろな違いが出てくる
         とか、
話を合わせながら、自分の言いたいことを言う
それは成長
         とか、
うごめいていて、つかまえ所がなくて親に言えない
親に言っても分からないという状態
もやもやするばかり
最後は「わからないなら、やってしまえ」ということで
思いもかけない結果が出てしまう
秘密を上手に持って生きていけない子がいる
         と。

だから「隠し事をしよう」は、かなり賢い。