かまくらdeたんか 鹿取未放

馬場あき子の外国詠、渡辺松男のそれぞれの一首鑑賞。「かりん」鎌倉支部の記録です。毎日、更新しています。

清見糺の一首鑑賞 117

2021-03-19 19:15:41 | 短歌の鑑賞
   清見糺鑑賞18            鎌倉なぎさの会  


117 美しい地球も明るい核家族もCMに見ゆ いきどおろしも
       「かりん」98年2月号

 CMにだけあって、実在しないもの。少なくとも「明るい核家族」など自分には無縁である。そういうものをへらへらと垂れ流しているCMへの怒り。自分の中に忸怩としたものがあるからだろう。(K)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 清見糺の一首鑑賞  116 | トップ | 清見糺の一首鑑賞 118 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

短歌の鑑賞」カテゴリの最新記事