狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

Jealousy & Fake History to Japan/国際賞はプロパガンダ:村上春樹氏・是枝裕和監督「万引き家族」・「おくりびと」、日本への煽て・抑圧・「妬み」、誤解の歴史認識

2019-01-06 03:44:58 | 日本政治・総合 2018~

 最初に言う。旧ナチス・ドイツ軍によるユダヤ人のホロコースト(大虐殺)は無かった。また、旧日本軍による支那人(中国人)の南京大虐殺も無かった。更に、旧日本軍による朝鮮人の従軍慰安婦の強制や徴用工の強制労働も無かった。ドイツも日本も、先の大戦の敗戦国であるが故に、嘘の歴史を押し付けられているのである。また、ドイツも日本も優秀であるが故に、出過ぎぬ様に、共に抑えられているのである。国連安全保障理事会の常任理事国が戦勝国で固められている様に、戦後の世界の戦勝国体制は依然、変わっていない。
 また、世界はユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンによって支配されている。また、その支配を完全にする為の「世界共産化グローバリズム」を今まで進めて来て、現在も継続中である。また、その結果としての「世界統一政府エルサレム」を目標としている。
 よって、特に本物の「血統的」古代ユダヤ人が多い日本、「契約の箱」が存在する日本を、ユダヤの下に在る西側欧米諸国や白人達は妬んでいる。また、先の「大東亜戦争」で、旧日本軍が欧米列強帝国の植民地とされていたアジア諸国を「解放」した事を恨んでいる。これらの「真実」を念頭に置かれて、以下を読まれたい。

 外国の賞には、政治的なものやプロパガンダ、利権、圧力が背景に有る。反日的なものとして南京大虐殺や従軍慰安婦と徴用工強制を肯定したり、ユダヤの世界支配を維持する為に、また「偽物」の現イスラエルを維持する為に、ナチス・ホロコーストを肯定するプロパガンダが行われ続けている。
 また同時に、アメリカに本拠を置くSWC(Simon Wiesenthal Center:サイモン・ウィーゼンタール・センター)やADL(Anti-Defamation League:(ユダヤ)名誉毀損防止同盟)等の「ユダヤ団体」は、「ヘイトスピーチ」監視の名目の下、ユダヤ支配に関する批判やホロコースト・プロパガンダをはじめとした「フェイク・ヒストリー」を否定するものを削除する為、各種メディアを検閲し、且つ圧力を掛ける「言論弾圧」を行っている。

 ノーベル平和賞受賞者にその実際の業績、悪事と矛盾している者が多い事や、戦時中に原爆技術を渡した事による報奨としてアメリカ占領下に物理学賞を受賞した方も居られる。
 本年(2018年)10月1日には、京都大学の本庶佑・特別教授がノーベル医学・生理学賞を受賞された。日本人のノーベル賞受賞者は、本庶氏で計24人となり、外国籍を含めると計27人となった。また医学・生理学賞は本庶氏で計5人となった。
 対して、ユダヤ人のノーベル賞受賞者は計197人も居られる。但し、そのユダヤ人の国籍はバラバラであり、また本物の「血統的」ユダヤ人と共に、偽物の「宗教的」ユダヤ人も含まれている。本物の「血統的」スファラディ・ユダヤ人が含まれている事は勿論、一方では、ノーベル平和賞受賞者で共産主義者の米国籍、ヘンリー・キッシンジャー氏をはじめとした「宗教的」アシュケナジー・ユダヤ人が多く含まれる。それら全てのユダヤ人を合計すると世界人口の0.2%以下とされているにも関わらず、これまでのノーベル賞受賞者800人超の内、その少なくとも20%を占めるという(参考:ウィキペディア「ユダヤ人のノーベル賞受賞者」)。但し、世界人口の内の0.2%以下の内に、日本に存在している古代ユダヤ人や、その他、世界各地の「血統的」ユダヤ人、現イスラエルの十支族調査機関「アミシャーブ」や「YAP遺伝子」による調査結果により判明しているユダヤ人達は、含まれていない。

 2008年9月15日、アメリカの投資銀行であるリーマン・ブラザーズの破綻を発端とし、世界的な金融不況に陥った「リーマン・ショック」。

 2009年2月14日、イタリアのローマで開かれたG7(先進7か国)財務大臣・中央銀行総裁会議に於いて、中川昭一財務大臣(当時)の朦朧会見、マスコミ利用、リーマン・ショックを受けての世界同時金融恐慌による危機下に於いて、世界経済の回復と安定に向けたIMFの必要性を強調する印象操作が行われた。
 その目的に向けた名目上(建前)の取り組み方として、以下、2009年2月14日付、財務省 Ministry of Finance, Japan「7か国財務大臣・中央銀行総裁会議声明のポイント(2009年2月14日)」より、
  「(1) 伝統的な及び新設の仕組みやファシリティーを通じた流動性及び資金供給の向上。
   (2) 権限ある当局の査定に基づく個々の金融機関の資本基盤の強化。
   (3) 不良資産の秩序ある処理の促進。」
    (以上、2009年2月14日付、財務省 Ministry of Finance, Japan「7か国財務大臣・中央銀行総裁会議声明のポイント(2009年2月14日)」より)

 2009年2月22日、アメリカ・ハリウッドの第81回アカデミー賞で、滝田洋二郎監督「おくりびと」が外国語映画賞を受賞した。
 2009年9月16日からの鳩山由紀夫内閣から始まり、2012年12月26日まで続いた、旧民主党政権によるIMF融資とイルミナティ・フリーメーソンに迎合する「友愛外交」が行われていた。

 次に、本ブログ2018年4月7日付の記事、「“Moritomo-gate”/『森友ゲート』の再燃(2):戦前から共産主義の朝日新聞、『大政翼賛会』に繋がる『昭和研究会』からの革新官僚、『伏魔殿』財務省の『文書改ざん』と外務省の『歴史改ざん』」より、
  「田中眞紀子氏が外務省を『伏魔殿』とおっしゃった事と同じく、財務省も『伏魔殿』である。麻生太郎・副総理・兼財務大臣・兼金融内閣府特命担当大臣が総理大臣を務められていた頃、故・中川昭一氏が財務大臣(当時)であった。中川昭一氏は、2009年のG7財務大臣・中央銀行総裁会議において、弱点を突かれて朦朧会見という失態をする罠に嵌められた。朝日をはじめとしたマスコミは一斉に中川氏を叩いた。当時、政治音痴の僕にも、一見して中川氏が嵌められた事は気が付いた。それだけに、誰が見てもおかしいと思う様なテレビ中継での会見模様であった。その事件には、世界銀行、IMF(国際通貨基金)、財務官僚の玉木林太郎氏、読売新聞の記者等、官僚、政治家、ジャーナリスト、記者、マスコミ等が関係している事が挙げられている。それらも元を辿れば、根っこは「ユダヤ」である。 
  誰しも欠点・弱点を持っており、この世に完璧な者は存在しない。脇が甘いか否かと言っても、鉄壁の防御は不可能に思える。その『虚を突かれる』事は、誰にでも有り得る。中川氏は、酒に弱いという部分を、『ユダヤ』とアメリカに突かれただけである。
  財務省による『文書改ざん』が問題になっているが、『伏魔殿』のもう一方、外務省も、今まで外国の『歴史の改ざん』に協力して来た。アメリカの意向の下、戦後における自虐史観の普及と洗脳に寄与し、日本を貶める事に貢献して来た。『大東亜戦争』で日本軍が『白人至上主義』からアジア各国を解放、当時の日本が国連への『人種差別撤廃法案』提出、支那事変における日本軍による『南京解放』、アメリカによる非人道的・不道徳の日本本土への無差別爆撃と原爆投下、在米日本人に対する強制収容とそれに伴う財産没収の迫害、日本占領中のレイプ、占領中の強制的憲法改正と体制転換等は、『隠蔽』されて来た。それどころか、『南京大虐殺』や『従軍慰安婦の強制』、『強制連行・労働』等と、有りもしなかった事を『改ざん』して在ったかの様に捏造し、国内のみならず世界に向けて発信する事にも協力して来た。この外務省に繋がるのも、『ユダヤ』、アメリカである。韓国や支那(中国)の反日の背後にアメリカ、そして共産主義の裏にユダヤが存在する。」
 (以上、本ブログ2018年4月7日付の記事、「“Moritomo-gate”/『森友ゲート』の再燃(2):戦前から共産主義の朝日新聞、『大政翼賛会』に繋がる『昭和研究会』からの革新官僚、『伏魔殿』財務省の『文書改ざん』と外務省の『歴史改ざん』」より)

 2018年5月8日~19日に開催されたフランスの第71回カンヌ国際映画祭で、是枝裕和監督「万引き家族」がコンペティション部門パルムドール(最高賞)を受賞した。
 「12歳未満(小学生以下)の鑑賞には、成人保護者の助言や指導が適当とされる区分」である「PG12」に指定されているこの映画。僕は、半年の(外での仕事の)長期休暇直後に丁度、「飯の種」を探す為に動き出した所であったのであるが、この「万引き」の受賞のタイミングは一体何だったのか?。
 カンヌ国際映画祭の舞台フランスは、フランス革命以来、ユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンの国であり、「フリー・セックス」でモラルは退廃し、失業率も高い。そのモラルを基準にして選考しているのが、カンヌ国際映画祭である。
是枝監督は、その映画の製作に際して文化庁の助成金を受けながら、文部科学大臣からの祝意を辞退した事から批判を受けている。
 是枝監督はインタビューに、「共同体文化が崩壊して家族が崩壊している。多様性を受け入れるほど成熟しておらず、ますます地域主義に傾倒していって、残ったのは国粋主義だけだった。日本が歴史を認めない根っこがここにある。アジア近隣諸国に申し訳ない気持ちだ。日本もドイツのように謝らなければならない。だが、同じ政権がずっと執権することによって私たちは多くの希望を失っている」と応えた。(2018年5月17日付、中央日報「血が混ざってこそ家族なのか、日本の家族は崩壊したが…」より)

