自由帳~子供の心で~

南保大樹が日々思ったことや稽古状況など、舞台創りを綴ります。

いざ移民局OFIIへ

2016年11月28日 | フランス滞在記

移民局OFIIへ…

1年間のビザを日本で申請しているのだが、フランスで3ヶ月以内にそれを有効にする手続きをしなくてはならない。

これがとてもめんどくさい。

先ずフランスに到着後すぐに配達証明付き封筒で必要書類を送る。

これも初めてだと厄介だが調べて周りの人に聞けばなんとかなる。

数日後、封筒を受け取ったよというカードが届く。

ひと安心。

2・3週間後、あなたの書類を受け取ったよという手紙が届く。

ひと安心。

さてここからだ。

重要なのは召喚状だ。

いついつどこどこへ健康診断と申請に来てくれという手紙。

こいつがなかなか来ない。

入国して2ヶ月半が過ぎた…。

オレのこと忘れているんじゃないのか…

オレの書類なくしっちゃったのか…

このまま3ヶ月以内に申請しないとビザが使えない状態になっちゃうのか…

不法滞在になっちゃうのか…

そんで強制帰国なのか…

と不安になり、こりゃ~一丁乗り込んでみるかと移民局OFIIに行った。

住んでいる所から2時間かけて着くなり凄い行列。

ズルコミする奴を横目に、やっとこさ自分の番。

「召喚状が来ない」と言うと「あなたはまだ大丈夫だから家で待ってなさい」と門前払い。

本当か…

とても信じられないけど信じることしかできないオレ…

まあ良い下見が出来たと思い込もう。

すると3日後に召喚状が届く。

やったー!

色々な人の力を借りて書類を解読し、必要書類を集める。

話を聞くと、この手続きはとても大変ならしい…

凄く待たされ、書類のダメ出しをくらい、何度も足を運ぶらしい…

しかも相手は悪名高きフランス役人…対応は最悪ならしい…

そして健康診断は医師とのやり取り…病名なんてわからんぞ…どうなるんだ…

と様々な不安を抱えながらいざ出陣!

朝一の呼び出しなので、まだ空は暗い。

下見のおかげか、早目に着く。

寒いなかオープンまで待つ。

ふと振り向くと行列になっていた。

早目に着いて良かった。

そしてオープン。

召喚状を見せて、すぐ名前を呼ばれてレントゲンをとり、上の階に行き、ちょいと待てば医師との面談。

「こんにちは」って日本語で挨拶され、そして日本語で質問できるマニュアルを出してきて、それを見ながらやり取りをして、終了。

そのあとビザ申請の面談…持ってきた書類を見せてハンコを押されて、ビザのシールを貼り終了。

これにてビザが1年間有効。

めっちゃトントン拍子で終わっちゃった。

向こうの対応も気持ちよく、なんの問題もなかった。

時代は変わったのか…いいじゃんフランス。

まあ、たまたまな気がしないでもないが…


これで心配していた手続きが終りひと安心!

フランスライフ、さらに楽しみます!

ヤッホーイ!



南保大樹