クレール美容室の独り言

近年は女性の抜け毛や薄毛が増え続けています。それらの予防にために安全な美容施術やヘアケア商品の開発を行っています。

ただ真っすぐに切るだけなのに?

2019年12月12日 | 美容について
今日は以前ブログに「本物に触れるという事は!」のタイトルで記事を書かせて頂いた時のお母様から、また面白い事を伺いました。
https://blog.goo.ne.jp/creerbs/e/37c22941f7ae1a9a9964509ae4e0ca22 

それは、その後髪の纏まりや損傷が気になり出した娘さんが「ただ真っすぐ切るだけなのに何でこんなに纏まらないんだろう?凄い絡まるし、ボサボサになる。もう二度と他の店には行きたくないと話しています。娘も懲りたようですよ。私は安心しましたけど」と笑っていました。

お母さんは娘さんのカットについて行った時に、担当美容師にも「絶対に梳かないでくださいね」としつこく話したそうですが、美容師にも本当にいいんですか?としつこく確認されたそうです(今どきの美容師は直ぐ髪を剝くと良く年配のお客様が怒ってますけどね)
「カッコよく切ることと、正確に切ることは違うと言う事が娘にもよく分かったみたいですよ」と話してくれました。

そう、ただ真っ直ぐ切るだけなのに、そこにもプロならではの細かい『技』があるのです。

聞けば結局、ドライのスライドカット(毛髪には最もストレスがかかる)で挟みを振り回していた様ですが、それが余計に嫌だったようです。

そう切ると、なぜ損傷するのかを説明させて頂いきましたが、剝くのは簡単な事だけど、そうなると絡まりやすくなり、しかも癖毛の人なら纏まるわけがない。その為ヘアワックスなどを多用して、より髪は水分を失うという負の連鎖が起きてしまうのです。

まあ考え方や技術はそれぞれだから、それを選ぶのはお客様次第だけど、最も不思議な事は自分が纏まりにくいカットをしておきながら、次回の来店日を美容室が指定するという事ですかね?

当店もご新規さんに「次は何時来たらいいですか?」と聞かれたますが、そんなときに「気になったら来てください」と話すと「へっ?」と言われます。

それまで行かれたお店などは「次回は一か月後に」なんて言われたり案内のDMが来るそうですが、そんなの美容室に決められたら嫌じゃないのかな?
しかも、それは店の売り上げ(都合)のためだけのために・・・

そんな理不尽な事がたくさんあるから、美容室を転々と変わらなくてはならなくなるのかな?

私は何時も「鬱陶しくなったら来てください。多分2か月以上は大丈夫と思いますけど」とお伝えしていますが、次回のご来店時に「2か月以上経ってるけど、まだ落ち着いてる。友達にも綺麗やんって言われたけど、気になったのでとりあえず来ました」とご来店下さいます。

そんな普通の事さへ驚かれる毎日ですが、美容室なんて必要な時に来て綺麗にしてもらえたらいいんじゃないかな?って、そう思うのは私だけでしょうかね?

今日のお母様の言葉通り「カッコよく切ることよりも正確に切ること」その差は日々の手入れの楽さに差が出るし、その事で損傷までも変わる。

美容とは本来そう言うものでは無いのでしょうか?











コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 髪を染めると白髪が増える? | トップ | 原点回帰の石川佳純選手の世... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

美容について」カテゴリの最新記事