 支那(中国)でマンガ家デビューし、支那の漫画賞を受賞された後、2013年に訪日し漫画家、評論家として活躍されている孫向文氏はこれを聞いて、「是枝監督は中国共産党の代弁ではないか!?」と驚かれたそうである。また続けて、「日本には、中国や朝鮮半島でドイツのような侵略をやった事実もありません。中国残留孤児や満州から引き上げた日本人の年配の方には『旧満州の人たちは旧日本軍と仲良くしていた』と語る人も少なくありません。」とも述べられる。
 そして「…(前略)…根底には『日本人の貧困層は生活保護を貰わないと生活していけない』という監督の思い込みがあるようで、それを日本社会が抱える病巣のごとく描きたいようです。
 しかしながら、作中の家族は全員が肢体健全で、簡単な体力労働でも食費を稼ぐことが可能です。中国から移住した私から見れば、現在の日本はそれほど過酷な格差社会ではないと感じています。本当に過酷な格差社会である中国では、実際80年代から現在に至るまで、親が自分の子供に窃盗行為をさせるのは、日常茶飯事です。子供であれば、窃盗行為をしてもすぐに釈放される中国では、その法律すら悪用する親がいるので、このような事態が起きているのです。日本には100%「ない」とは言えませんが、ごくごく一部ではないでしょうか。
 たとえばフランスの善意のリベラル批評家がこの作品を見れば、「日本にはこのような底辺社会が普通に存在するのか」と思うのではないでしょうか。……(後略)」(2018年5月27日付、NEW’S VISION「日本人は万引き民族なのか?カンヌ受賞を歴史プロパガンダにした『是枝裕和監督の功罪』」より)

 フランスはユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンの国であるので、日本に対しては、かつてフランスが植民地にしていたインドシナ(現在のベトナム・ラオス・カンボジア)を旧日本軍によって解放された恨みと共に、日本がユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンから散々圧力を掛けられて来たにも関わらず、現在の安倍晋三内閣による長期政権によってデフレ脱却に向かう等で再興していく中、現・安倍政権となってからは依然として経済が好調な事や、本当の「血統的」古代ユダヤ人の子孫が多く住むと同時にその歴史と伝統、文化を持つが故の嫉妬、妬みから、「反日」政策として日本を貶める事を好む。

 そのフランスが、反日的な行動や情報発信を行うヨーロッパの中心的存在となっていると、杉田水脈・現衆議院議員(自民党、当時は前議員)がレポートされておられる。
 しんぶん赤旗が2015年の安保改正時に首都パリでの「アベ政権を許さない」集会や山口二郎・法政大学教授のを招いて護憲派の勉強会を紹介すると共に、
  「…(前略)…『ZOOM JAPON』という名のフリーペーパーは、2010年6月創刊。フランス語圏において、日本の文化的情報を総合的に発信する唯一の無料月刊誌とのことです。現在、フランス国内約850ヶ所に配布拠点があり、フランスを中心に毎月7万部、多い時には15万部も発行されています。英語、イタリア語、スペイン語にも翻訳され、ヨーロッパ中で配布され、Japan Expoや国際旅行博覧会の会場をはじめ、多種多様な日本関連イベント会場でも積極的に配布をされています。
  この一見、普通の日本の情報誌の内容が酷く偏っていたのです。……(後略)」
 沖縄の基地反対運動や日本会議、女性の社会的立場等について一方的に左傾した内容である事、そのフリー・ペーパーに広告を出して金銭的にサポートしているものとしてNHK WORLD(英語をはじめとする外国語放送、及び記事)や日本政府観光局等が在る事を報告している。(2017年5月30日付、テレビにだまされないぞぉⅡ「杉田水脈氏レポート。フランスの反日フリーペーパー(ZOOM JAPON)が広める嘘の内容とその背景。そのスポンサーはナント!NHKと日本政府? 【虎ノ門ニュース】」、及び2017年7月15日付、正論「スポンサーにNHKも名を連ねる 欧州の反日フリーペーパーはこんなにヒドい…」より)

 ところで、村上春樹氏の小説を僕は読んだ事が無いが、その内容にはセックス描写が多いと聞く。フランスをはじめ、欧米諸国で小説や映画の評価が高まる傾向として、肌の露出度の高さ(ポルノ)やセックス・シーンが盛り込まれている事が挙げられる。そしてもう一つ、日本を妬む欧米諸国が、日本を陥れる「反日」的要素が含まれている事も挙げられる。グローバリズムを進めるユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンにとって、日本の様な一国が出る杭となる事が目障りなのである。また、サタニック・カルトであるイルミナティ・フリーメーソンは、セックスが大好きなのである。

 「香港で出版物などの審査を行う『淫猥物品審裁処』は20日までに、村上春樹さんの長編小説『騎士団長殺し』に性的な表現があるなどとして『下品図書』と認定、18歳未満への販売を禁止した。」
  (2018年7月21日付、神戸新聞(共同通信)「ハルキ小説 香港では『下品』? 18歳未満に販売禁止、ファンから批判も」より(2018年7月20日付、産経新聞も同様))
 また、この「騎士団長殺し」は昨年(2017年)3月までの時点で第1部、第2部の2巻で合計138万部のベストセラーであるが、その「小説」の中では次の様に、自身が「南京大虐殺」を肯定している事を表明する様な事が書かれている。1994年~1995年に合計3部作が出版された「ねじまき鳥クロニクル」(第一部は「新潮」1992年10月号~1993年8月号に掲載)での言及は僅かであったが、本作品での南京事件に関するものは1,500字に昇る。

 村上氏は、「とにかくおびただしい数の市民が戦闘の巻き添えになって殺されたことは、打ち消しがたい事実です。中国人死者を四十万人というものもいれば、十万人というものもいます。しかし四十万人と十万人の違いはいったいどこにあるのでしょう」と、メディアのインタビューに応じている。村上氏は2015年にも、「日本は過去の侵略の事実を認め、相手国が納得するまで謝罪するべきだ」と述べている。(2017年3月7日付、東亜日報「『南京大虐殺は打ち消しがたい事実』 村上春樹氏の所信」より)

 一方で村上氏は、2009年2月15日のエルサレム国際ブックフェアにて表彰される現イスラエルの文学賞「エルサレム賞」を受賞した際に、次の様なスピーチを行った。
  「(ガザ地区に対する攻撃を理由に、日本国内で受賞や式への出席辞退を求める声があったことを紹介し、)イスラエルを訪れることが適当なことかどうか、一方を支持することにならないかと悩んだ」
  「固い、高い壁があり、それに1個の卵がぶつかって壊れるとき、どんなに壁が正しくても、どんなに卵が間違っていても、わたしは卵の側に立つ。なぜならば、わたしたち1人1人は1個の卵であり、ひとつしか存在しない、壊れやすい殻に入った精神だからだ。わたしたちが立ち向かっているのは高い壁であり、その壁とは制度だ」
  「爆弾犯や戦車、ロケット弾、白リン弾が高い壁で、卵は被害を受ける人々だ」
 (2009年2月16日付・時事通信「作家・村上春樹の軌跡」~「ガザ侵攻を批判」より)

 「卵」と形容されているパレスチナ人の方々の側に立つのは正しいし、僕は共感出来る。しかし。「卵」であるパレスチナ人達は、決して間違ってはいない。パレスチナ人達は、飽くまでも悪である“現”イスラエル、「フェイク・イスラエル」の抑圧に対しての「抵抗」と「抗議」を行っているだけなのである。ガザ地区の「ハマス」は、ユダヤが支配する西側欧米のマスコミによってイスラム原理主義というレッテルを貼られ、恰も単なるテロリスト集団かの様なイメージを作られる「印象操作」をされているが、正式名称は「イスラム抵抗運動」であり、実際はガザ地区、パレスチナ人達を守る為の「自衛隊」であり、何処の国、地域にも当然持つべき権利として、自然権としての「自衛権」を行使しているに過ぎないのである。
 村上氏は、その現イスラエルを批判するスピーチによって、ノーベル文学賞を受賞出来ないと言われる。そのノーベル賞の歴代受賞者には、ユダヤ人が多い。村上氏は、年々候補として挙げられながら受賞出来ないそのノーベル文学賞を是が非でも取りたいとの思いから、ナチス・ドイツによるユダヤ人に対するホロコーストと同様に本当は無かった南京大虐殺を肯定しているのかもしれない。

 一方、そのノーベル文学賞を受賞した作家の大江健三郎氏は、日本国憲法の九条改正に反対する護憲派で、自衛隊の存在や天皇制を批判する左翼系の思想をお持ちである。しかし、その反戦思想とは矛盾しないのか、また原子力発電所を平和利用として考えている為か、その原発を肯定しているのである。元々、日本の原発は、アメリカの意向に沿って、この地震大国の津波の恐れの有る海岸線に建てられたものである。その「迎合」する事によって、大江氏はノーベル文学賞を受賞出来たのではないだろうか?。

