私自身、6年前の2011年までは、政治に殆ど関心を持たず、その他の国際情勢や社会問題等の時事問題に殆ど興味を持たなかった。それ故、それらの知識は今と比べると大分少なかったものであった。
確か、民主党(現・民進党)が政権を採って鳩山由紀夫首相(当時)が誕生する事となった2009年の衆議院総選挙では、マスコミが政権交代を煽って民主党への投票を促す状態の中で、世間の多くの人達はマスコミに煽動されるままに民主党に投票していた。その様な中で私も投票に行ったのだが、元々から捻くれてへそ曲がりな性格の私は、周囲の大多数と同じ事はしたくないし、流行・空気に乗りたくないから民主党は嫌であった。自民党は同様に多数派であるので嫌であった。その当時、みんなの党や国民新党、新党大地等が存在していた様だが、それを知らなかった。更に、公明党は創価学会なので勿論嫌いであった。すると、残るのは共産党だけである。それ故、当時無知で天の邪鬼な私は、共産党に投票した様な記憶が残っている。
ただただ私が無知であったからであるのだが、この事は世間の無党派層の殆どの人達にも当てはまるのではないかと思われる。
私の場合、2012年の初めからYouTubeを視聴する様になった。それまでは殆ど見る事は無かった。却って今と違って、地上波の主流メディアのテレビを見ていた。インターネットの開始も2008年と遅かった。ただ、2012年以降、それらから入ってくる情報や知識の吸収が早かったのは、20代の頃からリバティ情報研究所の発行する月刊・国際時事情報誌を定期購読し続けて来た事により、頭の中に「ベース」が出来ていたからである様に思う。
その著者である宇野正美氏のお陰で、世界に於ける2つの座標軸である、「ユダヤ問題」と「聖書預言」を知る事が出来た事は、私の精神面に於ける独立意識・自立意識を強める事に繋げられた様に思い有難く思っている。情報を得る事は独立に繋がる。また、私が元々小学校2年の時に洗礼を受けたクリスチャンである事からも、宇野氏の宗教組織とは関係の無い聖書を基準にした捉え方は、真実に最も近いものと信じ得るものであると思うものであった。その上、キリスト教界を批判し、キリスト教界と聖書は無関係、キリスト教界が聖書を利用しているに過ぎないという主張は、今では十分理解する事が出来、共感し、その通りで正しい事と思う様になっている。これは、決して洗脳されているのではない。キリスト者としての「ベース」を持っていたから、吸収しやすかったものと思われる。
そして、勉強すればする程、どちらかと言うと左寄りでリベラル的であったかもしれない私は、右へ、保守へと変わっていったのである。本ブログは2012年11月20日から開始したのだが、振り返って読んでみると多少その感じが伺える。日本の近現代史の事も、地上波のテレビや地元の神戸新聞等からの表層どころか曲げられた情報に接触させられて多少誤ったイメージを持たされていた為、無知で全く理解していなかった。また興味・関心を持たない様にされていた様にも思う。俗に言う「平和ボケ」もそれに当てはまる。
世間一般の無党派層の人達も、大抵その様なものであるのだろう。私自身が6年前までがそうであった様に、ただ単に勉強不足な為に理解せず、左翼のマスコミを鵜呑みにしているだけである様に思うのである。(私は全てを鵜呑みにしていなかったはずだと思うのだが、それ以前の問題としてあまり関心を向けていなかった事が問題であった様に思う。)
評論家の西部邁氏は、大学生時代は共産主義者同盟(ブント)、全学連、60年安保闘争に参加されたらしいが、その後に若い内に保守へと変わり、現在に至るまで正統派の保守である。拓殖大学客員教授で新しい歴史教科書をつくる会理事である藤岡信勝氏は元日本共産党員であったが、現在は保守である。
勉強すればする程、左から右へ、リベラルから保守へと変わっていくのである。
そして、「ベース」、つまり基礎、土台を内に有していれば、失敗してもそれを基に内省し、軌道修正、或いは歯止めにもなるのである。「ベース」は、判断基準ともなるのでとても大事なものである。
本ブログ過去の関連記事
・2013/11/23付:「情報を握る事が『独立』に繋がる・・・『動乱のインテリジェンス』を読んで」
・2017/03/29付:「憲法改正の国民投票に向けた保守系有名人の影響力に期待する・・・左翼のマスコミ業界で干されないだろうか……」
