友を思う日

　　今月は上越市の童話講座があるのです　　参加者さんたちの原稿がそれぞれの家に届き　今読んでいます

　　今月末の合評会に向けて　感想を書いています

　　童話講座は上越市だけではなく　長野県の黒姫童話館でも長年参加しています

　　くろひめ・・・・という雑誌になり　一年に一度出版されて手元にくるのです

　　その黒姫童話仲間の一人が早くにこの世を去った　才能ある友人の話を書いていました（彼女と表記します）

　　懐かしく思い出しながら彼女（故人）を偲び読みました

　　彼女はいろんなことを知っていて　私とは全く違う生活を送っていた人

　　山に住み　ペンションを経営し　自然と共に暮らしていた人でした

　　彼女の書く童話で自然の色々を教えられたのです

　　空に浮かぶ飛行機雲　　　私は真っすぐな飛行機雲しか知りませんでした

　　ある時　ばってんのX　飛行機雲の話が出てきて　驚いたのです

　　そんなの見たことない！　　そりゃそうです　空などあまり見ていないんだから・・・・

　　いつも前かがみでパソコン打ってる私には　大空を毎日見上げることなんて　なかったから

　　でもそれから空を見上げるようになったのです　そして見つけることが出来た　Xの飛行機雲

　　嬉しかったな。。。。



　　　他にも　花の名前　鳥の名前や泣き声・・・・色々な事を教えてくれた人でした

　　　旅する蝶々🦋のこともそうでした

　　　書くことで繋がっていた人　年に数回しか会わなかったけれど

　　　童話仲間の心の中に　今も生き生きと残っている　いろんなお話

　　　彼女が紡いだ童話や絵本は　私にも他の童話仲間にも　宝物です

　　　お話を書くことって　それをしない人から見たら　自己満足の世界かもしれませんが

　　　日々の生活をより深く意味のあることとして残せる　素敵なものだと思います

　　　　　今年も童話講座でたくさんの作品に会えたこと　幸せに思います