 前に掲げた様なマスコミによる日本人の受賞ニュースや、反対に日本のマスコミによる自虐史観報道で煽られ、乗せられ、一喜一憂し、洗脳される、日本の世間一般の人達……。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2017/02/06付:「支那(中国)と韓国の反日捏造プロパガンダを支援する反日ユダヤ人と、それを非難する親日ユダヤ人・・・ユダヤの内部分裂、南京大虐殺は無かった、従軍慰安婦の強制も無かった」
  ・2017/12/01付:「アウシュウィッツの『ガス室』とユダヤ人『ホロコースト』は無かった・・・言論弾圧を行うタルムード・ユダヤが嫌うイエス・キリストと聖書を盾にした大胆さ、映画『DENIAL』(「否定と肯定」)12/8公開」
  ・2018/04/07付:「“Moritomo-gate”/『森友ゲート』の再燃(2):戦前から共産主義の朝日新聞、『大政翼賛会』に繋がる『昭和研究会』からの革新官僚、『伏魔殿』財務省の『文書改ざん』と外務省の『歴史改ざん』」
  ・2018/04/22付:「“Devil-Illuminati-Freemason-France” corrupted by "free sex"『フリーセックス』で退廃フランス、ユダヤバックのマクロン↓↓、賢明なルペン氏↑↑」
  ・2018/06/28付:「KEY48, Right of Return、 5.14パレスチナ・ナクバ70th(39):侵攻ガザ白リン弾虐殺10th/Gaza Massacre, White Phosphorus Shells」

 参考・関連文献
  ・2009/02/14付・財務省 Ministry of Finance, Japan:「7か国財務大臣・中央銀行総裁会議声明のポイント(2009年2月14日)」
  ・2009/02/16付・時事通信:「作家・村上春樹の軌跡」~「ガザ侵攻を批判」
  ・2009/02/17付・AFP BB NEWS:「村上春樹さんにイスラエル文学賞、スピーチでガザ攻撃批判」
  ・2009/10/03付・財務省 Ministry of Finance, Japan:「7か国財務大臣・中央銀行総裁会議声明のポイント(2009年10月3日)」
  ・2009/10/05付・47NEWS:「2400億円を融資へ 政府、IMFの財源強化で 」
  ・2012/04/19付・アゴラ:「日本がIMFへ4.8兆円融資を決めた件」
  ・2012/05/10付・NAVERまとめ:「ネットに出回る『民主党政権のバラマキ一覧』のウソホント」
  ・2016/10/19付・アゴラ:「村上春樹がノーベル賞を取れない重大な理由」
  ・2017/03/07付・東亜日報:「『南京大虐殺は打ち消しがたい事実』 村上春樹氏の所信」
  ・2017/03/07付・産経新聞:「村上春樹さん新作、『南京事件』犠牲者『四十万人というものも』で波紋 中国・人民日報サイトも報道」
  ・2017/05/14付・LITERA:「村上春樹『騎士団長殺し』は歴史修正主義と対決する小説だった! 百田尚樹も気づいてない南京虐殺の生々しい描写」
  ・2017/05/30付・テレビにだまされないぞぉⅡ:「杉田水脈氏レポート。フランスの反日フリーペーパー(ZOOM JAPON)が広める嘘の内容とその背景。そのスポンサーはナント!NHKと日本政府? 【虎ノ門ニュース】」
  ・2017/07/15付・正論:「スポンサーにNHKも名を連ねる 欧州の反日フリーペーパーはこんなにヒドい…」
  ・2018/03/14付・Record China:「『南京大虐殺』に正面から向き合う村上春樹氏の作品、南京で発売記念イベント―中国紙」
  ・2018/05/17付・中央日報:「血が混ざってこそ家族なのか、日本の家族は崩壊したが…」
  ・2018/05/27付・NEW’S VISION:「日本人は万引き民族なのか?カンヌ受賞を歴史プロパガンダにした『是枝裕和監督の功罪』」
  ・2018/05/26付・LITERA:「カンヌ受賞の是枝裕和監督が『戦時中の満洲が舞台の映画を撮りたい』と! 歴史修正主義を批判する是枝監督の“戦争映画”は実現するか?」
  ・2018/07/20付・産経新聞(産経フォト、共同通信):「村上さん小説を『下品図書』と認定 香港、18歳未満に販売禁止 『ばかげた決定』批判の声も」
  ・2018/07/21付・神戸新聞(共同通信):「ハルキ小説 香港では『下品』? 18歳未満に販売禁止、ファンから批判も」
  ・ウィキペディア:「ユダヤ人のノーベル賞受賞者」
  ・ウィキペディア:「日ユ同祖論」

Shoot Down & Nuke Blast/映画「クライマーズ・ハイ」のテーマ「日航ジャンボ機『撃墜』」事件と繋がる「福島原発『爆破』」事件、「原子力の平和利用」ならぬ「原子爆弾設置の『脅し』」

2019-01-06 02:47:05 | 歴史修正

 
YouTube: 映画『クライマーズ・ハイ』予告

 昨年(2018年)8月10日(金)、テレビ大阪で放送された映画「クライマーズ・ハイ」を視聴した(テレビ東京は8月17日(金)放送)。

 以下、ウィキペディア「クライマーズ・ハイ」より、
  『横山秀夫による日本の小説。2003年1月、『別册文藝春秋』に掲載され、8月25日に文藝春秋から単行本が刊行された。週刊文春ミステリーベストテン2003年第1位、2004年本屋大賞第2位受賞。
  著者が上毛新聞記者時代に遭遇した日本航空123便墜落事故を題材としており、群馬県の架空の地方新聞社を舞台に未曾有の大事故を取材する新聞記者の奮闘を描く。「クライマーズ・ハイ」とは、登山者の興奮状態が極限まで達し、恐怖感が麻痺してしまう状態のことである。
  2006年6月10日には文春文庫版が刊行された。
  2005年12月にNHKでテレビドラマ化され、東映・ギャガ・コミュニケーションズの共同配給で映画化され2008年に全国公開された。」
  「1985年8月12日、群馬県の地方紙・北関東新聞社の遊軍記者で、社内の登山サークル「登ろう会」メンバーの悠木和雅は、販売部の安西耿一郎とともに、県内最大の難関である谷川岳衝立岩登攀へ向かう予定だった。帰宅の準備をしているとき、社会部記者の佐山から「ジャンボが消えた」との連絡が入る。
  悠木は、粕谷編集局長から事故関連の紙面編集を担う日航全権デスクを命ぜられる。同新聞社にとって、「大久保・連赤」以来となる大事件を抱えた悠木は、次々と重大かつ繊細な決断を迫られる。』
 (以上、ウィキペディア「「クライマーズ・ハイ」より」

 「円高バブル」形成の為の「プラザ合意」が1985年(昭和60年)9月22日にG5(先進五か国財務大臣・中央銀行総裁会議)により発表される直前、同年8月12日に日本航空123便が「撃墜」され、群馬県高天原山(=タガマ・ハラン、御巣鷹山)に墜落する事故が起こった。乗客524名の内520名が死亡する大惨事となった。因みに、群馬県の高天原山(御巣鷹山)に墜落したとは意味深である様に思われるものの、その高天原山は「カムフラージュ」用に後からそう名付けられただけで、本当の高天原が存在する所は、後に奈良の大和朝廷に遷移(遷都)する事となる、その原型である邪馬臺国(=やまと国、邪馬台国)の存在した、四国の阿波・徳島である。
 その日航機「撃墜」事件の「脅し」により、その後のG5によるプラザ合意、続いて急激な円高ドル安、日本の株価高騰、バブル経済と続き、1989年(平成元年)12月29日の東京証券取引所の大納会で史上最高値となる日経平均株価\38,915を付けた直後、1990年(平成2年)2月21日に「バブル崩壊」し、そして現・安倍政権となってからの6年間で脱却しつつある様には見えるものの、現在まで「デフレ経済」が30年近く続いている。
 また「バブル崩壊」後の過程に於いても、日本は「圧力」を掛けられ続けて来た。1995年(平成7年)1月17日に「人工地震」による阪神淡路大震災、同年3月20日には宗教団体のオウム真理教による同時多発テロ事件である地下鉄サリン事件がそれぞれ行われ、その1月後の4月19日には史上最高値となる1ドル79円75銭を付けた。そして、その時の円の最高値を境にして、急激なニューヨーク・ダウ工業平均株価の上昇が行われた。
 また更に、1996年(平成8年)~2001年(平成13年)の「金融ビッグバン」(第一次規制緩和)、2002年(平成14年)からの第二次規制緩和、……そして今から10年前の2009年(平成21年)9月16日~2012年(平成24年)12月26日までの世界権力イルミナティ・フリーメーソンがバック・アップの民主党政権と続く事となった。それら一連のバブル崩壊後の「圧力」は、「デフレ経済」に陥った経済面だけでは無く、捏造された近現代史を用いた外国からのバッシング、それにその外国勢力の操具とされているマスコミも同乗・便乗した自虐史観の洗脳も行われ、それらにより、日本人としての自尊心、誇りを失わそうとされて来た。

 

出典:ウィキペディア「プラザ合意」https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B6%E5%90%88%E6%84%8F

Change in the Nikkei Stock Average in Tokyo, Japan, and the Dow-Jones Stock Average in New York, US (1985~2006)
 


Change in the Dow-Jones Stock Average in New York, US (1980~2017)
 

   出典元:「世界経済のネタ帳」…ダウ平均株価の推移(年次、1980~2017年)
    Change in the Dow-Jones Stock Average in New York, US (1980~2017)

Change in the Nikkei Stock Average in Tokyo, Japan (1980~2017)
 

   出典元:「世界経済のネタ帳」…日経平均株価の推移(年次、1980~2017年)
    Change in the Nikkei Stock Average in Tokyo, Japan (1980~2017)

