dai の weblog 趣味日記

私のアキバ系趣味日記
(引っ越して来ました)

3Dプリンター idbox!(その2)とフィラメントドライヤーFIXDRY

2024年12月23日 | デジタル・インターネット
前回の続き



写真は左から、1回目、真ん中やり直し。途中でフィラメントが出なくなったものです。
そして、一番右がコントロール基盤を交換して出力したもの。なんとか出力する事が出来ました。
ただ、別の物を出力しようとすると、積層ずれが起こる事があり、まだまだ調整の必要がある模様です。

  

何にせよ、長い事ほったらかしだったこの3Dプリンタ、やっと使うことができます。

 

ところで、長期(といっても2年くらい)置いていたフィラメントが折れるのは困りものなので、フィラメントドライヤーも
購入。さすがに折れまくるフィラメントの復活は駄目でしたので(安価な粗悪品だった様で)、効果の程は定かではありませ
んが使ってみたいと思います。



3Dプリンターと接続するとこんな感じ。中にローラーが付いており、1kgのフィラメントがリールごと入ります。
ただ、フィラメントを引き出すのに多少トルクが必要。これは少し気になります。
で、写真は我慢できずに購入してしまったAdventure3。少し古いですがさすがに良いですね。これについては後日。

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3Dプリンター idbox!(その1)

2024年12月21日 | デジタル・インターネット
先日、秋葉原俳諧していると、マルツにて手ごろな値段になったラズパイ5を発見。ラズパイ4入手直後だったので、急に必要な
訳でもないのですが、そこは昔からある秋葉原の法則。見つけたら即ゲットです。(次に来たときは無いことが多い。)
ふと一緒に周辺機器を見ると、M2 SSDをストレージとして使えるHAT(Raspberry Pi の機能を拡張するアドオンモジュールの一つ)
が安価なのを発見。同時にケース、冷却ファン、電源と購入したのでした。
このHAT、取り付けるとサイズが大きくなり、純正ケースに収まりません。(動作しない時を想定して純正ケースは購入しましたが)
メーカーのHPを見るとこのHATを取り付けた時の3DプリンターのSTLデータが公開されていますので、出力してみようと思い立ち
ました。
で、ここからが今回の本題。3Dプリンターの話です。私は以前ディアゴスティーニから出ていた”週刊マイ3Dプリンター"を定期
購読して、(idbox!)組み立てたのは良いもののうまく動作せず、とりあえず安い入門用プリンター(Easythreed Nano)を使っています。



ところがこのプリンター、使い勝手は悪くないのですが出力速度が大変遅く、ちょっとしたものを出力しようとしても数時間掛かり、
なんか作って運用するというレベルには程遠く、このラズパイケースを出力しようとすると、2~3日掛かってしまいます。それでも
なんとかやってみようとしてみたのですが、途中でフィラメントが折れまくり、とてもまともに動作しません。(安いフィラメントは
やっぱり駄目ですね。この為にフィラメントドライヤーやフィラメントコネクタを買ってみましたが改善せず(この話は後日))
で、ほったらかしになっていたidboxを引っ張り出して来て、何とかしてみようと試みました。(5年かかってるなぁ。)

  

このidbox!、組み立ててPCに接続まではうまくいくものの、印刷ヘッドの動作がおかしい。X、Y軸は端にいくたびガタガタ音がするし、
Y軸に至っては全く動作しません。以前コミュニティで質問したものの解決に至らなかったものです。色々情報を集めて、まずはY軸の
リミットスイッチにM3のワッシャを2枚噛ませてみます。(どうもセンサーがスイッチに届いていないらしい。)
次に、X軸、Y軸の平行を調整します。端に行くとガタガタ当たるのは平行になっていないからだというのは理解できますので。
ただ、この機械、筐体のねじを止めているねじを締めたり、スライダーを調整しのイモネジを締めなおすとかをするとまた別の部分で
支障が生じます。(このあたりが、運用をあきらめてしまった原因です。)

 

なんとか安定してきた(1週間掛かりました)ので、今度はZ軸です。これは相変わらず全く動作しないのでZ軸の駆動廻りを外して再度
調整してみましたが動作せず。今度はモーター基盤を疑ってみます。とりあえずエクストルーダーのチェックまで至っていないので、コ
ントロール基盤を交換してみると、あっさり動作。モーター制御基板が初期不良だった模様。クレームをつけるには時間が経ちすぎてい
ます。これはAmazonで同等品を発見したので、とりあえず発注しました。

 

このパーツ、中華製でいつ来るかわからないので、その間ちょっと遊んでみます。モーター基盤の可変抵抗を少し回すと供給電流が上がり
動作する可能性があるらしいので、少しだけ調整。エクストルーダーを動作させてみるとなんか動いてる模様です。試しに出力してみまし
ょう。

 

残念なけっかとなりました。ただ、フィラメントの押し出し不良だけではこんなに積層がずれるとは思えない。まだ調整が必要な模様です。
まあ、結構勉強になった上に、全く動作しなかったidboxが動くようになったんだから良いかも。(結構経費掛かってます。使わないともっ
たいない)

で、積層ずれの修正です。今度はベルト張り直してみます。あと、リミットセンサーが若干斜めになっている様な気がしたので調整。当然
又X軸、Y軸の調整で試行錯誤の繰り返しです。
もう1回やってみます。今度はフィラメントを良いものにして、実験してみます。
印刷開始。上手く行ってます。ところが途中でフィラメントが出なくなり、半分しか作成せず。後日もう1回チャレンジしてみましたが、
これもあと少しで完成という所でフィラメントが出なくなりました。XY軸の調整は上手く行った模様。まあ、モーター制御基板が不良
だとわかっているので、仕方ありません。
約半月後、モーター基盤が届いたので、早速実験。これで駄目なら今度はエクストルーダー廻り、ヘッド周りの調整です。
結果。きちんとプリントアウト終了。初めての完全動作です。これでバリバリ運用と思いきや、制御基板到着まで待ちきれず他の3Dプリ
ンターの中古品を安価でを購入してしまいました。さて、どう使うか思案中です。
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PC-8801MHメンテナンス

2024年10月08日 | デジタル・インターネット
この度、PC-8801MHをオークションで落札。現在他に8801はSR2台、MH1台所有しているのですが、
1、今のうちにどうしても2HD版のソフトウェアを整備しておきたい。(元々所有のMHはFDエミュレータ専用で使用している。)
2、使っていないPC-8801-24(FH、MH用サウンドボードⅡ)がもったいない。(贅沢な悩みです。)
という理由で今回の落札となりました。



とりあえず、バックアップ電池だけは除去。清掃して動作を確認しました。
昔のFD(白箱、安価品がほとんど)で読めないものもあるのですが上々の機体です。サウンドボードⅡの再生もOK。
FDDに関しては、2HD機(昔の私のメインマシンはMR)はFDの品質に非常に左右されます。面白いことに2HDドライブで読め
なくても、2Dドライブや、98のドライブで読めるなんてことは日常茶飯事です。読み取りに関してシビアな設定なのかどうか
は不明ですが。
2~3日そのままで運用し、問題なく使えるという確認も出来ましたので、メンテナンスを行います。必要なコンデンサを調達。

 

まずはメインボードのコンデンサ交換です。電解コンデンサは8個。問題なく交換するはずが、まさかの大苦戦。コンデンサが
抜けず、四苦八苦しながら取り除くと2か所裏側のパターンを持っていかれてしまいました。何とかホールにハンダを流し込み、
表側からもハンダ盛り実施。これで良いのか?。

 

なんとか交換。これで正常動作するのか非常に気になるところです。次に拡張スロットのコンデンサ1個も交換しておきます。
外したコンデンサ、漏れもなく無理して交換しなくても良かったのかとも思いましたが、まあ、しょうがない。

  

次に電源です。電源修理は失敗時のリスクが大きく、非常に敷居の高い作業となるのですが、電源こそメンテナスしていないと
故障する確率が高いので実施しておきます。
ただ、この電源、多層基板でもなく、裏側のパターンも広いのでコンデンサ交換作業は非常に楽です。サクサク作業できます。
ただ、取り付け時に違うものを取り付けたり、極性を間違えないように細心の注意を払います。
すべてのコンデンサを準備したつもりが1個だけ漏れていました。なんとか1個だけ同一容量のものを発見。これで良いのか?。

 

キーボードのコンデンサも交換。この2つは両極性(BP)のコンデンサが必要です。ところが片方は大きいものしかもっていま
せん。横にして取り付けました。組み上げたとき少し浮いているような気もしますが。許容範囲なのでOKとします。
余談ですがこのキーボードは昔友人が88FEを処分するときもらったもの。TYPE-Cです。動作は良好。
作業終了。ただサウンドボードⅡはメンテから外しました。電解コンデンサもまだ元気そうですし、高額で入手したボードです
ので、作業するにはかなり勇気が要ります。



