昨日は先月にめでたく女のお子様を出産されたお客様が「髪を切りたい」とご来店くださいました。
この方も中学生の時からの長~いお付き合いですが、そんなお客様がお母さんになったのを聞くと時の流れを感じます。
予約の時点ではカラーリングを希望されていましたが出産後、間もない事や授乳中と言うこともありヘアカラーを止めてい頂くよう、お話しさせて頂きました。
ヘアカラーが母乳などを通じて赤ちゃんにどのような影響があるのか立証する事は難しい事ですが、世の中で『経皮毒』と言われ皮膚からの吸収による胎児への影響を研究している機関も少なくないことからも、何らかの影響がある事が心配されています(以前はそのような機関とも共同研究しデータを見せて頂いた事もあります)
そのため、私はいつも妊娠中や授乳中のお母さんにはパーマやカラーリングなどの薬品が直接肌に触れる施術を一定の期間、お断りしています。
そのためか、今ではクレールにお越しくださる全てのお客様がその事を理解して下さり、色々とご相談くださいます。
「赤ちゃんを妊娠した時からすでにお母さんなのですよ」といつも私がお話しすると、それを素直に受け入れ、嬉しそうに聞いてくださる方々に「このお母さんの子供に生まれてきて良かったね」と思うことと同時に「母の愛は辛抱」する事なんだな~なんて思います。
でも、それできっと素敵なお母さんになると私は信じています。
時々、カラーリングなどをお断りすると「売り上げ下げてすいません」なんてお気遣いをしてくださいますが、この先ず~と親子共々健康でいて下さることが私にとっても幸せな事なのです。
現代の女性から次世代のお子様までもが、奇病に苦しまないように予防する事のお手伝いが出来れば、私たちのような存在にも意味があるのかな・・・・なんて思います。