 1985年の日本航空123便「撃墜」事件の前にも、同様の事件は在った。
 以下、2012年11月24日付、本ブログ記事「占領下、一九五二年日航機『撃墜』事件」より、
  『国内初のジェット機、日本航空マーチン202型双発「もくせい号」が伊丹経由福岡行として、1952年(昭和27年)4月9日午前7時34分に荒天の中、羽田空港を離陸しました。その直後の8時過ぎ、米極東空軍ジョンソン基地(埼玉県入間基地)の管制官とノースウェスト社のパイロット(副操縦士と共に米人)との交信後に、三原山外輪山(東京都大島)に衝突しました。同日15時50分に米極東空軍・横田基地(東京都多摩、現在の米第5空軍司令部)からの通信を受けた米第5空軍・小牧基地(愛知県、当時の米第5空軍司令部)が航空庁に誤報を伝え、機体の発見と乗客乗員全員救助を発表させました。翌日8時半、機体の発見と乗客乗員37名全員の死亡が確認されました。
  事故当時、米軍機10機が上空を訓練飛行し、……』
  『かつて航空機大国だった日本は1945年(昭和20年)に太平洋戦争に敗北すると、GHQによって航空機の研究・設計・製造を全面禁止されました。GHQによって航空機産業を始め重工業全体を弱体化させ、日本が農業小国となって米国に経済依存し続ける様に図られました。しかし1950年(昭和25年)の朝鮮戦争の勃発により(1953年休戦)、日本の旧航空機メーカーに米軍機の点検・修理の依頼が増えました。翌年の1951年(昭和26年)に民間航空会社の日本航空がGHQの意向で発足しました。社長には柳田誠二郎(元日本銀行副総裁)、専務取締役に松尾静磨(元航空庁長官)が就任しました。同年9月8日にサンフランシスコでの講和会議にて署名された、日本国と連合諸国との平和条約と旧日米安全保障条約が、翌年1952年(昭和27年)4月28日に発効されて日本は一応独立しました。それで航空機の運航や製造の禁止の一部が解禁されました。同年7月には航空法が施行されました。又、其の直前の1952年2月28日には、日米安保を基にして日米行政協定が締結されました。この協定は後の1960年(昭和35年)の新日米安全保障条約に付随する日米地位協定に継承されるものであります。その様な背景のあった米軍の占領下において、航空管制は全て米軍により行われていました。『日航機「撃墜」』はその様な中で行われました。』
 (以上、2012年11月24日付、本ブログ記事「占領下、一九五二年日航機『撃墜』事件」より)

 他にも、1971年(昭和46年)7月30日の全日空機雫石衝突事故(岩手県岩手郡雫石町、航空自衛隊機との衝突により乗客乗員162名全員死亡)、また外国に於いては、1983年(昭和58年)9月1日の大韓航空機撃墜事件(ソ連領空侵犯に米ソ両国からの警告無く米国スパイの疑い、269人全員死亡)、2014年7月17日のウクライナ・米国・イルミナティによりロシアの犯行と見せかけた「False Flag」で撃墜されたマレーシア航空17便 (MH17)……等の、数々の航空機の陰謀事件が有る。
また航空機だけでは無く、2010年3月26日の在韓米軍の原子力潜水艦がミサイルを撃って撃沈した韓国哨戒艇・天安沈没事件、2014年4月16日に起きた韓国旅客船・セウォル号沈没事故も同様に「撃沈」(米国、或いは北朝鮮による?)された。

 その1985年の日航ジャンボ「撃墜」事件をテーマにした映画「クライマーズ・ハイ」にヒロインとして出演されておられた女優の尾野真千子氏は、何時も撮影・収録現場には、お味噌汁を水筒に入れて持参されておられるそうである。
その味噌汁は病気の予防になる等、様々な効能が有って健康に良いのは勿論であるが、「放射線被曝」に対しても力が発揮される。

 2011年3月11日の東日本大震災の上での福島第一原子力発電所事故は、僕にとっては未だ記憶に新しい所であるが、その人工地震兵器「HAARP」(や核兵器)等による福島原発「爆破」事件や津波の被害と同様に、日本各地の海岸沿いにわざと並べられて建てられている数々の原発ならぬ「原爆装置」の存在によって、再び起こされる可能性、北朝鮮の電磁パルス大量破壊兵器「EMP」所有、今後に起こると聖書で「預言」されている世界最終戦争となる第三次世界大戦に於いての核兵器の使用、更に、予防医療という名目でマッチポンプ式病院ビジネスとしてCT(コンピューター断層撮影)等によって被爆させられて「医原病」を作られている現実等、「放射線被曝」のリスクが存在している。よって、この「放射線被曝」に対する知識や予防、備え、減災対策が必要であり、また被爆した場合の治療法も知っておく必要がある。

 昨年(2018年)末、政府は宇宙・サイバー・電磁波についての対策を加えて完成度を高めた、新たな「防衛計画の大綱」と「中期防衛力整備計画」を策定した。その他、2013年に「特定秘密保護法」を成立させ、2015年には集団的自衛権の行使等を可能とした「安全保障関連法」を成立させ、更にこの後、現・日本国憲法に「緊急事態条項」を新たに加える事や、「九条二項を改正」する事等も急いでいる。何故、それらを急いで来たのか?。それは、「聖書」で「預言」されている世界最終戦争、第三次世界大戦への「備え」の為である。「平和ボケ」している世間の多くの人達は、左翼・リベラル・世界共産化グローバリズムのマスコミによってミス・リードされてしまい、間違った世論・空気を形成している。しかし、それらの日本の世間の人達が幾ら「希望的観測」をしたところで、外国には「聖書」の「預言」の知識を持つ人達が「多数」であり、そして、神様の「預言」は「運命」であり「絶対」であるので、人間の意志によってどうのこうのと出来るものでは無く、否が応でも従わなければならないのである。自然災害ひとつを採っても、所詮は「減災」程度しか対策を取る事が出来ない。

 さて、1985年の日航ジャンボ「撃墜」事件と2011年の福島原発「爆破」事件。これらが、実は繋がっているのである。

 東大法学部出身で旧・日本海軍出身の中曽根康弘・元首相は、「風見鶏」の異名を持つ。中曽根氏は1985年の日航ジャンボ「撃墜」が行われた時の首相であり、そして日本での原子力の平和利用、つまり原子力発電所の建設を推し進めた方である。
 
  「風見鶏」・・・「定見をもたず、周囲の状況を眺めて、都合のよい側にばかりつく人のこと。」(goo辞書(デジタル大辞泉(小学館))より)

 また、「海軍」と言えば、元連合艦隊司令長官・元帥海軍大将の山本五十六氏が有名であるが、実は山本五十六氏は、アメリカのスパイでありフリーメイソンであった。そして、戦後、元「海軍」の方でA級戦犯になって死刑になった者はおらず、その一方では「陸軍悪玉論」が唱えられている。しかし実際は、無謀で負ける事が解っていながらも、米国の要求通り対米戦争に導いた「海軍」こそが、「悪玉」であった。戦後の歴史史観は、飽くまでも戦勝国の歴史史観、つまり、米国の希望通りの歴史史観、自虐史観である。

 中曽根氏は、1985年の日航ジャンボ「撃墜」事件が起こされた8月12日、避暑地の軽井沢から夜には帰京していたとの事である。翌日(13日)、事故の報告を受けたものの……。そして事件の3日後(15日)、中曽根首相(当時)は靖国神社を公式参拝された。当時、中曽根首相の公式参拝に対し、多少の左翼からの抗議が成されたものの、閑散としていたらしい。マスコミが「日航ジャンボ墜落」の方を一斉に向いている間でもあった為もあろうが、それを狙ってか、周到な準備・計画、或いは(米国との)入念な打ち合わせによって行われたのであろうか……?。

 以下、2014年8月22日付、「日航123便墜落―遺物は真相を語る・天空の星たちへ」公式ブログ(元日本航空客室乗務員の青山透子氏著)「信濃毎日新聞のコラム欄[斜面]に取り上げて頂きました」より、
  ***以下、信濃毎日新聞WEBよりコピー***
   信濃毎日新聞[信毎web] 斜面
   斜面
   08月13日(水)
   日航の元客室乗務員、青山透子さんは、ジャンボ機墜落事故で多くの同僚を失った。今は航空業界を目指す学生を教えている。授業で事故を伝える新聞報道などを資料に学生にリポートを提出させ、議論した
   ある学生は首相動静の記事に目を付けた。御巣鷹の尾根に墜落した85年8月12日、当時の中曽根康弘首相は避暑地の軽井沢から夜には帰京していた。翌日事故の報告を受けたが上野村に駆けつけるでもなく、事故対応の陣頭指揮をとった跡はうかがえない
   15日は靖国神社公式参拝で物議を醸した後人間ドックへ。17日に軽井沢に戻り水泳や散歩を楽しみ19日に帰京した。23日に英国で54人が死亡した航空機事故でサッチャー首相が静養先から帰国、現場に急行し原因究明を指示したとの記事も学生が紹介。その違いに皆が言葉を失った
 (以上、2014年8月22日付、「日航123便墜落―遺物は真相を語る・天空の星たちへ」公式ブログ(青山透子著)「信濃毎日新聞のコラム欄[斜面]に取り上げて頂きました」より)

 参考文献
  ・2017/08/09付・NEWSポストセブン:「靖国神社元幹部『中曽根首相参拝の時は閑散としていた』」

 一方で、前述の2014年の韓国旅客船・セウォル号「撃沈」事件が米国(或いは北朝鮮?)によって行われた時、当時の韓国の朴槿恵大統領は、その実情を知ってか、動く事が出来なかった。そして朴槿恵大統領は、当時、韓国のマスコミや世間の一般大衆から、即時の対応を取らなかった事について、散々叩かれた。
 また、その記事(青山透子氏著)にも在る通り、日航ジャンボ「撃墜」事件が起こされた10日後の8月22日には、イギリスのマンチェスター国際空港で、乗員乗客137名を乗せた「ブリティッシュ・エアツアーズ28M便」の火災事故が有った。離陸滑走を開始した直後に左エンジンが爆発し、乗員乗客55名が死亡、15名が火傷等の重傷を負った。この事故も時期が時期であるだけに、同じG5メンバーである英国に対する陰謀であるかの様にも疑われるものの、次のグラフを見ると、プラザ合意後の為替相場に於いて、日本程どころか、殆ど影響を受けなかった様にも見える。プラザ合意は、アメリカ経済を救う為、国際協調とは言うものの、飽くまでも日本を抑える為に、ターゲットを日本に絞ったものであった。

