日々のできごと。生物準備室より

理科教育、生物教育に関して考えたことをぼちぼち更新。たまに授業実践報告をします。

思い込み。

2006-01-20 21:22:06 | 中学理科1分野(化学)
K教諭が演示用に教室に持っていったもの。


集気びん
すりガラス
マグネシウムリボン
実験用気体(二酸化炭素)


どんな実験なのかお聞きすると、
「二酸化炭素の中で、マグネシウムを燃やすと、マグネシウムが二酸化炭素の酸素を奪って燃焼し、残った炭素が集気びんにへばりつく」というもの。

なるほど・・・。

でも、何かしっくりこない。

 同じように集気びんのなかで何かを燃焼させて、二酸化炭素がいっぱいになった時に、火のついた線香を入れると即座に消える、そのイメージが強いからだろうか?
 でも、それは二酸化炭素が炎を消したのではなく、単に燃焼に必要な酸素が不足しただけだよな・・・。


 ちなみに、原子どうしの結びつきの強さには種類によって差がある、ということを理解できる中学生は少ないそうです。

灯台下暗し

2006-01-20 21:09:15 | その他
とっくに勤務は始まっていました。

1年生は音の分野に入り、導入として、いろいろな音で遊んでました。

最近の子供って、糸電話を知らない子が多いのね・・・。


『真空では音が伝わらない』を確かめるための真空ポンプを、T教諭と探すがなかなか見つからない。倉庫の奥の方まで探すが、おかしい、分からない。むき出しでおいたはずなのに・・・・。

はっと気づけば入り口付近の棚に、箱に入った真空ポンプを発見。箱側面には大きく「真空ポンプ」と書いてあるにもかかわらず・・・。

ははっ・・・。

同じ日、K教諭は、硫黄が入ったフィルムケースが見つからないので、わざわざ新たに小分けして入れてくれました。硫黄のフィルムケースは箱の一番上に出されていたのですが・・・。

入り口とか一番上って見つけにくい??


そういえ高校生の頃、後ろの方の席だとよく、「○○~!起きろ~!!」と注意されたが、一番前の時はあまり怒られなかったなぁ・・・。

関係ないか・・・。