クレール美容室の独り言

近年は女性の抜け毛や薄毛が増え続けています。それらの予防にために安全な美容施術やヘアケア商品の開発を行っています。

化粧品にも副作用はあります

2019年06月29日 | セーヌ・シリーズ(ヘアケア商品)
昨日も、お客様と「化粧品の副作用」について話しました。

そもそも「化粧品に副作用なんてあるの?」なんて思っている人は多いと思います。

だけど世の中には、水道水に含まれる塩素でさえ重篤なアレルギーを起こす人もいるようで、それほど化学薬品は人によって反応も違います。

医薬品には効果効能もあるけど、その代わりに副作用もあり「副作用のない薬なんてないよ」とドクターにも言われるぐらいです。

では化粧品にはどんな副作用があるか幾つかの例を挙げてみます。

例えばシャンプー剤やトリートメント剤に含まれるシリコーン油(シリコン)や香料や防腐剤などは石油成分から合成して作られるために水に溶けな生分解性の悪さから様々な問題が起こります。

その中でもシリコンは、かつて「激しく傷んだ髪でも奇跡の手触りになる」と重宝がられ『枝毛コート』という製品が生まれ、やがてシャンプー剤やリンス剤などに配合する事となるのです。

しかし、その副作用は水で落ちないため、頭皮に蓄積する事で発毛の妨げになり『女性の脱毛』などの問題が増えました。
すること一気に悪者扱いになり、今度はノンシリコンである事を、わざわざアピールするようになりました。

また、石油成分を化学合成した香料は良い香りを簡単に得られ、防腐剤は何時迄も腐らない、など便利な物として重宝されるようになりました。
でも、その為に皮膚を健康に保つ為に重要な皮膚常在菌の死滅によるバリア層の破壊などが考えられます。

それなのに、なぜか化粧品や洗剤では「良い香り」や「腐らない」物が選ばれます。

食品には香料や防腐剤が避けられ、無添加が選ばれるのに、不思議な事に化粧品は無頓着に選んでしまう人が多いようです。

でも実は意外な事に消化器官で排泄される食べ物の方が、直接肌から吸収される物よりも安全性が高い事も最近ではわかってきました。

だからこそ化粧品に含まれる石油由来原料には化学薬品特有のの副作用がある事も覚えておいて欲しいと思うのです。

私達の開発商品のテーマに『人と環境に優しい』としているのは、髪やお肌の健康を守るためには安全こそが全てだと思っているかです。




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