 

出典:ウィキペディア「プラザ合意」
USD:アメリカ・ドル、DEM:西ドイツ・マルク、FRF:フランス・フラン、GBP:イギリス・ポンド、JPY:日本・円

 「疑惑の証拠隠滅につながる数々の証言をもとに」とされる、青山透子氏の著書、「日航123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る」(2017/07/17、河出書房新社)の要旨としては以下とされる。

  『本書が追求する問題点
   ・公式記録にはないファントム二機の追尾が目撃されている。
   ・日航機に付着した赤い形状のものが目撃されたが、それは何か。
   ・地元群馬県上野村の小中学校の文集に寄せられた子どもたちの目撃証言。
   ・米軍機が墜落地点を連絡したにもかかわらず、なぜ現場の特定が遅れたのか。
   ・ジェット燃料の火災ではありえない遺体の完全炭化から考えられるある種の武器使用の疑い。
   ・事故原因はなぜ意図的に漏洩されたのか。
   ・圧力隔壁修理ミス原因説への疑問。』
 
  また、目次の中からの一部、
   『事故原因を意図的に漏洩したのは米国政府という記事
   ・ガソリンとタールの異臭について
   ・墜落現場不明という誤報とファントム二機の追尾
   ・人命救助よりも大切だったのは赤い物体か? 』
 (以上、「日航123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る」(青山透子氏著、2017/07/17、河出書房新社)より)

 尚、僕は本書を読んでいないので、以下は、その他のインターネットの文献を参考とする。
 墜落の原因とされた「後部圧力隔壁損壊」説は間違いであり、嘘である。事件の翌年、1986年9月12日に「自殺」したと見せかけられて恐らく殺されたのであろう自衛隊員が、友人に預けた2枚の写真が有る。1枚は同年7月に「自殺」した、或いはそうと見せかけられて同様に殺された?、同僚二人の写真である。当時の自衛隊内やその周辺では、「同性愛者の心中」等と茶化されて軽く流されたそうである。そしてもう1枚は、モザイクをいれた建造物の暗い倉庫内をフラッシュ無しで写しており、それを最大まで解像度を上げ補色処理をした所、「消えた垂直尾翼の70%」が写っている事、またその尾翼には「オレンジ色の物体」が突き刺さっている事が判明した。この写真を撮影したのはその自衛隊員であったのか、それ故に消されたのか、それとも、『意図的に漏洩したのは米国政府』であったのか……?。確かに、アメリカは、CIAの過去の悪事を記録した公式文書を自ら公開して来た様に、気付いてもらう事で自らの力を誇示し、更にそれによって「見せしめ」や「脅し」の効果を上げようとでもしているのであろうか……?。
 当時、その「オレンジ色の物体」(「赤い破片」)と同じ色をした、自衛隊のミサイル照準訓練用の小型標的機とミサイルが在った。元・日本航空社員で「ワールドフォーラム」創立者・代表幹事であられた故・佐宗邦皇氏が、「米軍機の核ミサイル被弾による撃墜事件」とおっしゃられていた通り、恐らく、自衛隊による誤射、ミス、犯行と見せかけて在日米軍が行ったか、或いは、日米同盟と日米地位協定の下にアメリカ政府、また裏の権力、日本を売る日本人の「命令」によって自衛隊機が行ったものであろう。更に佐宗氏は、「民間機が軍事演習の標的にされたと知った日本国民の反自衛隊化・反米軍化、そして、日米安保反対運動激化を恐れたと思われる親米・中曽根首相が、自分の地元である群馬県山間部上空での123便撃墜を米軍に依頼した」と証言されたとの事である。
 
 2008年2月26日付、秘密(ひみつ)NEWS「第5話 みつからなかった70%」より、
  『事故当時のニュース映像で日航側の事故調査員が金属片を回収しようとして証拠隠滅の容疑で自衛官に連行されたが、自衛官がなぜ連行なんかしてるのか関係者の間で疑問だった、その後この映像は一切流れることはなかった。このとき調査員の回収しようとした金属片も日航機には使用されていないはずの「オレンジ色」の破片だった…』



 出典:2008/02/26付・秘密(ひみつ)NEWS「第5話 みつからなかった70%」

 墜落現場の発見が遅らされた原因として、米軍による「証拠隠滅」の必要が在ったからである。米軍は、事件後直ぐに、墜落現場に到着していた。遺体は完全に炭化し、遺体の歯形で本人確認を行った歯科医師は、「二度焼きしたような状況だ」と述べており、且つ、「周囲の木々が幹の中までは燃えていないのに,遺体だけが骨の芯まで焼かれていた」との事である。そして当初、NHKは墜落場所を「不明」、或いは二転三転と変えて報じる等をして、「意図的に?」誤報を繰り返した。2011年の福島原発「爆破」事件に於いても、NHKは情報を隠蔽していた。NHKは、裏の権力の「御用放送局」である。

 以下、2017年9月9日付・社会科学者の随想「青山透子『日航123便墜落の新事実-目撃証言から真相に迫る』2017年7月を介して日米軍事同盟関係を吟味する」より、
(原典:「日航123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る」(青山透子氏著、2017/07/17、河出書房新社)) 
   『「青山透子が推理した事件の真相」(171頁)
     ※-1 完全炭化した遺体から推測できるのは,ガソリンとタールを混ぜたゲル化燃料を付着させる武器を使用した可能性がある。
     ※-2 被発表のファントム2機による墜落前の日航123便追尾は明確な事実である。
     ※-3 墜落直前に赤い飛行機と思われた楕円や円筒形にみえる物体を目的した人がいた。』

 または、墜落後に米軍が到着後、『(156-159頁参照)は,ゲル状燃料を使用する火炎放射器が利用された、それも墜落現場の一部を完全に焼却しきるためであったのではないか、そう示唆するかのように記述している。』
 (以上、2017年9月9日付・社会科学者の随想「青山透子『日航123便墜落の新事実-目撃証言から真相に迫る』2017年7月を介して日米軍事同盟関係を吟味する」より)

 参考文献
  ・2008/02/26付・秘密(ひみつ)NEWS:「第5話 みつからなかった70%」
  ・2010/08/15付・阿修羅:「[日本航空123便墜落事故]  自殺した航空自衛隊員が所持していた 2枚の写真 (世界の真実の姿を求めて!)」
  ・2017/09/09付・社会科学者の随想:「青山透子『日航123便墜落の新事実-目撃証言から真相に迫る』2017年7月を介して日米軍事同盟関係を吟味する」
  ・2018/08/17付・社会科学者の随想:「1985年8月12日『日本航空123便墜落事故』の悲惨を,家族たちの不幸・不運に関する説明だけで,未解明である不審点を残すこの事件の『真相』に迫りうるのか」

 戦後、日本の制空権は、在日米軍に握られてしまっている。ブログ「社会科学者の随想」さんが引用されている、「知ってはいけない 隠された日本支配の構造」(矢部宏治氏著、2017/08/17、講談社)の目次より、
  『第1章 日本の空は、すべて米軍に支配されている
   第2章 日本の国土は、すべて米軍の治外法権下にある
   第3章 日本に国境はない
   第4章 国のトップは「米軍+官僚」である
   第5章 国家は密約と裏マニュアルで運営する
   第6章 政府は憲法にしばられない
   第7章 重要な文書は、最初すべて英語で作成する
   第8章 自衛隊は米軍の指揮のもとで戦う
   第9章 アメリカは「国」ではなく、「国連」である
   追記 なぜ「9条3項・加憲案」はダメなのか』
 (以上、「知ってはいけない 隠された日本支配の構造」(矢部宏治氏著、2017/08/17、講談社)の目次より)

 また、次の様なブログ記事も在る。
  2012年8月10日付・新ベンチャー革命「日航123便御巣鷹山墜落事件とオスプレイ(鷹)をつなぐ糸:1985年、濡れ衣を着たボーイングへのご褒美はおいしいオスプレイ開発受注(2兆円)だった?」

 「自衛隊員の自殺率の嘘」とも言われている。「自衛隊員の自殺数は1986年には年間90人以上と81年から73パーセントも増加している。(一省庁のなかで1年間で90人これだけの自殺者が出るのは、不自然であり不審であるが報道すらされなかった。)」(2010/08/15付・阿修羅「[日本航空123便墜落事故]  自殺した航空自衛隊員が所持していた 2枚の写真 (世界の真実の姿を求めて!)」より)。
 丁度、前述の、1986年7月と9月12日の分、更に同月14日と航空自衛隊員が「自殺」された(殺された?)頃から、急激な増加に転じているとの事である。事件の隠蔽度を高める為かどうだか……?。
 自衛隊員の自殺者が多く出ていると言う統計も発表されている。但し僕の知る所に拠ると、1994年以降しか無く、その当時(1980年代~1993年)の統計は無いらしい。また、保守系の産経新聞も、自衛官の自殺者の多さを報じている。下記参考文献の内に在る統計資料によると、2004年~2006年の3年間は、制服隊員と防衛省職員合わせて100人に到達している。丁度その頃、アメリカの「嘘」によって始められたイラク戦争(2003年3月20日~2011年12月15日)が行われている最中、ジョージ・W・ブッシュ大統領(当時)の要請によって、自衛隊のイラクへの派遣が、米国一辺倒の小泉純一郎政権時の2003年12月に開始され、その後の2009年2月まで行われていた。また、自衛隊員のストレスの発散の為も有ってか、自衛隊内でのハラスメント、いじめも存在し、隊員からの辞めるに辞めれないといった苦情も出ているとの事である。

