今日は朝から雨が降っていましたが午後からは晴れるとの天気予報でした。
出かけたついでに智積院へ行ってきました。
第53回「京の冬の旅」のテーマは「京都にみる日本の絵画~近世から現代~」
非公開文化財特別公開をしています。
真言宗智山派総本山智積院は東山七条にあり、近くには三十三間堂や京都国立博物館があります。
智積院は、長谷川等伯生誕480年記念「桃山時代の絵師と京都画壇の巨匠華麗なる障壁画」
長谷川等伯の「楓図」息子久蔵の「桜図」は日本の障壁画を代表するもので有名です。
宝物殿には等伯の他の作品もあり480年前から何度も火災にあいながらも保存された障壁画は国宝です。
宝物殿は建て替えの計画があるそうでガラス張りで観ることになるそうです。
桃山時代に全盛期であった狩野派に対抗して独自の画風を確立した長谷川等伯は素晴らしいです。
今回特別公開の宸殿は、賓客を迎える建物で、京都画壇の巨匠、堂本印象の「婦女喫茶図」「松桜柳の図」等の障壁画、等伯の十六羅漢図屏風も観ました。
名勝庭園は利休好みの庭と伝えられ中国の廬山を模って造られています。
ツツジやサツキの咲く頃に訪れたいですね。
梅の花が咲き始めていたので月末にもう一度訪れると沢山咲いていることでしょう。
堂本印象の「婦女喫茶図」です
金堂
宝物殿
長谷川等伯・久蔵親子の障壁画が収蔵されており公開されています
池の水は庭園の整備で抜かれています
複製図の障壁画なので、撮影可です
長谷川久蔵の「桜図」
長谷川等伯の「楓図」
長谷川等伯の「松に立葵図」
京都タワーが見えます
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます