現代もSNSを通じて面白い小説や漫画がシエアされることが多いですが、1000年以上前の平安時代にもとんでる「オタク女子」がおりました・・・当時評判の「源氏物語」を全巻読みたくて自分と同じ背丈くらいの仏像を手彫りし願いを遂げようとした女性、元祖オタク女子こと、菅原孝標女(たかすえのむすめ)、が書いた「更科日記」に書いておりました。彼女はあの菅原道真の子孫にあたり、少女時代から物語を読むのが好きな少女で、父の仕事で上京することになり、田舎娘が憧れの都に住むようになり、当時評判の「源氏物語」全巻を完読したい願望が強く、読みたい!読みたいの「オタク女子」で通し、日記に書きだしていました。その願いが叶い、全巻を読んだそうです。素晴らし彼女ですね。「更科日記」にも書いておりますが、「オタク女子」の元祖には違いありませんね。