 参考文献
  ・2015/06/05付・産経新聞:「自衛官の昨年度の自殺者数は66人 過去12年で最小だが…」
  ・2015/06/21付・facebook 佐藤貴志:「自衛官、自殺に関する統計」
  ・2016/03/13付・NAVERまとめ:「【衝撃】自衛隊で自殺者が増えているのはナゼ!?」

 以下、「黒い絆 ロスチャイルドと原発マフィア 狭い日本に核プラントが54基も存在する理由」(鬼塚英昭氏著、2011/05/30、成甲書房)より、
  「中曽根康弘は“原発マフィア”であった。それも日本がまだ独立していない時期からである。児玉誉士夫の子分となり、政治資金を貰い続けているうちに、児玉同様にアメリカの、特にCIAのエージェントになっていたものと私は推測している。中曽根は1953年7月から11月まで、ハーバード大学の国際問題研究会に出席するために渡米している。この旅の途中で彼の面倒をみたのは、当時ハーバード大学助教授であったヘンリー・キッシンジャーだった。ヘンリー・キッシンジャーは当時ネルソン・ロックフェラーのブレーンであったが助教授になる前にロスチャイルドが実質的に支配するダヴィストック研究所に行っている。いわば、ロスチャイルドのエージェントでもあった。
  中曽根は4ヶ月もかけて、何が目的でキッシンジャーの世話を受けたかを考えるとき、謎が解けてくる。彼と同行していたのが、元海軍大佐の大井篤だった。大井は戦後、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)側の人間となり、GⅡ(参謀第二部)のチャールズ・ウィロビーのもとで働いていた。……」
  「1949年から1960年ごろまでの中曽根の言動をまとめた米陸軍の「中曽根ファイル」がある。以下、春な幹男の『秘密のファイル-CIAの対日工作(2000年)から引用する。
  1954年9月30日、米陸軍情報部は中曽根の言動を、要旨次のようにまとめた。
  …(中略)…
  【中曽根が第一】同7~10月、ハーバード大学国際セミナーに短期留学。……(後略)」
  「『CIAは日本の歴代の首相、および次期首相候補の周囲に、情報提供者を確保してきた』、ビクター・マーケッティ元CIA副長官補佐官はそう断言する。……」
  「中曽根が夏期セミナーに参加していた頃、1953年8月、ソ連が水爆実験に成功している。ルイス・L・シュトラウスを中心とした強硬派が核の予算獲得を主張していた頃である。シュトラウスがアイゼンハワーを動かし、『アトムズ・フォー・ピース』の演説の準備に入っていた。私はシュトラウスが日本を一つの大事なファクターとして考えていたと思う。そしてCIAが、彼らのエージェントとして大事にしていた大井篤(終戦時、海軍大佐)を中曽根(終戦時、海軍少佐)の目付役にして、シュトラウスAEC(※ 原子力委員会)委員長のもとへ送り込んだとみる。中曽根は帰国後、変貌して、原子力の平和利用を説いて回りだすのである。シュトラウスは唯一の原爆を落とされた国ニッポンに的を絞り、原子力の平和利用の国家としようとしたのである。……」
  「中曽根の一行が、AEC委員会が準備し実行した1955年5月のスイス・ジュネーブで開かれた『第一回原子力平和利用国際会議』に出席したことはすでに書いた。
  4人のメンバーのうち、前田正男は自由党、志村茂治は社会党左派、松前重義は社会党右派、そして中曽根が改進党であった。…(中略)…『羽田に着く頃には、もう諸法案の骨子ができあがっていた』と中曽根が語っているが、これも怪しい。アメリカのAEC委員長ルイス・L・シュトラウスから、諸法案の骨格となる素案を与えられたのではなかろうか。
  私たちは、ここで知らねばならない。日本共産党を除く4党派がこぞって、原子力の平和利用、すなわち、原発を造ることに賛成したことである。
  あのウラン235をもじった予算案が予算委員会を通過…(中略)…アメリカが強力な圧力を加え、日本政府、政党を脅した結果だと…(中略)…日本国民の知らないところで、CIAのエージェント(あえてこう書く)、原発マフィア第二号、中曽根康弘によって開始されたのである。
  この予算がつき、正力松太郎が衆議院議員に初当選し(※ 1955年2月28日~)、初代の科学技術庁長官(※ 1956年5月19日~、そして原子力委員会の委員長となる。ポドム・正力松太郎と『中曽根が第一』の二人組が原子力発電所を強引に日本に造っていくのである。
  正力と中曽根の原発マフィアは共同で、次々と法案を提出しては通過させていく。原子力委員会設置法、核原料物資開発促進法、原子力研究法、原子燃料公社法、放射線障害防止法、そして科学技術庁設置法が、矢継ぎ早にできていった。この間、役人は一切関与していない。中曽根は衆議院の専門委員と法制局の参事を使っただけで、中曽根を中心とする一部の国会議員だけの議員立法の形で法案が提出され、成立していったのである。
  私は、アメリカ側が翻訳して提出しろと命じ、一方的に与えた法だと思っている。この時の内閣総理大臣は鳩山一郎である。鳩山は吉田茂の奸計にはまって首相の座を奪われた。その間、フリーメイソンに加入し、ユダヤ機関に近づいている。鳩山が首相になると、一気に原子力の平和利用の時代がやってくる。……」
  「日本全国に造られた原発はすべて利権がらみである。一つの例外もない。……
  …(中略)…
  田中角栄に…(中略)…中曽根康弘には四元義隆という右翼と児玉誉士夫…(中略)…
  中曽根を実質的にというか、本当に動かした人物がいた。その男の名は瀬島龍三…(中略)…瀬島は戦後、情報機関をつくり、……」
  (以上、「黒い絆 ロスチャイルドと原発マフィア 狭い日本に核プラントが54基も存在する理由」(鬼塚英昭氏著、2011/05/30、成甲書房)より)

 以下、2012年11月21日付・本ブログ記事、「原発・日テレ・CIA~第二次大戦後の裏面史」より、
 『第二次世界大戦前に、警察官僚、内閣情報局参与、読売新聞社代表取締役社長、読売巨人軍創立者・初代オーナーであった正力松太郎は、戦後にA級戦犯として捕えられましたが、アメリカの中央情報局・CIAにスパイとして仕える事を条件に釈放され、其の後は資金提供を受ける等をして、米国のCIAの非公然の工作に協力しました。戦後は、第三次鳩山一郎(=フリーメーソン)内閣時に、総理府原子力委員会・初代委員長、科学技術庁・初代長官、北海道開発庁長官に就任しました。又、第一次岸信介(=正力同様にA級戦犯から釈放されたCIAのスパイ)改造内閣時には、総理府原子力委員会委員長、国家公安委員会委員長、科学技術庁長官に就任しました。又、日本テレビ放送「網」代表取締役社長ともなりました。米国の軍産複合体から原子力発電所や航空戦闘機の売り込みに便宜を図りました。軍産複合体には、当初から正力が便宜を図っていたジェネラル・ダイナミックスや、GE、ロッキード、ノースアメリカン(日本最初の原子炉購入先)、ウェスティングハウス等が在ります。「マイクロ波通信網」構想を推進して日本・東南アジア・米国の太平洋地域に「網」を被せて、情報操作による支配を計画しました。現在は、元々軍事利用で開発された衛星通信が、其れを実現しています。街頭に置くカラーテレビを米国から購入してカラーテレビの放送権を獲得して、米国のプロパガンダ映画のディズニー映画「わが友原子力」を放送して、広島・長崎・第五福竜丸の原爆被害に対する日本人の持つイメージや感情を払拭しようとして、原子力発電を世間へアピールし、世間の人々は騙されてその映画を称賛しました。其の事をきっかけとして、日本テレビとディズニーは放送契約をしました。ディズニー創立者のウォルト・ディズニーはフリーメーソンのメンバーで、映画やテレビ等のメディアを通して、プロパガンダ活動をして洗脳活動を行っています。
 アメリカの公文書(一般公開文書)には、正力松太郎の個人コードネーム「podam」および「pojacpot-1」が与えられ、組織としての読売新聞社、日本テレビを示すコードネームは「podalton」と名づけられ、CIAの協力者であった事が、一般公開されている大量のファイルに記載されています。』
  (以上、2012年11月21日付・本ブログ記事、「原発・日テレ・CIA~第二次大戦後の裏面史」より)

 日本は先の大戦で、負けた。それも、史上初で唯一の原爆を落とされた。それを原因として、日本は今までアメリカに支配されて来た。その様な中に於いて、何とか自主独立が出来ないものかと米国に迎合・忖度しながら、困難ながら模索して道を探って来た。しかし困難であったからと言っても、その過程に於いて、この様な航空機「撃墜」事件や原発「爆破」事件を許し、多大な犠牲者を出して良い訳が無い。現在進められている憲法改正は、その自主独立に向けた「ステップ」である。

 



日航123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る
「日航123便墜落の新事実
  目撃証言から真相に迫る」

(著者:青山透子氏、
 出版社:河出書房新社、
  出版日:2017/07/17)
黒い絆 ロスチャイルドと原発マフィア
「黒い絆 ロスチャイルドと
  原発マフィア」

(著者:鬼塚英昭氏、
 出版社:成甲書房、
  出版日:2011/05/30)
原発・正力・CIA―機密文書で読む昭和裏面史
「原発・正力・CIA
―機密文書で読む昭和裏面史」

(著者:有馬哲夫氏、
 出版社: 新潮社、
  出版日:2008/02/01)


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  ・2012/11/21付:「原発・日テレ・CIA~第二次大戦後の裏面史」
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  ・2013/09/20付:「戦後事件の『実録』・・・米国の謀略の数々・・・『日本の黒い霧〈上・下〉』を読んで」
  ・2013/10/07付:「生命の根幹を司る食養生における日本人にとっての中心『味噌汁』・・・『体質と食物―健康への道』を読んで」
  ・2014/04/29付:「やはりまた米国がやったのか・・・韓国旅客船・セウォル号沈没事故」
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 参考文献 
  ・2008/02/26付・秘密(ひみつ)NEWS:「第5話 みつからなかった70%」
  ・2010/08/15付・阿修羅:「[日本航空123便墜落事故]  自殺した航空自衛隊員が所持していた 2枚の写真 (世界の真実の姿を求めて!)」
  ・2012/08/10付・新ベンチャー革命:「日航123便御巣鷹山墜落事件とオスプレイ(鷹)をつなぐ糸:1985年、濡れ衣を着たボーイングへのご褒美はおいしいオスプレイ開発受注(2兆円)だった?」
  ・2014/08/22付・「日航123便墜落―遺物は真相を語る・天空の星たちへ」公式ブログ:「信濃毎日新聞のコラム欄[斜面]に取り上げて頂きました」
  ・2015/06/05付・産経新聞:「自衛官の昨年度の自殺者数は66人 過去12年で最小だが…」
  ・2015/06/21付・facebook 佐藤貴志:「自衛官、自殺に関する統計」
  ・2016/03/13付・NAVERまとめ:「【衝撃】自衛隊で自殺者が増えているのはナゼ!?」
  ・2017/06/12号・日経パソコン:「My Digital Life 尾野 真千子 現場で飲むお味噌汁はいつもネットで買っています。」
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  ・「原発・正力・CIA―機密文書で読む昭和裏面史」 (著者:有馬哲夫氏、出版社: 新潮社、出版日:2008/02/01)
  ・「日航123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る」(著者:青山透子氏、出版社:河出書房新社、出版日:2017/07/17)
  ・「知ってはいけない 隠された日本支配の構造」(著者:矢部宏治氏、出版社:講談社、出版日:2017/08/17)

“Jewish Hollywood” & Illuminati director/「ユダヤ・ハリウッド」の予告と警告、イルミナティのローランド・エメリッヒ氏監督映画「ホワイトハウス・ダウン」

2019-01-06 01:36:31 | ユダヤ支配下アメリカ2012~2019
  
YouTube: 8/16公開『ホワイトハウス・ダウン』予告編

 昨年(2018年)7月7日(土)、関西テレビ(フジテレビ系)にて放送された映画「ホワイトハウス・ダウン」を視聴した。この映画は、アメリカで2013年6月に公開された。
 当時、アメリカの大統領はバラク・フセイン・オバマ氏であった。ミドルネームの「フセイン」が示している通り、オバマ大統領(当時)の本心は「イスラム」であり、内心では、アラブ系に同情していた。オバマ氏の内に在る、「クルアーン」(コーラン)を基にした「理想」と、「ユダヤ」に囲まれ圧力を掛けられた「現実」……。
 それ故に、2009年1月20日に就任してからの1期目の期間中、「現イスラエル」への訪問を一切行わなかった。しかし、2期目に入った直後の2013年3月20日、2期目の初外遊先としてイスラエルを訪問され、オバマ氏自身初となる「フェイク・イスラエル」への訪問となった。また、オバマ氏は翌日21日には、パレスチナ自治政府のヨルダン川西岸地区の都市、ラマラを訪問された。

 2013年3月21日
  オバマ米大統領(当時)
   「イスラエルとパレスチナの『2国家共存』は今も実現可能である」
  パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス大統領
   「パレスチナが将来建国しようとしている土地にイスラエルが入植を続ける限り、和平交渉再開の見込みはないだろう」
 
 丁度、オバマ氏が大統領に当選した後から大統領に就任される直前までの間のタイミング、2008年12月27日~2009年1月18日には、現イスラエルによるパレスチナ自治政府のガザ地区への侵攻が行われた。
 オバマ氏が大統領に就任してから1年半近くが経過した2010年5月31日、現イスラエルのネタニヤフ首相が、オバマ米大統領からの要請を受けていたアメリカへの訪問をキャンセルする事を、オバマ氏との電話会談で伝えた。丁度この日の未明、ガザ地区への支援物資を届ける為に地中海を航行していた国際船団を現イスラエル軍が急襲し、活動家ら少なくとも15人が死亡、数十人規模の負傷者が出る事件が起こっていた。オバマ氏は当電話会談に於いて、「深い遺憾」の意を表明された。
 2012年9月11日、アメリカのホワイトハウスは、イスラエルのネタニヤフ首相が国連総会出席の為に訪米する際のオバマ大統領(当時)との会談を要請した事に対し、「拒否」した事を伝えた。それまでは、オバマ氏の大統領就任後、オバマ氏の外遊期間を除いては、良好な関係とは言えないものの、ネタニヤフ首相の訪米時の際の会談が持たれていた。「イラン核合意」に対する対応を巡って、米国とイスラエルとの緊張が高まっていた。
 オバマ政権の2期目に入った2013年2月1日、ヒラリー・クリントン氏が国務長官を退任し、その翌月3月20日、オバマ氏は現イスラエルを初訪問し、翌日にはパレスチナ自治政府をも訪問された。そして同年9月26日、1979年のイラン革命後に国交を断絶して以来34年ぶりとなる米国とイランとの直接会談、ユダヤ人のケリー米国務長官(当時)とザリフ・イラン外相との会談が行われた。
 2015年1月22日、オバマ大統領(当時)は22日、同年3月に訪米を予定するネタニヤフ首相との会談を「拒否」する意向を示された(※ 注:ユダヤと朝日新聞に繋がる米CNNテレビによる報道)。また一方では、親イスラエルの米下院議長が、ホワイトハウスの頭越しに、ネタニヤフ首相に対し訪米と米議会での演説を要請された。
 そして、その同年7月14日、イランとロシア、支那(中国)、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツとの6カ国協議による、最終的な核合意に達した。
 
 オバマ氏の内側の「クルアーン」からの「理想」と、外側に在る「ユダヤ」の「現実」、そして、アメリカをはじめ世界の「白人至上主義」、「白人エスタブリッシュメント」の構造の中に於いて、黒人初の大統領として、常に暗殺の恐れが有った中で、「パペット」(操り人形)と化しながらも、その「理想」への道を探られていた様に感じる。
 就任中、2010年に制定した「ドッド=フランク・ウォール街改革・消費者保護法」による金融規制改革、「リーマン・ショック」の翌年で就任した年の2009年10月に10.0%まで落ち込んだ失業率を、2期目の最終年となる2016年には4.6%まで回復させ、日本に「理想」の形が存在している「オバマケア」(医療保険制度改革)や銃規制等を進められ、アフガニスタンからの米軍撤退や、グァンタナモ強制収容所での拷問への非難と閉鎖に言及された。
 また、2016年の任期最終年末の国連安全保障理事会では、イスラエルによる入植地拡大を非難し、その即時停止を求める決議案に米国を棄権させる事により、他の常任理事国の全てが賛成(賛成14、棄権1)した本議案を可決成立させた。更に、2017年に入っての大統領としての最終日に、今まで議会で承認されながらも抵抗・反対を受けて行えなかった、パレスチナに対しての人道支援を目的とした2億2,100万ドルの資金拠出を実施された。
 しかし、反対に一方では、カダフィ大佐(ムアンマル・アル=カッザーフィー最高指導者)の下で民主主義と治安の安定が保たれていたリビアをNATO(北大西洋条約機構)と共に空爆し、またシリアに対しても空爆やアサド政権に反対する反政府テロ勢力を支援した。そして、任期最終年の2016年には、現「フェイク・イスラエル」に対し、10年間で総額380億ドルもの軍事支援をイスラエルに対して行う覚書に署名した。これらの例から、オバマ氏の「パペット」としてのダブル・スタンダードが見て取れる。

 本映画のタイトル「ホワイトハウス・ダウン」は、当時のオバマ大統領への「脅し」とも捉える事が出来る。アメリカの「ハリウッド」は、ユダヤやイルミナティ、フリーメーソンの配下に在る。よって、ハリウッド映画は、それら世界権力の意向に沿ったプロパガンダ映画等を作って来た。そして、本作の監督ローランド・エメリッヒ氏(Roland Emmerich)は、イルミナティ・フリーメーソンそのものである。
ローランド・エメリッヒ氏が監督した映画の中で代表的なものとして、1996年に公開の「インデペンデンス・デイ」、2004年に公開の「デイ・アフター・トゥモロー」、2009年に公開の「2012」が在る。
 「インデペンデンス・デイ」では、地球の人類根絶と資源収奪を目論み、テレパシーを使い核兵器攻撃も効かない宇宙船に乗って来た侵略者の宇宙人達。「デイ・アフター・トゥモロー」では、地球温暖化の中で突然氷河期に突入してのパニック。「2012」では、「古代マヤ人が2012年の冬至ごろに訪れると予想した人類滅亡」、「地殻大変動」、「世界の終末」、「ノアの箱舟計画」。

 因みに「2012」では、
  「アメリカ大統領と各国首脳がテレビ会談を行うシーンにて、各国首脳の背景にそれぞれの国の国章が表示されている。しかし、日本の首相の背景には、日本の準国章である菊花紋章や、日本国政府、日本国首相の紋章である五七桐花紋ではなく、桜花を5個円形に並べたマークが表示された。これは通常、自衛隊で用いられる内閣総理大臣旗に使用されているデザインである。」(ウィキペディア「2012 (映画)」より)

