クレール美容室の独り言

近年は女性の抜け毛や薄毛が増え続けています。それらの予防にために安全な美容施術やヘアケア商品の開発を行っています。

「たまには良いわよ・・・?」

2016年09月04日 | ヘアケア
昨日、お客様が帰り際に「シャンプーも下さい」と言われ、その時に「この前、シャンプーが無くなったので他ので洗ったら異常にツルツルするけど根元はペタンとなってボリュームが出なかった。やっぱりダメでした」と話してくれました

でも「たまには良いわよ、違いが分かって」と言って笑っていました

確かにそうですね。毎日使っていると、良い物でも当たり前に感じてしまうんでしょうね

同じ日に他のお客様(薬剤師さん)にも言われましたが「市販のシャンプーの香料は気持ち悪くなる。しかも柔軟剤に香りの残る成分を入れてるなんて冗談じゃない」と香料の事を話しておられました

いかにも、薬品の危険性を知り尽くした薬剤師さんの語るお話です

この方は以前、ドラッグストアにお勤めでしたが、私の説明を聞いて、育毛剤や市販のシャンプーを販売することが嫌になり退職されました。
そのため、今はまた病院にて調剤をされていますが「毎日、あの売り場にいると色んな匂いで頭が痛くなる」と過敏症になったそうです

その後、私は人工香料の調合(製造工程)を教えてあげると「また勉強になったわ」と笑っていました。

当店に初めて来られた時は抜け毛や薄毛の相談で来られたのですが、今では頭皮も髪も元気になり、ご自身の改善の経験を、今では多くの方に話してくださっています。

そもそも、シャンプーなどのヘアケア商品にまで香料(残留性)を入れるのは危険でもあるのですが、それも「良い匂いが当たり前」と思われていることが逆に危険ですね

先日もドラッグストアに行った時、3才ぐらいの女の子がお母さんに連れられて来ていましたが、洗剤売り場の柔軟剤の香りのサンプルを嗅ぎながら「良い匂い」と言っているのを見て、毎日が香料付けの生活なんだろうな~って少し可哀想に思いました

確かに良い香りは誰もが嬉しい物なのかもしれませんが、それが安全な物で出来ているならば問題ではないのかも知れません

それにしても、シャンプーが無くなって「たまには良いわよ。違いが分かって」って言う言葉にはなぜか妙に説得力がありましたね

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする