先日は長年、通信販売でご購入いただくお客様から、ご注文を頂きましたが、そこにはこのような事が書かれていました。
「いつもお世話になります。今回の注文は職場の方たちの分です。良いとわかってても、人にお勧めするのが苦手なので話してなかったのですが、仕事中アトピーでカサカサ、痒みで辛そうな職場の人に思わず持ってたバームを塗ってあげると、数分で痒みが収まり、肌がテカらず、しっとりしてる事に喜んでもらったんでクレールさんのインスタを見てもらい一先ず私のスキンローションをおすそ分けしたんですよ。
ローションを渡した次の日に「あの化粧水スゴい!」と言われ注文したいとのことで今回の注文させて頂きました」
この度はあなたの親切心が大切なお友達の方々を救う事になったんですね。本当に嬉しく思います。
実は私の商品開発のテーマの一つには「化粧品登録の商品でありながらも医薬品に近い効果のあるものを」と言う商品作りを目指してきました。
それには当店にはアトピー性皮膚炎やアレルギー性の脱毛症の方々がたくさん訪れて下さるからです。
その様な方々の症状の悪化の一つには痒みにより掻く事だったのです。
その為に痒みを軽減し、そして高保湿を実現することを目指してきました。
ここにスイゼンジノリの効果を示した論文があります。
アトピー性皮膚炎の予防と治療に効果のある新物質が見つかった。
これは、福岡県朝倉市の黄金川だけに自生するスイゼンジノリという絶滅危惧種から抽出される「サクラン」という物質。
わずか1gで、6リットルの水を給水し、ゼリー状になる。
2006年に発見された多糖類で、これが高知大学の広田量二助教授らのグループによって
アトピー性皮膚炎に高い抗炎症効果・かゆみ抑制効果などがあることが突き止められた。
マウス実験では、人工的にアトピー性皮膚炎を起こしやすくしたマウスに
「サクラン」を塗布したものと塗布しなかったもので比較した。
その結果、「サクラン」を塗布したマウスは「ひっかき行動」が10分の1以下に激減。
IgE抗体の量もほとんど検出されないレベルに低下したという。
広田教授は実験結果について
「サクランは優れた保湿作用と抗かゆみ作用がある。
皮膚表面の角質層を保護することで肌のかゆみと炎症が抑えられ、
アレルギーの指標となるIge抗体も減少した。」
と分析している。
抗炎症作用は、ステロイド剤に匹敵するとされ、
しかも自然由来のため、副作用がほとんどないという。
研究成果は、近く米国の学術誌で発表され、
有効成分の特定を年内に、臨床試験を3年以内を目標に
さらに研究と実用化にむけて動き出す予定だという。
これらの結果は様々な研究機関で実験され、立証されています。
以前、ラ・ポーデュベベのスキンローションやUVプロテクトローションには純度99.9%のヒアルロン酸を高濃度で配合していましたが。
(実は多くの化粧品メーカーが使うヒアルロン酸は水と防腐剤だらけの物で、純分が99.9%のヒアルロン酸は粉末タイプですが価格が破格なのでほとんど使われない)
しかし、そのヒアルロン酸は高配合すればするほど細胞の水分が奪われ、より乾燥した状態になります。そして高タンパクにより痒みが出ます。
その為、スイゼンジノリに変更したことで劇的に変化しました。
でも私たちのスキンケア商品が痒みが軽減する事や、肌の新陳代謝を高める秘密はその他にもたくさんあります。
何よりもお使い頂いた方々から「本当に綺麗になった」と言われることが、この製品の性能を物語っているのかな?
「開発は人の為に」今もそれだけを考えています。
セーヌやラ・ポーデュベベは限りなく医薬品に近づく事を目指しています。