みいのしっぽ2016

主婦のきまぐれブログ

どうすればよかったか?

2025-01-15 18:39:27 | 映画

高田世界館にて  ネットより

 

ドキュメンタリー監督の藤野知明が、統合失調症の症状が現れた姉と、彼女を精神科の受診から遠ざけた両親の姿を20年にわたって自ら記録したドキュメンタリー。

面倒見がよく優秀な8歳上の姉。両親の影響から医師を目指して医学部に進学した彼女が、ある日突然、事実とは思えないことを叫びだした。統合失調症が疑われたが、医師で研究者でもある父と母は病気だと認めず、精神科の受診から彼女を遠ざける。その判断に疑問を感じた藤野監督は両親を説得するものの解決には至らず、わだかまりを抱えたまま実家を離れる。

姉の発症から18年後、映像制作を学んだ藤野監督は帰省するたびに家族の様子を記録するように。一家全員での外出や食卓の風景にカメラを向けながら両親と対話を重ね、姉に声をかけ続けるが、状況はさらに悪化。ついに両親は玄関に鎖と南京錠をかけて姉を閉じ込めるようになってしまう。

2024年製作/101分/G/日本
配給:東風
劇場公開日:2024年12月7日

 

すごいドキュメンタリー映画でした  赤裸々✖30 くらいの迫力

見終わって数日しても頭にこの映画が残っています

エリートの両親  頭がよくて美人の長女  両親は多大な期待をしていたのでしょうね

医者になり 自分たちの研究所を手伝ってほしかったんだろうな

この女性は 四年浪人して医学部・・・本当に医者になりたかったのだろうか?

なにかもっとやりたいことがあったのでは? でも親の期待が大きく自分の気持ちを伝えることが

できずに ずっと医者になるために頑張り 頑張って・・・壊れたのかも

あまりに偉大な?! 両親の考えに周囲の親せき 兄弟も意見を言えなかったのだろうな

弟さん(監督)の冷静に家族を見つめる目が凄いわ  映画をつくり残そうという気に

良くなったなあ と思いつつ  残したからこそ今見られるんだなあ・・・とも思う

殺人者にならなくて本当に良かった

 

統合失調症を発症して 世間と隔絶された姉  長い間に病状が進んだのに

治療をはじめてわずか三か月で かなり良くなったことも驚き

もっと早く治療・・・両親が統合失調症と認める・・・していればよかったかな

題名の答えではないけれど 見ていてそう思う

でも どうすればよかったか・・・なんて誰にもわからないよ

ご両親だって 弟(監督)だって 自分がよかれと思ったことをしたんでしょ

だからこの家族の物語はこれが正解なんだよ   きっと・・・

お姉さんの棺にお父さんが入れた 共著の未完成論文がなんとも強く印象に残るわ。。

あと最後のお姉さんのピースサインも。。 

 

 

昨日の上越某所駐車場の除雪された雪の山

そりたつ壁までは まだまだですが けっこうあるね

 

野菜が高いですね   雪の下に埋まった野菜 甘くておいしいよね

お鍋も高級品になりそうな冬  キャベツとお肉の値段がほぼ一緒くらいだ

友人から頂いた 切り干し大根  大事に食べよう

コメント
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