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"忠太"奮闘記

恐ろしや、音声認識デジタルサービス「Siri」

2012-05-31 14:42:19 | コンピュータ
■アップルの「iPhone 4S」携帯電話に注目。
 高度の音声認識機能を備えた「Siri」(シリー)と呼ばれるサービスが使える。
 すでに、日本語サービスはベータ版が提供されている。
 「Docomo」の「しゃべってコンシェル」と似て非なるところがあるようだ。

  「iPhone 4S」携帯に「天気・時間・質問」などを普通の話し方でたずねると、即座に日本語に変換し、
 日本語で返事が返ってくる。
  もちろん漢字交じりのテキストデータも表示される。
  音声認識技術は、とうとうここまで来たか! しめしめ、中途難聴者にとって「要約筆記」に代わる大進歩と
 「感心」し、近い将来「筆談」に使えると期待していた。

■IBM社は「Siri」の使用を禁止 
  ところが、恐ろしいことに会話のすべてがアップル社の巨大なサーバーに蓄積される仕組みになっている。
 「IBM社」は社内に「iPhone」を持ち込むことは認めるが、「Siri」の使用を禁じている由。
  理由は、あらゆる会話が記録されること。
 社員が話した内容がすべて、米国・ノースカロライナ州メイデンにあるアップル社の巨大なデータセンター
 送信し記録されているらしいことだ。
 ※同センターは今年中に燃料電池+ソーラーパネルなどの再生可能エネルギーのみで稼働する由。
  そして、「Siri」によって実行された検索、作成された電子メールのメッセージや不適切なジョーク等が、
 その後どう扱われるかについてはブラックボックスであることだ。
  IT超巨大企業のIBMの社員が「iPhone」でやり取りする技術情報が、ご同業のアップルに盗聴されかねないと、
 警戒している訳。
 まさに、
 「壁に耳あり障子に目あり」
 「口は災いの素」
 「覆水盆に返らず」だ。

 我が携帯は「au」ブランドの「CDMA 1X WIN」バージョンだから、間違っても音声認識機能を導入することはできない。
 こうなると“時代遅れ”も捨てたもんじゃない「安心バージョン」だ。
 文明の利器を賢く使うことがシニアにとって、段々難しくなってきた。 
 今日で5月も終わり、入梅近し。 冷えたビールで乗り切ろう!!