設置して電源ON。ソフトを起動して確認します。読み込みエラー発生。壊したかという怖い想像が頭をよぎりましたが、再度FDD
廻りの接続をやり直し。再度チャレンジ。起動OKです。作業時コンデンサ取り外しミスもありましたが、とりあえずは無事に動いて
います。FM音源の再生も問題なし、少しほっとしました。(ソフトがこれなのはご勘弁。マスターディスク何処にしまったんだろう。)
無事動作するようになりましたので、少しづつソフトの整備をやっていこうと思います。
尚、私の一番最初の8801はMRでした。どうしてもこれを選択したかったのには理由があります。88の2HD版のソフトはそん
なに多くないのですが、MR購入と同時入手したP1(デービーソフト)2HD版が非常に使えるソフトで、コンバートは必要ですが
MS-DOS文書との相互交換が出来ます。私はこれが理由でMxシリーズを選択しました。自分の周りの人間に9801ユーザーが多
かったにも関わらず文書入力については支障をあまり感じませんでした。
あと、JETターミナル(通信ソフト)を2HDにコンバートして使ってましたが、日本語入力が使いやすい上にMS-DOS文書が
直接読めるので非常に重宝しました。(遅いですが)

というわけで8801,まだまだ遊べそうですね。末永く使って行きたい。

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X68000 Compact にHxCを取り付ける

2024年08月31日 | デジタル・インターネット
Compactのメンテナンスも一段落した(本当はソフトの動作が不安定になったり、色々あるんですが)ので、
前々からやっておきたかったHxC FddエミュレータをCompactに取り付けようと試みました。



問題はこの40ピンハーフピッチの外部FDDコネクタ。なんでこんなマイナーなインターフェースを採用したのか
今でも理解に苦しみます。このコネクタは以前オークションにて入手、そのままほったらかしになっていた物です。
HxCに34芯のフラットを取り付け、こんなケーブルを経由して本体に取り付けてしまおうと試みました。
結果、残念ながら失敗。何度やってもきちんと認識せず、マシンが固まってしまい、動作しない状態に。
やはり、このはんだ付けは私にとっては私には無理だった模様。あきらめてしばらくほったらかしにしていたので
すが、オークションで自作ケーブルを作成している方がいらっしゃって、思い切って購入してみました。

   

届いたので早速取付。あっさり認識です。今までの私の苦労はなんだったのでしょう。早く購入しておけば良
かった。おまけにUSBから5Vの電源がとれます。別に電源を準備しなくて良いので大変便利です。
このケーブル、作成した方はFDDが完全に壊れていた模様で、FDD挿入及びFDDONのスイッチを別に取り付けて
あります。X68のFDDイジェクト信号を手動で実現しようとするもの。これはこれで便利です。
ただ、本体後部のINTERNAL FDD NO.のスイッチを3.4に変更しないと安定しませんでした。これはこれで
運用レベルですので、特に問題なし。

   

取り付けて動作させてみます。HDDからのHxCのアクセス、ブート共に上々です。
このCompact、ここまでの環境を整えるのは大変でした。次はソフトの環境整備、また色々面倒あるんでしょ
うね。まあ、それも楽しみの一つです。
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X68000XVIに変換番長V4を取り付けてみる

2024年07月22日 | デジタル・インターネット
さて、XVIです。なんだか少し不調のまま運用していたのですが、今回変換番長V4を入手しましたので取り付けてみます。
その前に少し現環境を改善したいと思い、思い切ってATX電源を交換してみようと考えました。
使用したのは新品の650W(玄人志向)です。私のXVIは電源をATX電源にして運用してますが、今までが余った中古の電源
を使っていました。新品を使うのは少しもったいない気もしますが、思い切って交換。(電源容量が大きいとマシンに影響が出
るかもしれないと少し不安でしたが。
結果、動作が安定しました。今まで24mhzに切り替えると不調の嵐だったものがほぼなくなり、普通に運用出来ています。

  

