日本の夏の風物詩といえば、浴衣に花火、そして「盆踊り」ではないでしょうかお盆の時期になると日本各地で様々な「盆踊り」が開催されます。「盆踊り」とはお盆の時期に大人数で集まり、歌や音頭に合わせて踊りを踊ることで、歴史をたどれば、約700年前に時宗の開祖・一遍上人が広めた念仏踊りと先祖供養が結びついたのが始まりだそうです。また学者によりますと、「夏の祭りはみな、厄除け、邪霊送りの意義がある」ともいわれています。精霊や悪霊のご機嫌を伺って一緒に歌って、踊って、おもてなしをしてからお帰り頂く、・・・成程先人の知恵がみられます。これが「盆踊り」の本位とすれば、できるだけ賑やかに激しい動きで邪気を払う踊りがわかりますね。今、大きな邪気が日本全国を覆っています。この邪気払いをご機嫌を伺いつつ一日も早く退散させるよう我々一人ひとりが心がけて頑張りましょう。 富山・八尾の風の盆は風情があり私は大好きです。