清見糺短歌鑑賞20 鎌倉なぎさの会 鹿取未放
134 そののちの絨緞爆撃による阿鼻叫喚焦熱地獄 memento mori
「かりん」98年12月号
直前の歌は〈六歳のわれにはとおく大陸に南洋に戦禍はひろげられいつ〉それに続く「そののち」であろう。「絨緞爆撃」は、ある地域を隙間なく爆撃すること。「阿鼻叫喚」は、泣き叫ぶことだが、この地獄は諸地獄中もっとも苦しい地獄だという。「memento mori」は、「死を忘れるな」の意。
134 そののちの絨緞爆撃による阿鼻叫喚焦熱地獄 memento mori
「かりん」98年12月号
直前の歌は〈六歳のわれにはとおく大陸に南洋に戦禍はひろげられいつ〉それに続く「そののち」であろう。「絨緞爆撃」は、ある地域を隙間なく爆撃すること。「阿鼻叫喚」は、泣き叫ぶことだが、この地獄は諸地獄中もっとも苦しい地獄だという。「memento mori」は、「死を忘れるな」の意。
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