家には鍋やコンロもありますが、この2つをセレクトしました。
1、コーヒーメーカー70~75℃
2、(旧型)調乳ポット50~60℃
この中に直接卵をいれ、20分間放置。
<結果>
手前がコーヒーメーカー、奥が調乳ポット
ぱっと見は似たような電化製品でも結果はまったく違いました。
10度の差は大きいものです。
ちょっと固めの温泉卵でしたが、
ガーゼで底面に触れないようにしたり、
卵を室温に戻してから温めればもう少しおいしくできそうです。
ちなみに
調乳ポットが『旧型』になったのには訳があります。
長男がミルクを飲んでいた5年前は、
50℃~60℃の湯でミルクを溶かすのが普通でした。(病院で指導されました)
でも、今年からお役所からのお達しが変わり、
70℃以上になったそうです。
変性しないの??すぐ疑問になりましたが、
当然、粉ミルクも改良?されていて大丈夫だそうです。
明治乳業のおねーさんの話だと、
70℃は『殺菌』効果のためだといいます。
でも、5年前と違い、直接授乳する場合は乳頭の殺菌をしないことが多いそうです。
(病院の指導では)
つまり、あまり神経質になるな、ということですかね・・・?
実母の要望に答え、温泉卵を自宅で作ろうと決意しました。 検索するといろいろレシピがあるのですが、まずは
本当に、黄身と白身では固まる温度が違うのか?
を確かめました。
<白身>
45℃をすぎると、透明の中に白い塊ができはじめる。完全に固まるのは70℃を過ぎてから。
<黄身>
60℃を過ぎても見た目は大きく変わらないが、70℃を越さなくても固まる。(ザルは温度が上がり過ぎるときに引き上げるため)
卵の黄身も白身も、どう見ても純物質ではないので『~℃で凝固』とはいえませんが、黄身の方がすべてが固まるのが早いようです。タンパク質の変性は成分によって異なるからかな~と何となく検索しましたが、よく分かりませんでした。(深追いしませんでした)
生徒・児童への演示は不適切な感じです。白身のほうが見た目の変化が低い温度で始まったので。