多額の資金を出して購入した高級ホイールは、ちゃんとメンテナンスして長く愛用したいものですよね!
この度、ベアリング部を損傷されたカンパBORAの修理依頼を頂き、ハブの玉受けまで交換させて頂きました。なお、旧型タイプだったためリアのドライブサイド以外全てのスポークを外さなければならなかったので、この際フルメンテにして、全てを組み直すこととさせて頂きました。
作業に2日間要しましたが、ハブの回り具合も復活し、またカンパのマニュアル値通りの適正なスポークテンションで組み直すことができ、正直ほっとしました。あとは、このホイールを使われたレースでいい結果が出ることを祈っています!
ちなみに、二番目の写真はニップルとリムの間に挟む補強板(nut supporting plate)が外れてしまった場合の対処法です。スポークが折れた時にも補強板がニップルとともに外れてリムの中で転がっていることがありますが、補強版を無くすとスポークテンションが上げられないので絶対に無くさないようにしましょう!
作業方法は、もう1本用意したスポークの方に板とニップルを取り付け、これをスポークレンチを使ってリム内部で抑えつつ実際のスポークに付け替えることで、補強版が外れても簡単にスポーク交換ができます。
あと、BORAの話題のついでといっては何ですが、2012年モデルとしてBORAの新型「ULTRA80」が発売されるようです。ハイトの高いホイールがここのところ各社から発売されていますが、いよいよBORAにも登場することになった模様です!
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