上皇后美智子さま90歳誕生日 天皇皇后両陛下や愛子さまらがお祝いのため仙洞御所を訪問|TBS NEWS DIG
90歳になられた上皇后様の歌集が1968年(昭和43年)から2018年(平成30年)まで半世紀にわたり、私的に詠まれた未発表の短歌466首が収められた歌集「ゆうすげ」がこの度刊行されることになりました。歌を心の友として生きてきた上皇后さまの一人の女性としての情感あふれる素晴らしい歌集が掲載されております。そのいくつかをご紹介いたします。
〇「夕すげ」三日(みか)の旅終へて還らす君を待つ庭の夕すげ傾(かし)ぐを見つつ
〇「東日本大震災に際しての歌」 帰り得ぬ故郷を待つ人らありて何もて復興と云ふやを知らず
〇「生命」 枝枝に生命満つるか固き芽の春待つかたちみな空に向く
皇室の和歌の相談役・歌人の永田和宏さんは「繊細で豊かな感性があり伸びやかな歌、日々の出来事や家族などへの様々な思いを詠まれている上皇后さまを始め皇室の方々を私たちと身近な存在と感じてほしい」と語っております。素晴らしい上皇后さまの歌には感動いたしました。
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