2023年版 渡辺松男研究13【寒気氾濫】(14年3月)まとめ
『寒気氾濫』(1997年)48頁~
参加者:崎尾廣子、鈴木良明、藤本満須子、渡部慧子、鹿取未放
レポーター:崎尾廣子 司会と記録:鹿取 未放
116 光の円うつろいてゆく枯野原小綬鶏(こじゅけい)飛びもせず逃げてゆく
(当日発言)
★「光の円」ってどのくらいの大きさなんでしょうかね。(鈴木)
★「光の円」は太陽です。時間的経過を言っている。(慧子)
★枯野原に光が移動していく、天体の動きのようなものを感じているのかな。(鈴木)
★私も鈴木さんと同じように、枯野原を何か丸い形で光が移動していく、そういうイ
メージでした。円の大きさは分からないけど、樹はない一面の枯野原だから木漏れ
日はない。また、太陽だと上を見上げるんだけど、あくまで原を移動する地上のひ
かりをみていると思う。(鹿取)
★作者は夕暮れの枯野原にいて、作者が近づくと小綬鶏が飛ばないで逃げてゆく。
(藤本)
★けっこう長い時間、枯野原の情景を眺めていて、時間の移ろいを詠んでいるのかな
あ。小綬鶏の「飛びもせず逃げてゆく」が、いかにもそういう感じですね。。
(鹿取)
『寒気氾濫』(1997年)48頁~
参加者:崎尾廣子、鈴木良明、藤本満須子、渡部慧子、鹿取未放
レポーター:崎尾廣子 司会と記録:鹿取 未放
116 光の円うつろいてゆく枯野原小綬鶏(こじゅけい)飛びもせず逃げてゆく
(当日発言)
★「光の円」ってどのくらいの大きさなんでしょうかね。(鈴木)
★「光の円」は太陽です。時間的経過を言っている。(慧子)
★枯野原に光が移動していく、天体の動きのようなものを感じているのかな。(鈴木)
★私も鈴木さんと同じように、枯野原を何か丸い形で光が移動していく、そういうイ
メージでした。円の大きさは分からないけど、樹はない一面の枯野原だから木漏れ
日はない。また、太陽だと上を見上げるんだけど、あくまで原を移動する地上のひ
かりをみていると思う。(鹿取)
★作者は夕暮れの枯野原にいて、作者が近づくと小綬鶏が飛ばないで逃げてゆく。
(藤本)
★けっこう長い時間、枯野原の情景を眺めていて、時間の移ろいを詠んでいるのかな
あ。小綬鶏の「飛びもせず逃げてゆく」が、いかにもそういう感じですね。。
(鹿取)
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