近頃の食品表示偽装は留まる事がありませんね
それは作り手(会社)の気持ちの中に『どうせ人の物だから』と言う悪徳商法の感覚があり『人の物だからこそ』と言う思いやりが欠けているからでしょうね
ところで、最近は『良いヘアケア商品』を見極める能力って美容師よりも、むしろ消費者の方々のほうが鋭いのでは?と感じる事があります
それには本当に困っている方々が損得抜きに、純粋に自分にとって良い物を捜し求めているからではないでしょうか
その点、商売人は自分にとって都合の良い商品(利益率や知名度)を探しているようにしか思えないときがあります(美容業界でも多々あることです)
残念だけど、それが現実です
私たち美容師は毎日たくさんの方々のシャンプーなどをさせて頂きますが、、その方々の日常の状態を見る事は出来ません
その点、お客様は毎日のように自分でシャンプーなどをするため、どの商品が自分に合うのか?について美容師よりも、よほど正確なデータ収集をしていると思うのです
また、美容師さんはメーカーやディーラーさんにサンプルをもらいますが、その程度の量を試して分かる事なんて、たかが感触や艶などの事でしかなく、計時変化などの詳しい事はわかりません
そのため、私はとにかく色々な商品を買って試してみます
今日も、お客様から「シャンプーを替えてか髪が綺麗になったと友達に良く言われる」と言われました
先日も、ある美容師さんから「セーヌのシャンプーを使われたお客様が再来店したら髪が凄く綺麗で驚きました」また「パーマやカラーリングがしやすくなった」なんて言う喜びの報告が続々と届くようになりました
これは本当に嬉しい事です
そんな事を聞いて『玄人に受ける物』と『素人に受ける物』とでは求める物に、まだまだ温度差があるように思います
幸いにも製造元のニッシン化研さんは「たくさん売る事よりも、本当に良い商品作りを前提にして、それが自然に広がる事を目指します」と言ってくださいます
その結果、その商品に関わる全ての人々に幸せが訪れる事を心から願っています
それこそが、これから時代に求められる事だと思うし、その気持ちに応えてくれるニッシン化研さんや、その商品に賛同してくださる多くのお客様に出会えた事も本当に幸せに思っています
少し乱暴な表現だけど、私はこれからも『玄人受け』よりも『素人受け』を目指した商品開発に労力を惜しまず頑張ろうと思います