次に変換番長V4。CFをexfatで扱えるので、変換番長PROの使っているうちにだんだん遅くなるという不具合が解消されています。
取り付けてイメージファイルを準備、動作確認です。
こちらも問題なく動作しています。イメージファイルを使えるのでバックアップが非常に楽です。(分解の手間はありますが。)
一つだけ問題があるとすると、XVI本体のアクセスLEDが逆になってしまった事。(アクセス無いとき点灯、アクセスあると消灯)
これはとりあえずそのままにして、また考えます。

 

次に前の環境では不調だからと外していたXPC-4を取り付けます。(やっぱり画面下が表示されないのは非常に不便。)
ここで取り付けてみましたがうまく動作しません。色々やってオールリセットを掛けてようやく画面が表示されました。
(取り付け時に後ろのケーブルを引っ張ってしまい、動作が不安定に。何度かやりなおしてようやく復帰。時間が掛かりました。)
ここで気が付いたのは前回の接続時、設定を思い切り間違えて使っていた事。XPC-4は高機能ですが、設定は非常に面倒です。
(余談ですがこのXPC-4は現在、私が購入した頃の倍ぐらいの値段になっているのはびっくりしました。)

   

これでようやくメインマシンのXVIがある程度安定して使えるようになりました。次はすこしづつソフトの環境を
整備していきたいと思います。
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X68000Compact 再メンテナンス(FDD編)

2024年07月01日 | デジタル・インターネット
変換番長での動作も改善し、なんとか使用できるようになったこのCompactですが、肝心の残りの懸案事項をなんとかしなければなりません。
それは、
1、FDDドライブ(特に0ドライブ)の動作が変。起動時に認識しない事が多々ある。
2、PCMの音声がかなり小さい。音声出力も片方しか音が出ない。
いつまでも同じ状態でというわけにもいかず、やっとHDDの動作も安定しつつあるので、今回思い切って一件づつ実施してみることにしまし
た。まずはFDDから。
X68000Compactはその分解方法が独特で、なんどやっても慣れません。底面のねじ1本外せば分解出来る機構にはなっているものの、メイン
ボードにアクセスできるようになるまで分解するにはかなり骨が折れます。

  

まずはFDDを取り外し、コントロール基盤を取り外します。フィルムコネクタ含め7か所で留まっているので、外すには細心の注意を払います。
なんとか外せたのですが、ここで問題発生。この基盤には6.3V47uf×1個、10V10uf×3個のアルミ電解コンデンサが寝かした状態で取り付けられ
ているのですが、10μfの3個は普通の5mm(5φ)サイズでは組み立てたときにシャシに干渉する為、取り付けできません。まずは径が4mm
サイズの小型のコンデンサを発見したので、発注。岩崎氏の修理マニュアルによると、積層セラコンでも代用可能らしいという事なので合わせ
て発注。発注後、自分の在庫コンデンサを調べてみると3mm径の16V10μfを6個持っていました。分解した手前、そのまま放置したくないの
でこれを使ってみます。

  

コンデンサ交換作業。+ーを間違えないように念入りにハンダ付け、(相変わらず下手なハンダ付)FDDの組み立てと作業。組み立てるのに大
変な労力を要したため、これ以降の作業を断念し、一旦マシンを組み立てて動作を確認します。



動作はしましたが、組み立て時にあれだけ注意したのにも関わらず0,1ドライブが逆。再度分解の羽目となりました。
再度確認。ドライブはきちんと認識されています。問題は挿入センサーの動作が微妙。マウントされてもすぐアンマウントされるという動作を繰
り返します。毎回この不具合が出るわけでもないので、この対応は保留としておきます。

   

次にPCMの問題です。このCompact、数年前に作業をしていただける方に依頼してコンデンサ交換作業を実施してもらったもの、その時PCMサブ
基盤(メイン基盤に張り付けられているPCMの対策基盤)上のコンデンサ(0.47μF)を交換したらきちんとPCMが鳴るようになったという状
況を記憶していたので、ダメ元でこのコンデンサを再度交換してみようと考えました。他にもおかしそうな所があれば交換してみようと考えました。
(さすがに全交換は無理ですが)
翌日、少し時間があったので再度挑戦。分解にもだいぶ慣れてきましたが、油断しないように作業。
メインボード取り外し、状況を確認するとPCMサブ基盤上のコンデンサは取れかかっていました。おそらくこれが原因。交換後他のコンデンサを確認。
目視やちょっと触れてみて他は特に問題ないだろうと思われましたので、再度組み上げてみます。

 

