クレール美容室の独り言

近年は女性の抜け毛や薄毛が増え続けています。それらの予防にために安全な美容施術やヘアケア商品の開発を行っています。

これまでの研究は何だったんだろう?

2014年11月26日 | ヘアケア
H26・11/25
企業が細胞の培養や加工を行えるようになる「再生医療新法」が25日施行され、大手化粧品メーカーが薄毛を治療するためヒトの毛髪を再生する研究を本格的に始めることになりました。
同社が目指すのは、医師が頭皮から取り出した細胞を培養し、脱毛部位に注入することで毛髪の成長を促す技術。患者自身の細胞を用いるため、拒絶反応などの副作用がないという。同社が細胞の培養を医療機関から受託し、医療機関が治療に当たる。
5月に神戸市中央区のポートアイランドに「細胞加工培養センター」を設置し、本格的な研究開発をスタートさせた。平成30年の事業化を目指しており、同社広報部は「再生医療を用いた、この治療法は従来のものより患者のリスクが低く、効果的な方法になると期待している」と話している。

この記事を読む限りでは夢のような話だけれど、奇しくも同社は育毛剤に結果が出ないと自ら証明したように思え、これまでの育毛剤の研究は何だったんだろうと言う思いが残ります。

「根強く生える~」なんて宣伝しておきながらも、植毛に転換していくのを見ると、消費者にとっては身勝手な話だと感じますね(もっともクレールでは脱毛している方は育毛剤を使用しないように指導していますけどね)
でも、これらの移植は火傷や怪我で髪が生えなくなってしまった方にとっては希望が持てるお話しだと思います。

それはさて置き、女性の育毛は男性型の脱毛に比べると、より複雑で難しいものであります
その理由には女性の脱毛は、男性の脱毛と違い遺伝的な要素よりも原因が複雑だからです。
例えば(過度の美容施術・アレルギー・ストレス・過度のダイエット・肩こりや腰痛・ホルモンバランス・婦人系の疾患など)これはほんの一部の原因に過ぎませんが、この内の幾つかが複合している場合が多く見受けられます

そして、症状の変化も早く、酷い時は3日で全髪が抜け落ちてしまったり、眉毛も抜けたりと、非常に重い症状の物もあります。
しかし、これらの原因に共通しているものがあるとすれば、それは自律神経の乱れがほとんどなのです

そのため、もし再生医療により髪を移植すれば一時的に改善したように見えたとしても、それは単に対処法に過ぎませんが、その逆に体調不良や疾患などを見落とすことにもなりかねません。

はたしてそれが良い事なのかどうかは私にも分かりませんが、これまでに私たちが行ってきたハイドロセラピーでは、化学薬品によるトラブルやメンタル的なストレスの改善を行うリラクゼーションにより自己免疫を引き出す事で、多くの女性に改善が見られました
今年の3月から通っている若い女性のお客様も3年間髪が生えずにいたのですが、僅か8ヶ月でかなりの発毛がみられています。

どの技術が優れているのかなんて比べようも無いけれど、少なくとも過度の美容施術や粗悪なヘアケア商品の乱用などにより多くの女性が髪を失っている事も間違いありません。

そのため、それらを予防として優しい施術とヘアケア商品をお勧めする『美容育毛』を行なっています。

パーマやヘアカラーは美容資格を持つ美容師にしか出来ません。だからこそ、美容育毛は美容師にしか出来ない大切な技術なのです
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