口臭を防ぐためにはだ液をたくさん出すのも一つの手だと。
で、方法はというと、
①舌を上方に丸めてレロレロレロと左右に動かす。
②舌を下方に丸めて舌の付け根辺りを上方と同じように動かす。
ホントだ。
なみなみでてきた。
「デンプンの分解」の実験では少量でいいのですが、
授業(実験)予告で
「歯を磨いておいてください」に加えて
「だ液を出しておいてください」と
ネタ的には使えるかも
自習課題(になるはずだった)の模型です。
肺や心臓が印刷された色画用紙を切り取って貼り、すずらんテープの動脈・静脈をつけます。
教科書からは右心房等の名称は外れていますが、血液の循環を理解する上で作業は効果があると思います。以前は首から下げるタイプを作っていました。卓上タイプは授業ではやらずに休暇に入りそうなので、来年以降試してみたいと思います。
<圧点>2人組で実施。一人が目をつぶり、もう一人が1本か2本のクリップでつつき、目をつぶった方はとぢらかを当てる。(圧点が多い箇所は分かりやすい。)
<冷点>フィルムケースのふたに針金(アルミ)が指してあって、中には保冷剤。冷えた針金の先端を手のひら等に当てていくと冷たく感じる点(冷点)の分布がわかる。その都度、氷を砕くより簡単!!何度も使えて便利です~。
どちらも教室で十分できるので手軽ですぅぅぅぅぅ~
透明ビニル袋(燃えないゴミ用)2枚を用意して、片方はその辺に生えている草をいれて、両方を暗所(掃除用ロッカー)にいれて一昼夜放置⇒石灰水で確認、というまず失敗しない実験です。
自分はやり慣れて、しかも当り前だと思っている植物の呼吸が、中学1年生では意外な感じがするようです。(光合成で二酸化炭素が吸収されることは知っていても)ただこの実験だと、『昼間は光合成。夜は呼吸』と考察欄に書いた生徒が多く、どうフォローするのが適切なんでしょう・・・?
高校生物では確か、いきなり見かけの光合成速度などを絡めて話が進んでいたと思うのですが、高校生でもしっくりこない生徒たちにとって、「植物が呼吸する」事実が最初からぴんと来ていなかったのかな、と今は思います。さらに呼吸商を求める実験で、KOHの意味を聞かれたってわかるわけないですね・・・。
話が数日前に戻りますが、教科書にはもちろんない光合成に必要な光の波長も(演示ではあります)しました。赤・青・緑の発光ダイオードの光を、抽出された葉緑体入り液にあてて、吸光をみるものです。光を吸収して励起するとなんで赤っぽくなるかは分かりませんが、何か反応している!ということは一目瞭然なので印象は深かったと思います。
光合成には光と葉緑体が必要だよ~をエタノールによる脱色法でなくたたき出しで行ってみました。
たたき出したところ(外側)
片方を塩素系漂白剤に浸したところ
結果
黄色い線がアルミホイルがあった場所です。
この結果なら、完璧でなくとも説明できますよね!(無理に説得)
45分授業で充分でした。
(この結果は、もう一クラスのために壁に掲示しました。)
光合成に関連する実験で、「光合成で二酸化炭素が必要だよ~」を確かめるために、同じ1年の先生はアルコールランプを準備していました。多分、ちゃんとオオカナダモを入れる前に加熱してPHの調整をしていたんだと思います。(ですよね?余分な気体を飛ばすってこと)ついて見ていたわけではありませんが、結果が速くでていたような気がします。
余談ですが、今年は1年生を2人で担当しています。1年のメインがもう一人のベテランの先生です。とても熱心でこだわりがある方なのです。ゆえにかも知れませんが、あまり私に対して要求?がありません。(必須の実験や進度等)教材の共有等もない状態です。また、私が授業準備・片付け等の面で生徒に「過保護」(どちらかというと)に対して、生徒に最初から最後までやらせているようです。そのため、私の担当クラスが遅れることはありません。質問をすれば安全面や学習効果面の視点から色々なアドバイスをいただけるのでありがたいのですが、今の状態で担当クラスはいいのか不安になることはあります。(といっても、一人で全部持っていたらいたで、さらに心配なんですけどネ・・・)このあたりが、「経験」がカバーするものなんだろうなぁと何となくは思いました。
Aは昨年、光を当てる時間が短すぎて失敗。今年は2時間に分けて授業前に充分光合成をさせ、BTB溶液が黄色⇒青色に変化しました。単純に石灰水で二酸化炭素の有無を調べるよりこちらの方が好きです。初めて見るBTB溶液の色の変化に生徒が喜ぶのと、「ブロモチモールブルー」と略さない名前を一生懸命覚える姿がかわいいという、どーでもいい理由からですが・・・。(教科書は石灰水がメインなのでもちろん後で説明はします。)でも、本来、BTBは二酸化炭素の有無を調べるものではないので石灰水の方がいいのでしょうか・・・?
Bは失敗しました。湯煎したエタノールに浸して脱色してからヨウ素液に浸す方法をとりました。敗因は、
①アイビーは硬い
②脱色の時間が短い。
③エタノールが充分の温度になっていない。
④何といっても予備実験をしていない。
ということで、2つ改定前の教科書に載っていた、たたき出し方でやってみたいと思います。ろ紙にたたき出す⇒輪郭を鉛筆でなぞる⇒漂白剤に浸す⇒熱湯に浸す⇒ヨウ素液に浸す。という方法です。
メリットは
①葉が硬くても大丈夫
②中1のこの段階では薬品取り扱いの指導が充分でない。
気をつけることは
①漂白剤は塩素系(酸素系で失敗した記憶がある)
②輪郭は必ず鉛筆で!
③たたくのがうるさくて苦情がくる。
どちらにしても、週明け、予備実験をします。
教科書でもFigで扱っているだけなのでムキになることはないのですが、やるなら効率よく成功するようにしたいです。
材料はペーパーフラワーのものです。
ちゃんとめしべやおしべ、がくもあり、中心から作っていきます。花弁やがくの形など、よく観察しないとペーパーをカットできないので注意して観察するようです。
写真は、出来上がったものをクラス毎にまとめて一個体としたものです。(ついでにつぼみや果実もつけてみました)
共学クラスでは初めての試みだったので心配でしたが、45分短縮授業でも充分できました