組み立てて動作確認。作業前までのような聞き取りづらい音量では無く、きちんと鳴るようになりました。音声片チャンネルしか出力しない件も無事
直った模様です。
FDDに関してはセンサースイッチを何度か入切してみましたが、あまり変わらず。ただ、以前のように認識されずFDDが取り出せないないという事は
なくなりましたのでとりあえず良しとします。

   

何度か起動してみましたが、たまに起動HDD以外のHDDを認識しない事がありますが、これはおそらくHDDが原因かな。後日調査ですね。



何にせよ、長年のCompactの不具合は解消されました。また長く使っていきたいですね。
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変換番長PROの動作改善

2024年06月21日 | デジタル・インターネット
オールドPCを複数台運用すると、どうしてもまずストレージの問題にぶつかります。
当時運用していたHDDはSCSI(今回はSASIは除外)接続で、どうしても昔運用していたものを使用する必要があります。
しかし、HDDは部品の中でも最も壊れやすい部品の一つで、かくいう私の手元にも現在動作するSCSIのHDDは2台しか
ありません。他は壊れて動かなくなってしまいました。
で、CF等のフラッシュメモリを使用するハードの導入は必須。私もSCSIカードリーダーか変換番長というハードを導入
して使っています。
私は初代変換番長2台、PRO2台を所有して使用していますが、1台のPROだけどうしても遅すぎて運用に適さず、非常
に困っておりました。



この変換番長PRO、もう1台のPROと比較して異常に遅く、ドライブコピーを行うと1日経っても終了しない(使えている
PROは数十分で終了する)というような状況で、あれやこれややってみたんですが改善せず、ハードが壊れているんじゃな
いかと運用をあきらめていたものです。
変換番長PROというハード、CF内にイメージファイルをコピーして運用するものなのですが、イメージファイル内のファイ
ル数が多くなると少しづつ遅くなる。これを回避するためにできるだけ大きなクラスタサイズで’CFをフォーマットすれば
良いという情報は聞いていたのですが、もう片方のPROが普通に動いているので、これが原因ではなかろうと思っていまし
た。
この度、変換番長V4というハードが新規発表されたので、さっそく発注。発注後公式HPを見ていて、この遅いPROについ
ても質問してみようと思い、状況をメールしてみました。
返答がすぐあり、(本当にありがとうございました。感謝。)PROにも遅いものが存在し、大きなクラスタサイズでフォーマ
ットすることで改善されるらしいという事がわかりました。さっそく作業です。

 

CFはこういったアダプターを介して接続しています。CFが少なくなりつつある昨今、これは非常に貴重なハードです。(とい
ってもこのアダプターの数が少ないのですが)
イメージファイルを別の場所に退避し、再フォーマットします。元々大きなファイルですから、思い切ってクラスタサイズ最
大値でフォーマットします。

 

フォーマット後、退避していたイメージファイルを書き戻し、取り付けて確認です。
今回の確認はX68000コンパクト。

  

結果、あっさりと動作改善。思った速度が出るようになりました。ここ2年間の私の苦労はなんだったんだろう。早く質問して
おけばよかった。

  

  

アプリケーションをいくつか起動して動かしてみます。24Mhzでの動作もOK。



このコンパクト、FDDが不調だったり、音声が片チャンネルしか出ない等、まだ手入れが必要なのですが、取り掛かれるのは
いつのことやら。まだまだ元気に頑張って欲しいところです。

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X68000XVI 再度メンテナンス(その2)

2024年05月22日 | 日記
前回の続き。
X68000は内部メンテナンスを行おうとすると、外部機器の取り外し等、かなり面倒な手順が必要な為、前回の状況からの改善を
試みようとすると時間と手間が掛かるためおっくうになりがち。
電源スイッチの不調やPCMがならない等の状況から調査し、色々考察してみました。
1,PCMが鳴らないのは以前交換した電解コンデンサの不調か?
2,アンプICそばのインダクタが不調になると鳴らなくなる事があるらしい。
3,もしくはアンプICの不調?
で、対策として1については十分に可能性があります。コンデンサの手持ちはあるので近くのコンデンサを再交換してみる事に。
2については念のため、同一インダクタンスのものを購入しておく。(買ってきたものはもともと付いている者と形状が違う。原
因がこれでない事を希望)、3についてはFM音源が鳴るので可能性が薄い。(この交換は最後の手段とします。)、スイッチについ
ては分解時にさらに長さを削ってちょうど良いストロークになるように調整する。で、修理を試みます。

