日々のできごと。生物準備室より

理科教育、生物教育に関して考えたことをぼちぼち更新。たまに授業実践報告をします。

ホットケーキとパンが膨らむ理由

2009-01-18 14:10:44 | 中学理科2分野(生物)
炭酸水素ナトリウムの熱分解でのネタ。
ホットケーキが膨らむのは、
ホットケーキに入れる重層の主成分、炭酸水素ナトリウムが、
加熱することによって二酸化炭素を発生、生地が膨らむというもの。

決まってパンを作る過程も説明します。
重層ではなくイースト菌をいれ、
イーストがすきな温度にしてあげて、呼吸させた結果、二酸化炭素が発生して生地が膨らむ、
だから、菌が死んでしまうぐらい加熱してはだめなのよ、と。

でも、パンは作ったことありませんでした。

ちなみに、
よく考える生徒からは
「生地の中に呼吸用の酸素があるの?」と質問が出ますが、
その場合は嫌気呼吸の話もします。

何事も試すことが肝心。

たまごがちょうど切れていたので、
卵黄の代わりに娘が食べ残したヨーグルトも入れてみました。
蜂蜜ヨーグルトパン、息子には好評です!!