桜の季節が終わり、青もみじの美しい季節がやってきました。
4月26日、高尾の三尾めぐりで新緑のもみじを楽しもうと車で出かけました。
京都の北西に位置する高雄・槙尾・栂尾は三尾と呼ばれ、古来より紅葉の名勝として、また四季折々の美しさを育む地として知られてきました。
栂尾(とがのお)にある古刹高山寺(世界文化遺産)と高雄の神護寺を訪れ、美しい青もみじの中で心が癒されました。
高山寺裏参道
高山寺石水院(国宝)明恵上人が後鳥羽上皇より学問所として賜った建物
鳥獣人物戯画絵巻(複製品)
高山寺に伝わる数多い宝物のなかでも世界的に知られる、日本を代表する絵巻物
明恵上人は、臨済宗開祖の栄西禅師から、宋より持ち帰った茶の種を贈られ、栂尾の地で栽培を始めた、そしてこの茶が宇治へと伝わり、日本各地へと広まっていった。
高山寺は「茶の発祥の地」とされている。
開山堂
仏足石
石灯籠
高山寺表参道
白雲橋
指月橋
高雄橋(清滝川にかかる橋)
神護寺参道入口から楼門まで坂道と350段の階段を登ります、結構きついです
神護寺
高野山真言宗の寺院、山号は高雄山とする、本尊は薬師如来(国宝第二号)
開基は和気清麻呂
境内の面積は東京ドーム4個分だそうです
金堂へ向かう石段と毘沙門堂
金堂
1935年に建立された建物で入母屋造り、本瓦葺きの偉容は、昭和仏像建築の傑作とされています。
国宝薬師如来は像髙170.6cmでカヤ材の一木造り
有名な「絹本著色伝源頼朝像」の肖像画が所蔵されています
かわらけ3枚200円、厄除けなどの願いを掛けて投げました
硯石
弘法大師空海の異能ぶりを伝える伝説の硯石
青もみじは素晴らしかったですが紅葉の季節にまた訪れたいと思います。
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