 

分解してみるととんでもない事に気づきました。電源コネクタのコネクタから部品がぽろりと落ちました。これはこのコネクタの
劣化の可能性が高い。まずは部品の調達です。JST製のVLシリーズのハウジング、コネクタらしい、合うといいんですが。

 

部品が届きましたので、交換。色を間違えないように注意します。
コントロール基盤のコンデンサもアンプ廻りを中心にいくつか交換します。(さすがに全部交換は無理。)

   

組み上げて電源ON。きちんとPCMが鳴ります。画面表示が少し変なので、XPC-4を取り外したところきれいに表示されるように
なりました。周辺機器を取り付けて再度電源ON。無事動作する環境がやっと帰ってきました。良かった。
今回の教訓。X68000不調の時は電源周りをまずチェックする です。私のようにATX電源を使うとATX電源のコネクタの取り付けが
甘いだけで不調になります。

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X68000XVI 再度メンテナンス(その1)

2024年01月18日 | デジタル・インターネット
昨年、引っ越しを終えてからしばらくして、設置したX68000がまた不調になりました。
症状は勝手に電源の入り切りを繰り返すというもの。とりあえずメイン電源のコネクタを外して
ほったらかしになってました。ただいつまでもこういう訳にはいきません。
色々調べてみたところ、どうも電源スイッチが劣化し、接触不良を起こしている可能性が大きい。
まずはスイッチを外して清掃してみましたが残念ながら組み立てられず、これは断念しました。
他の方は別のマシンからスイッチを取り外し、移植している方がほとんどです。
しかし、この方法は部品の入手が困難であまり現実的ではないので新品を探してみます。



で、発見。ALPS製の押し釦スイッチ(型番SPUJ190900なのか?)です。これはPROのユーザー
の方がやっていた方法ですが、68000に使用されているものとはスイッチの長さが違い、下駄
(長さ調整用)が必要です。(長さが足りないので外部スイッチに届かない)この方はPRO用に
3Dプリンターででパーツを出力し、長さを合わせています。

私もやってみましたが、どうも長さが合わない。なんとか組み付けてみたら押し込んだままになっ
ており、かなりの微調整が必要でした。
悪戦苦闘の末、ようやく納得する程度に組み上げられました。
電源ON。起動しました。治ったと思いきや、PCMが鳴りません。
まだまだ悩ましい時間は続きそうです。 とりあえず今回はここまで。
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アマチュア無線のアンテナを交換してみた

2023年11月02日 | デジタル・インターネット
アマチュア無線の従事者免許を取得してから早1年、引っ越しをしてからはや9ヶ月となりました。
あまり交信もしていないし、運用としてはまだまだなのですが、いろいろといじってみたい気持ちは
変わらず、ワッチしながらあれこれとやってます。



今回はアンテナ交換の話です。私の環境では大きなアンテナを立てるのは無理なので現状144/4
33Mhzのみ運用です。(本当は他の周波数も挑戦してみたいんですけどね。)現在はエアコンの取付
口からアンテナ線を出してベランダにモービルアンテナを設置して、そこそこ運用できる状況ではあっ
たのですが、先日アンテナを見てみるとざんねんながら取付BKT、ネジ等が錆びだらけ。
アンテナ自体もステンレス製にも関わらずうっすらと錆が浮いています。



ここは思い切ってアンテナを交換してみようかと思い立ちました。楽天ポイントもたまってましたので
このアンテナを選択。第一電波工業のVX30です。144/430Mhz用で性能も良いらしい。また若干
短めで重さも軽いです。



ここで問題発生。ベランダのてすりが写真のような形状なのでおいそれとブラケットをつけられません。
(恐らく、今どきのマンションは安全の為こんなベランダが多いのでしょう。)

 
苦慮したあげく、ベランダの一番隅(本当はもう少し外側に出したかったのですが)にクロスブラケット
をやっと取付。さあて取付しようと思ったところ、アンテナ、ケーブル先端共にコネクタがメスです。
仕方なく延長ケーブルを追加購入です。

  

これでやっと取付。無線機の電源を入れて試験してみましたがあまり聞こえません。難しいです。

  

夜になって再度テスト。なんとなく前よりも良く聞こえるような気がします。こんなものなのか、
線が悪いのか、取付場所を換えたらいいのか。もうすこしいろいろやってみる必要がありますね。
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