最近『ノンカチオン界面活性剤トリートメント』が当店のお客様との間で話題になりました。
つい最近にもありましたが『ノンシリコン』や『ボタニカル』など何かしらの流行語を作らないと売れない化粧品業界・・・でも本当は言うほど大した事のない商品だらけです。
本当に困ったものですね。
それでも今度は『ノンカチオン界面活性剤』を業界初として今度は流行らそうとしているようですね。
でも、このトリートメントの謳い文句のカチオン界面活性剤の代わりに配合した物が新開発のジメチコンとアミノ酸系の原料を重合させたシリコンだから変ですね。
これって進化?それとも後退?
何れにしても、コストを掛けずに毛髪の感触向上(見せかけだけど)を安価な原料でツルツルするのには最も手取り早い方法であることは間違いありません。
ここにそのメーカーの宣伝コピーにノンカチオン界面活性剤の秘密とありますが、皆さんはどう思われますか?
レ◯ールゼロがノンカチオンでありながら、髪のまとまり、なめらかさを実現したヒミツは、レヴール独自の成分「SI-amino(※)」。
こちらも聞き慣れない成分ですが、このSI-amino(※)がキューティクル(髪の表面)に付着することで、パサついた髪にうるおいを与え、髪をつるんと仕上げます。
このようにレヴールゼロは、カチオンに代わる「SI-amino(※)」の開発、配合に成功したため、頭皮への刺激となりうるカチオンを使用しないトリートメントを作ることができた、というわけです。
※SI-amino(エスアイアミノ)とは、「ジメチコン(シリコンの一種)」と「アルキル(c12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCI」という低刺激なリンス剤を組み合わせた成分です。 また、頭皮に塗ることのできるレヴールゼロ「スカルプ」のトリートメントにSI-aminoは使用していません。
この宣伝文句の中で何か気になる事はありませんか?
そもそもカチオン界面活性剤は何十年も昔からリンスやトリートメント剤に配合されている柔軟剤や帯電防止を目的とした原料です。
問題は、吸着性の強さにあるのですが、これついてはこの原料の持つ+イオンの性質上の物であり、それがこれまでに「髪がしなやかになる」とか「広がらない」なんて持てはやされてきたんです。
でも、これまでにもアレルギー報告はある物の、大半の方々が何十年もの間に使ってきたものであるし、使い方次第では大きな問題を起こすこともほとんどありません(原料を素手で触ると大変ですが)
話は戻りますが、今回のノンカチオン界面活性剤のトリートメントの宣伝コピーの中で気になるのは「独自の成分「SI-amino(※)」がキューティクル(髪の表面)に付着することで、パサついた髪にうるおいを与え、髪をつるんと仕上げます」と書かれている事です。
そもそもSI(ケイ素)はシリコンであるためにツルツルするのは当たり前ですが、それを吸着性の高いアルキル(c12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCIと合成すれば残留性が強くなることは間違いありません(ある意味カチオン界面活性剤よりも残留性はあるかも)
但しジメチコンもアルキル(c12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCIもこの二つの原料自体は刺激性(感作性)もほとんどなく安全な物です。
しかし問題は※で書き足された部分です。
※SI-amino(エスアイアミノ)とは、「ジメチコン(シリコンの一種)」と「アルキル(c12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCI」という低刺激なリンス剤を組み合わせた成分です。 また、頭皮に塗ることのできるレヴールゼロ「スカルプ」のトリートメントにSI-aminoは使用していません。
この上の文章の説明では『SI-amino』を配合したトリートメントは頭皮に着けられないと言っているようなものですね。
それは脱毛や薄毛の原因になる可能性が高い原料である事を示唆しているのです。
つまり、カチオン界面活性剤配合のトリートメント剤と同じく、この新製品(ノンカチオン界面活性剤)と謳っている商品もどちらも頭皮には着けられないとメーカーは暗黙の内に伝えているのですが、それは皮肉にもメーカーが自社を守るための苦肉の策なんですね。
それって本当に安全だと思いますか?