確か、民主党(現・民進党)が政権を採って鳩山由紀夫首相(当時)が誕生する事となった2009年の衆議院総選挙では、マスコミが政権交代を煽って民主党への投票を促す状態の中で、世間の多くの人達はマスコミに煽動されるままに民主党に投票していた。その様な中で私も投票に行ったのだが、元々から捻くれてへそ曲がりな性格の私は、周囲の大多数と同じ事はしたくないし、流行・空気に乗りたくないから民主党は嫌であった。自民党は同様に多数派であるので嫌であった。その当時、みんなの党や国民新党、新党大地等が存在していた様だが、それを知らなかった。更に、公明党は創価学会なので勿論嫌いであった。すると、残るのは共産党だけである。それ故、当時無知で天の邪鬼な私は、共産党に投票した様な記憶が残っている。
ただただ私が無知であったからであるのだが、この事は世間の無党派層の殆どの人達にも当てはまるのではないかと思われる。
私の場合、2012年の初めからYouTubeを視聴する様になった。それまでは殆ど見る事は無かった。却って今と違って、地上波の主流メディアのテレビを見ていた。インターネットの開始も2008年と遅かった。ただ、2012年以降、それらから入ってくる情報や知識の吸収が早かったのは、20代の頃からリバティ情報研究所の発行する月刊・国際時事情報誌を定期購読し続けて来た事により、頭の中に「ベース」が出来ていたからである様に思う。
その著者である宇野正美氏のお陰で、世界に於ける2つの座標軸である、「ユダヤ問題」と「聖書預言」を知る事が出来た事は、私の精神面に於ける独立意識・自立意識を強める事に繋げられた様に思い有難く思っている。情報を得る事は独立に繋がる。また、私が元々小学校2年の時に洗礼を受けたクリスチャンである事からも、宇野氏の宗教組織とは関係の無い聖書を基準にした捉え方は、真実に最も近いものと信じ得るものであると思うものであった。その上、キリスト教界を批判し、キリスト教界と聖書は無関係、キリスト教界が聖書を利用しているに過ぎないという主張は、今では十分理解する事が出来、共感し、その通りで正しい事と思う様になっている。これは、決して洗脳されているのではない。キリスト者としての「ベース」を持っていたから、吸収しやすかったものと思われる。
そして、勉強すればする程、どちらかと言うと左寄りでリベラル的であったかもしれない私は、右へ、保守へと変わっていったのである。本ブログは2012年11月20日から開始したのだが、振り返って読んでみると多少その感じが伺える。日本の近現代史の事も、地上波のテレビや地元の神戸新聞等からの表層どころか曲げられた情報に接触させられて多少誤ったイメージを持たされていた為、無知で全く理解していなかった。また興味・関心を持たない様にされていた様にも思う。俗に言う「平和ボケ」もそれに当てはまる。
世間一般の無党派層の人達も、大抵その様なものであるのだろう。私自身が6年前までがそうであった様に、ただ単に勉強不足な為に理解せず、左翼のマスコミを鵜呑みにしているだけである様に思うのである。(私は全てを鵜呑みにしていなかったはずだと思うのだが、それ以前の問題としてあまり関心を向けていなかった事が問題であった様に思う。)
評論家の西部邁氏は、大学生時代は共産主義者同盟(ブント)、全学連、60年安保闘争に参加されたらしいが、その後に若い内に保守へと変わり、現在に至るまで正統派の保守である。拓殖大学客員教授で新しい歴史教科書をつくる会理事である藤岡信勝氏は元日本共産党員であったが、現在は保守である。
勉強すればする程、左から右へ、リベラルから保守へと変わっていくのである。
そして、「ベース」、つまり基礎、土台を内に有していれば、失敗してもそれを基に内省し、軌道修正、或いは歯止めにもなるのである。「ベース」は、判断基準ともなるのでとても大事なものである。
本ブログ過去の関連記事
・2013/11/23付:「情報を握る事が『独立』に繋がる・・・『動乱のインテリジェンス』を読んで」
・2017/03/29付:「憲法改正の国民投票に向けた保守系有名人の影響力に期待する・・・左翼のマスコミ業界で干されないだろうか……」
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