般若心経写経
今日は「お盆」の中日であり、先祖への供養もかねて「般若心経」を写経いたしました。「般若心経」は日本では宗派にとらわれず、多くの人々に親しまれて仏教の神髄をわずか262文字に凝縮したお経で、「写経」としても人気があります。我が「古典の会」でも毎週講座の始まる前に「写経」をしておりますが、8月は夏休みとなり休講しておりますので、私、個人で「写経」をいたしました。始まる前に、机の上を綺麗に整頓し、身なりを整え、心を落ち着かせ、書きはじめます。写経やお経を唱えることは、いにしえの仏様の説法を現代の世に再生することです。仏教の言葉では「十法行」といい、先祖の供養と並び、お経への関わり方として挙げられています。今の世の中はコロナ禍や、ウクライナ侵攻など暗いニュースが続く中だからこそ、世界の平和を願い、家族の安寧を祈願し、私89歳の健康を併せて写経を行いました。摩訶般若心境・・・