この様に、この業界には自社製品を目立たせるために、原料の問題をすり替え、誤魔化したりながら新しいトレンドを生み出したように見せかけますが、それでも結局はコストダウン一辺倒が未だに見合隠れしています。
私は本当に安心して使えるものが、世の中にどれぐらいあるのだろうか?と何時も思いますが、この様に知れば知るほど大手の化粧品メーカーの戦略には残念な思いがします。
消費者の皆さんにはとても難しい事かも知れませんが、よ~く見ると見えてくる矛盾点がわかると思うので、自分の身を守るためにも製品の中身や宣伝コピーを良く見てくださいね。
つい最近にもありましたが『ノンシリコン』や『ボタニカル』など何かしらの流行語を作らないと売れない化粧品業界・・・でも本当は言うほど大した事のない商品だらけです。
本当に困ったものですね。
それでも今度は『ノンカチオン界面活性剤』を業界初として今度は流行らそうとしているようですね。
でも、このトリートメントの謳い文句のカチオン界面活性剤の代わりに配合した物が新開発のジメチコンとアミノ酸系の原料を重合させたシリコンだから変ですね。
これって進化?それとも後退?
何れにしても、コストを掛けずに毛髪の感触向上(見せかけだけど)を安価な原料でツルツルするのには最も手取り早い方法であることは間違いありません。
ここにそのメーカーの宣伝コピーにノンカチオン界面活性剤の秘密とありますが、皆さんはどう思われますか?
レ◯ールゼロがノンカチオンでありながら、髪のまとまり、なめらかさを実現したヒミツは、レヴール独自の成分「SI-amino(※)」。
こちらも聞き慣れない成分ですが、このSI-amino(※)がキューティクル(髪の表面)に付着することで、パサついた髪にうるおいを与え、髪をつるんと仕上げます。
このようにレヴールゼロは、カチオンに代わる「SI-amino(※)」の開発、配合に成功したため、頭皮への刺激となりうるカチオンを使用しないトリートメントを作ることができた、というわけです。
※SI-amino(エスアイアミノ)とは、「ジメチコン(シリコンの一種)」と「アルキル(c12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCI」という低刺激なリンス剤を組み合わせた成分です。 また、頭皮に塗ることのできるレヴールゼロ「スカルプ」のトリートメントにSI-aminoは使用していません。
この宣伝文句の中で何か気になる事はありませんか?
そもそもカチオン界面活性剤は何十年も昔からリンスやトリートメント剤に配合されている柔軟剤や帯電防止を目的とした原料です。
問題は、吸着性の強さにあるのですが、これついてはこの原料の持つ+イオンの性質上の物であり、それがこれまでに「髪がしなやかになる」とか「広がらない」なんて持てはやされてきたんです。
でも、これまでにもアレルギー報告はある物の、大半の方々が何十年もの間に使ってきたものであるし、使い方次第では大きな問題を起こすこともほとんどありません(原料を素手で触ると大変ですが)
話は戻りますが、今回のノンカチオン界面活性剤のトリートメントの宣伝コピーの中で気になるのは「独自の成分「SI-amino(※)」がキューティクル(髪の表面)に付着することで、パサついた髪にうるおいを与え、髪をつるんと仕上げます」と書かれている事です。
そもそもSI(ケイ素)はシリコンであるためにツルツルするのは当たり前ですが、それを吸着性の高いアルキル(c12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCIと合成すれば残留性が強くなることは間違いありません(ある意味カチオン界面活性剤よりも残留性はあるかも)
但しジメチコンもアルキル(c12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCIもこの二つの原料自体は刺激性(感作性)もほとんどなく安全な物です。
しかし問題は※で書き足された部分です。
※SI-amino(エスアイアミノ)とは、「ジメチコン(シリコンの一種)」と「アルキル(c12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCI」という低刺激なリンス剤を組み合わせた成分です。 また、頭皮に塗ることのできるレヴールゼロ「スカルプ」のトリートメントにSI-aminoは使用していません。
この上の文章の説明では『SI-amino』を配合したトリートメントは頭皮に着けられないと言っているようなものですね。
それは脱毛や薄毛の原因になる可能性が高い原料である事を示唆しているのです。
つまり、カチオン界面活性剤配合のトリートメント剤と同じく、この新製品(ノンカチオン界面活性剤)と謳っている商品もどちらも頭皮には着けられないとメーカーは暗黙の内に伝えているのですが、それは皮肉にもメーカーが自社を守るための苦肉の策なんですね。
それって本当に安全だと思いますか?
この様に、この業界には自社製品を目立たせるために、原料の問題をすり替え、誤魔化したりながら新しいトレンドを生み出したように見せかけますが、それでも結局はコストダウン一辺倒が未だに見合隠れしています。
私は本当に安心して使えるものが、世の中にどれぐらいあるのだろうか?と何時も思いますが、この様に知れば知るほど大手の化粧品メーカーの戦略には残念な思いがします。
消費者の皆さんにはとても難しい事かも知れませんが、よ~く見ると見えてくる矛盾点がわかると思うので、自分の身を守るためにも製品の中身や宣伝コピーを良く見てくださいね。