昨日の記事に載せた、ビデオについての解説の1回目です。
<素材を集める>
人物の静止画は、Poser で顔と手を別々にPSDファイルで書き出したものです。
ウェーブワールドで作成したグラデーションにディスプレイスメントマップを使って、水面のように見せるムービーを作成するのが目的です。
ポイントは、
① 水の中に手を入れた時に、水中の手も水面と同じようにユラユラ揺らす。
② 人物の顔は、水面に映る影になるので、暗い目の色にして空の背景と一緒にエフェクトで揺らします。
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<手を分割する>
手を水に浸ける部分を切り抜きます。
新規コンポジション(手 アルファ)を作成し、水面との境界線になる目安のブラック平面を作成して、手と平面は3Dレイヤーに変換します。
ブラック平面は、X回転で斜めに配置します。
ブラック平面は、サイズは大きめで、アンカーポイントの位置を変えて配置します。
手のレイヤーの位置を時間によって変化させれば、水に浸からない部分のアルファチャンネルができます。
手が白くなっているのは、チャンネルコンバイナーを使っています。
使用したエフェクトは下図です。
「レベル」は、無くてもいいですが、白レベルを下げると手が透過していく効果があります。
「最大/最小」を使うとアルファチャンネルの範囲を広げることができます。
今回は、手の輪郭が、にじんでいたので「最大/最小」で、にじみを少なくするのに効果ありました。
<水中に浸かる手>
新しいコンポジションを作成(水面 手のみ)して、アルファチャンネルのコンポジション(手 アルファ)と、(手 アルファ)にある手の画像レイヤーをコピーしてペーストします。
位置関係を合わせるためです。
トラックマットでルミナンス反転すると切り抜きができます。
CCトナーで色も変えています。
※ 上図では、コンポジション(手 アルファ ブラー)となっていますが、ブラーを使わなかったので(手 アルファ)と同じものです。
ムービーを作成した後で、おかしな所を修正しましたので、次回以降、修正内容についても説明をいれます。
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