「220-年齢=最大心拍数」という最大心拍数の計算方法が一般的なようですが、ロードバイクに乗り始めて2シーズン、この公式が全く当てはまらなくなっているのです。
この公式に当てはめると私の最大心拍数は164bpmということになりますが、きつい登りや向かい風区間でもがくと心拍数は楽に170bpmを上回ってしまいます。心拍数164bpmは登りで少し頑張れば出てしまう数字なのです。
ジムのエアロバイクでは184bpmを記録していますので、自分の中ではこれが自分の最大数だと考えるようにしています。この数値から逆算すると私の年齢は36歳ということになってしまいます。
今年は6月の富良野アースライドの時は最大心拍数178bpmでバーンアウトしてしまいましたが、8月のサマーツーリングの時は序盤で182bpmを記録しながら90km近い距離を完走。8月末のチャレンジライドでは120kmの平均心拍数が144bpmを記録。
ロードバイクは楽に走ろうと思えばいくらでも楽に走ることができますが、そこそこの距離をそこそこの速度で走ろうと思えば心拍数を上げざるを得ないというのが実情です。
そして、100kmを越えるようなロングライドである程度の峠なども越えなければならないとすれば、最大心拍数の90%越えにも耐えられるようにならなければなりません。
最大心拍数の90%というと、筋肉に必要なだけの酸素を供給できない無酸素運動という状態になるといわれていますが、実際には呼吸を続けていられる限り、疲労物質である乳酸がたまり筋肉疲労は起きますが、すぐに走れなくなることはありません。
ロードバイクで長距離を走るようになると、この無酸素運動領域をどれだけ耐えられるかが大きな問題になって来るのです。実際に春には178bpmでバーンアウトしていた私が夏には182bpmを記録しながら走り続けることができ、120km6時間越えのロングライドの平均心拍数が140代を記録できるまでになっているのですから。
今年のライドイベントの最後になる洞爺湖一周では、シーズンオフを理由に登りのキツイ上級者コースを避けたものの、壮瞥町から洞爺水の駅までのラスト15kmでエンジンがかかってしまい、強烈な向かい風の中を平均速度30km/h越えで激走。心拍数は170bpmを越え、最大心拍数は178bpmを記録。それでも上級者には千切られてしまいましたが、比較的平坦基調だった為、羊蹄山の時よりは前目でゴールすることができました。
ひとりだとこんな走りは到底できませんが、仲間と競い合う形になるとアドレナリン効果かかなりハードに自分を追い込むことができるようです。平均心拍170bpmで30分間もがくことができたことは新たな自信に繋がると思いますし、今後の坂トレでももう少し負荷をかけた走りができそうな気がしています。
とはいえ、そろそろ初雪の便りも届きそうな北国では後何日ロードバイクに乗れるか分りませんが、来シーズンに向けたヒントが得られたような気がしています。
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