なんとなく目が覚めて、今日も始まった。すでに回り始めている時計の、アラーム機能を止めた。
おんなじである筈のない一日を、同じものとして脳が消化したがっている。
けだるさの向こう側に透けて見えている狡さを、善意の第三者を演じて見て見ぬふり。
日を追って気温が上がってくるにしたがって、寝つきが悪くなってきている。
不機嫌の発端はここにあるんじゃないだろうかという推論・仮説を持っている。
なのに、惰性的に過ごしていたい欲求に思考を立てかけたまま、錆び付くに任せて睡眠時間を削っている。
見せかけだけのイメージアップを狙った美辞麗句・仮面。
社会的地位のある人達の二枚舌・三枚舌。
忙しすぎる名も無き人々の常套句・責任逃れ。
腐ってしまうには、その動機に事欠かず、情緒や情操なんてとっくに埋もれてしまっている。
それでも今日も行かねばならない。
お声の掛かっているうちにやり切っておかないと、真実の声がかけられた時からでは遅すぎる。
名を呼んでくれることが、どれだけ素晴らしいことであるか。
それが今でも君であったなら、という経験を何度してきたことだろう。
さぁ。頑張ろうぜ。どこからやって来たかもわからないんだ。
このままだとどこへたどり着いてしまうか、なんて意味のないことに負けるな。
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