「ノジュール」という雑誌で、まだ知らない美術館という特集で知った美術館へ
友人と行ってきました。
広島県福山市にある神勝寺は、禅とアートを体感できる全国でも珍しい禅寺です。
その広大な敷地には、著名な建築家が手がけた寺務所や庭園が広がり、
白隠禅師の展示館や巨大なアートパビリオンが待っていました。
新幹線「こだま」で、福山まで行き駅前から無料シャトルバスで30分でたどり着きます。
5時間ゆっくり過ごし、帰りも新幹線での日帰り旅でした。
バスの時間までに駅前にある福山城を訪れました
福山城
休館日でしたが菊の展示会が行われていました
ひとつの鉢で1本からの花です
神勝寺は臨済宗建仁寺派の禅寺
江戸時代に京都御苑内にあった旧賀陽宮邸にあった門
寺務所は銅板葺きの松堂(しょうどう)
建築史家の藤森照信の設計で、山陽・瀬戸内をイメージした松が屋根の上に生えている
松丸太の天然柱が連なる歩廊
賞心庭(しょうしんてい)
中根史郎作庭の池泉回遊式庭園。上空から見ると「心」の一字を表している。
マユミ
茶室 一来亭(いちらいてい)
本堂への長い階段
無明の庭(むにょうのにわ)
昭和の小堀遠州と称された中根金作の作庭の枯山水庭園
荘厳堂(しょうごんどう)には、白隠禅師の禅画・墨蹟を200点を所蔵しており公開している。
浴室(入浴料800円貸しタオル付)
森林と地続きの半露天風呂があり肌に優しいラドン泉
含空院(がんくういん)
滋賀県の永源寺から移築再建された塔庵、正保4年(1647)に建てられた重厚な茅葺
賞心庭を見渡しながら一服できる安らぎの空間
寺内で作られている粟餅と煎茶のセット(800円)とても美味しかったです。
お湯が用意されており、お煎茶お替り自分でします
洸庭(こうてい)
禅の教えを現代美術の思考で表現した「名和晃平」のインスタレーション作品
石のランドスケープの上に、伝統建築に多用されてきたこけら葺きの技法により、建物全体を木材で柔らかく包んだ舟形の建物が、あたかも浮かぶように建っています。
中に案内されると、暗闇の世界に30分間身をおき、ただ水音を聴き、漣に一脈の明かりを見る
十月櫻が咲いていました
多宝塔
日も暮れかかったころにシャトルバスで帰りました。
紅葉は少し早かったですが、ゆっくり散策出来て、素晴らしい建物も楽しめました。
福山駅で夕食のお弁当の穴子が美味しかったです。
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