自由帳~子供の心で~

南保大樹が日々思ったことや稽古状況など、舞台創りを綴ります。

もう11月…フランスは寒い

2016年11月06日 | フランス滞在記

なんて楽しい日々なのだろう…。

この歳で学生を味わえるなんて本当に幸せ者だ。

とは言え楽しいことばかりではありません。

厳しい日々でもあります。

そんなこんなも含めて幸せだけどね。

様々なレッスンがあり、意外なことにハードに身体を動かす。

身体のキレはクラスの中で三本指に入るけどね~。若い奴にはまだまだ負けん!

そして毎週金曜日にはフィリップ先生から課題が出て、それを発表する。

グループを組んであれやこれやと試行錯誤して「つまらん!」と言われないよう頑張る。

でもほとんどのグループが「つまらん!」と途中で止められて、さらに辛辣な言葉を浴びせられてグッパイ。

これは結構凹むのだ。

途中で止められ、コメントもないときなんかホントきついよね。

そんななか俺はというと、うまくいくときもあればいかないときもある。

一度なんか「観ていると人間の尊厳が失われる」と言われた(笑)

まあパートナーとの相性があったり、頑張り過ぎっちゃったり、よくわかっていなかったりがあるからしょうがないのだ。

そこそこのことをするよりは失敗したほうが良いと思っているので、大いに失敗しようと思う。

うまくいったときは爆笑だし、そんな時はみんなが「面白かった、良かった、グッドアイディア」と言ってきてくれる。

そんな毎日…

そしてもう一つハードなのが英語だよね。

理解しようと必死だから、頭が相当疲れる。

でもほぼ英語が理解できないから、人がやっているのを観て、設定やらルールやらを想像してやっている。

これがまた、だいたい間違っていないんだよね。

逆に本質だけを見抜いている感じかな。

クラスメイトが「英語を理解している奴よりもわかっているときがあるよね」って、

「大切なのは想像力・イマジネーションだよ」って言っといた。

でもわかっているつもりでやったら、おもいっきり間違っていて恥ずかしかったこともあるけど(笑)


ムーブメントのレッスン風景。


最初の一週目で台湾人と組んでの発表会。

この日一番の大爆笑だった。

これでインパクトは与えられた。


二年生のクラウンショー。

毎週金曜日に観られる。


パリの夜景。


そんなこんなで一週間終わるとどっと疲れが出る。

やることいっぱいあるんだよね~。

英語の勉強はしんどいけどやらないとな~


来週から新しいカリキュラムなのだ。

より難しくなるのだろう…


南保大樹