今日で8月も終わり秋の気配を感じる時期にはいりました。通年でしたら楽しかった夏の日の思い出が残るでしょうが、新コロナ禍で今年の夏も終わろうとしています。
私も例年田舎で涼しい夏を自然の中でのんびり過ごしていましたが、いつも帰りには、吾亦紅を採取してきました。そして「トリカブト」の美しい🌸にも接し、夏の終わりを感じていました。日本三大毒草の一つとされ、古代日本より和歌にも詠われ、江戸時代の「四谷怪談」に出てくるお岩さんが、「トリカブト」を飲んで呪いに出てきたり、狂言「附子（ブス、ぶし）の太郎冠者、二郎冠者、の話や、富士山は昔「不二」または「不死」と呼ばれ「トリカブト」が沢山生息していて、「附子」から「ふじ」に転じた説もあります。
現代になっても「トリカブト殺人事件」が世間を騒がせました。有名なのは三浦和義の「ロス疑惑事件」でしたね。
{/face2_shock_s/綺麗な花には毒があるとはよく言ったものですね。私は晩夏の頃になりますと、美しくも悲しい🌸、「トリカブト」と自然で素朴な「吾亦紅」の花が懐かしい思い出として心に残っております。