 また、以下、ウィキペディア「ローランド・エメリッヒ」より、 
  監督のローランド・エメリッヒ氏は、「アメリカ合衆国で活動するドイツ人映画監督、映画プロデューサー、脚本家。SFやアクション等の娯楽色の強い作品を発表し続けていることで広く知られる監督である。妹のウーテ・エメリッヒも映画プロデューサーとして活動しており、ローランドの作品の多くでプロデューサーとして関与している。
  またゲイであることを公表しており、LGBT関連事業への寄付等も行っている。」
  「エメリッヒはロサンゼルス・ニューヨーク・ロンドン・シュトゥットガルトに自宅を所有している。彼は自宅に『奇抜な』装飾を施すことを好み、稀少なハリウッドの記念品、独裁者の肖像画や共産主義者の人形、第二次世界大戦時の軍事品を飾っている。収集したコレクションの中には、イエス・キリストが磔にされた姿が描かれたキャサリン・ハムネットスタイルのTシャツ、ウェールズ公妃ダイアナに似た女性が性行為をする姿が描かれたアリソン・ジャクソンの作品、自分の死亡記事を読んで笑うヨハネ・パウロ2世の彫刻、同性愛のポーズをとるマフムード・アフマディーネジャードのイメージ写真が含まれている。
  ゲイであることを公表しており、またアメリカの進歩主義勢力を資金援助している。2006年にはゲイ映画やレズ映画を保存するキャンペーンに15万ドル寄付し、アウトフェスタの歴史上最も高額な寄付となった。2007年にはLGBTコミュニティーのため、ロサンゼルスの自宅でヒラリー・クリントンへの資金援助パーティーを開催した。」
 (以上、ウィキペディア「ローランド・エメリッヒ」より)

 カルト組織、イルミナティ・フリーメーソンは、現在の世界総人口の約74億人(2018年発表のWHO(世界保健機関)2016年統計より)を10億人程度まで減らしたい意向を持っている。それ故、前記の映画にも見られる通り、宇宙人の侵略や異常気象による自然災害、そして聖書に「預言」として書かれている通りの人類の運命・宿命を思い、構想し、描かせて来た。神様によって、自然現象として、それらが行われる事を予想し願うだけでは無く、気象兵器等を用いて人工的にそれらを行ったり、また、「世界最終戦争」としての核兵器を用いた「第三次世界大戦」を目論んでいる。イルミナティ・フリーメーソンは「無神論者」であるので、創造主である唯一神に拠るのでは無く、傲慢にも自らの力によって、それらを実行しようとしている。

 それにしても、イルミナティは現イスラエルを最早、不要としているはずである。それは、自分達の目的に向けて「邪魔」だからである。しかし元々、現「フェイク・イスラエル」は、イルミナティであり、「フェイク・ユダヤ」であり、「カナン人」であるロスチャイルドが支援し、また、シオニスト、アメリカが当時のナチス・ドイツを支援した事を土台として作られた。イルミナティは、世界人口を減らす事を目的にしているだけでは無く、エルサレムに世界統一政府を建てる事をも目論む。現在進められている、左翼・リベラリズムの「世界共産化グローバリズム」は、その目的に向けたものである。「世界は一家、人類皆兄弟」とは聞こえは良いものの、その実、その雛形で実験国家であった旧ソ連に見られた様に、一部の世界的エスタブリッシュメントの下に在る、「人類の平等な奴隷化」の事である。
 ユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンは、現「フェイク・イスラエル」と「世界共産化グローバリズム」を、天秤にでも掛けているのであろうか……?。

 ところで、オバマ前大統領の後を継ぐトランプ現大統領は、極端なまでに、露骨に、「フェイク・ユダヤ」が支配している現「フェイク・イスラエル」の肩を持っている。前大統領と同様に暗殺される恐れが有るトランプ氏は、就任後、一貫して、「ユダヤ・グローバリズム」の宣伝機関であるマスコミから叩かれている。この「ねじれ現象」にも、両天秤を掛けているのではないか?、という事が伺える。

 以下、ウィキペディア「ホワイトハウス・ダウン」より、
  「ローランド・エメリッヒ監督、ジェームズ・ヴァンダービルト脚本による2013年のアメリカ合衆国のアクションスリラー映画である。……
  アメリカ合衆国では2013年6月28日より劇場公開された。……」
  「元軍人のジョン・ケイルは、ラフェルソン下院議長の甥を戦場で助けた縁で、彼の警護を担当する議会警察官の職を得ていた。ジョンの娘エミリーは、現職大統領であるジェームズ・ソイヤーの大ファンであり、ジョンは娘を喜ばせるためにアメリカ合衆国シークレットサービスへの転職を志望している。しかし、現職のシークレットサービスであるフィナティは彼の大学の同窓で過去を詳しく知っており、素行が良かったわけではないジョンの採用を拒んでいた。」
  「そんなある日、ジョンがエミリーを連れてホワイトハウスへ見学ツアーに訪れていたのと時を同じくして、中東からのアメリカ軍撤退を決議していた議会議事堂が爆破されるというテロ事件が発生する。ハモンド副大統領やラフェルソン下院議長らが避難する中、ホワイトハウス内に民間人として潜り込んでいたエミール・ステンツ率いる武装集団が動き出し、ホワイトハウス内の掃討を開始。シークレットサービスやガードマンらが次々と射殺される中、ジョンはテロリストの襲撃騒ぎではぐれてしまっていた娘を探すため、隙をついて傭兵の一人を倒し、装備を奪ってホワイトハウス内で単独での捜索を始める。
  一方、シークレットサービスのリーダーであったマーティン・ウォーカーが突如離反し、自身の部下を次々と殺害してソイヤーを拉致しようとする。ウォーカーがテロの首謀者であったことを知り愕然とするソイヤーだったが、偶然、娘を探して近くを通りかかったジョンが現れ、大統領は銃撃戦の末にウォーカーから逃れることに成功し、ジョンと行動を共にすることとなる。
  ウォーカーはソイヤーの拉致に失敗するも、ステンツたちに彼を生きたまま確保するように指示しつつ、残っていた閣僚やツアー客の民間人らを手中に収め、ホワイトハウスから離れていたフィナティにホワイトハウスの占拠を宣言し、多額の現金と輸送機を要求。2時間以内に要求が聞き入れられなければ人質を殺害すると宣告する。「大統領の指示した作戦で軍人の息子を失っていた」という過去を持つウォーカーであったが、単に怨恨だけでホワイトハウス制圧に思い至ったのかとフィナティは疑問に感じる。」
  「ジョンとソイヤーは携帯電話から国防総省と連絡を取り、フィナティからホワイトハウスからの脱出経路の指示を受けて脱出を図る。一方、エミリーがテロリストたちの映像をYoutubeにアップロードしたことで襲撃犯たちの素性が判明してしまい、ステンツたちは激怒する。ジョンとソイヤーはステンツたちの追撃を交わしつつ地下道から脱出を図るが、出口を封鎖されていたため断念し、大統領専用車に乗り込み地上からの脱出を図る。
  しかし、テロリストがエミリーを人質にしたことを知ったジョンは動揺し、テロリストの攻撃で大統領専用車を横転させてしまう。ジョンとソイヤーはウォーカーやステンツから逃げることに成功するが、ソイヤーの生死が不明となったアメリカ政府は、エアフォースワンで避難中のハモンド副大統領を合衆国憲法修正第25条第1節第6項(大統領の空席)により大統領に昇格させ、国防総省にいるコールフィールド統合参謀本部副議長が作戦の指揮権を掌握し、フィナティは追い出されてしまう。
  ジョンは負傷したソイヤーを治療した後、一人でエミリーを助け出そうとするが、そこにコールフィールドの命令で出動した救出部隊が到着する。しかし、テロリストが用意した地対空ロケットの攻撃で部隊が全滅し、NORADのシステムをハッキングさせたウォーカーはミサイルを発射させてエアフォースワンを撃墜する。ハモンドが死亡したことでラフェルソンが大統領に昇格し、彼は最終手段としてホワイトハウスの空爆を決定する。
  一方、ウォーカーは「エミリーを殺す」と脅してジョンを投降させようとし、彼女を守るためにソイヤーが投降する。ウォーカーは息子の戦死を無駄にしないため、ソイヤーの認証を利用して中東への核攻撃を目論む。ジョンはステンツを倒して大統領執務室に乗り込み、核ミサイルの発射ボタンを押そうとしていたウォーカーを射殺してエミリーを救い出す。」
  「ジョンはエミリーを逃がし、ウォーカーに撃たれて負傷したソイヤーを助けようとするが、そこに空爆部隊が迫って来る。しかし、エミリーが大統領旗を掲げて攻撃中止を訴えたため、部隊は空爆を中止する。ホワイトハウス周辺に集まっていた群衆やマスコミはエミリーに駆け寄り事件の解決を喜ぶが、ジョンは独自にウォーカーの情報を探っていたフィナティから、ウォーカーを操っていた黒幕がいることを聞かされる。黒幕の正体が、中東からの撤退に反対する軍産複合体の支援を受けているラフェルソンだと知ったソイヤーは、ラフェルソンを反逆罪で逮捕する。
  事件が解決し、ソイヤーはジョン、エミリー、フィナティ、コールフィールドと共にマリーンワンに乗りホワイトハウスを後にする。」
 (以上、ウィキペディア「ホワイトハウス・ダウン」より)

 次に、当映画についての批評を引用させて頂く。
 以下、2013年9月1日付、庶民の弁護士 伊東良徳のサイト~たぶん週1エッセイ「映画『ホワイトハウス・ダウン』」より、
  「ホワイトハウス襲撃の陰謀アクションものという設定を素材とした、娘を思う親心を描いた作品と評価すべきでしょう。
  ホワイトハウス襲撃に関しては、バラク・オバマをモデルにしていることが明らかな現職大統領が、イランに対し大量殺戮兵器保持の証拠はないと判断して平和条約の締結を申し入れ、これに対して危機感を持った軍需産業と癒着した者たちがホワイトハウス襲撃を敢行したという設定が目を引きますアメリカのネオコンどもが敵意を煽り立てたイスラム原理主義者や、「ならず者国家」を悪役に据えるのではなく、戦争で利益を上げる死の商人の問題点をクローズアップし、アメリカ政府がイランに対して敵対していることを批判的に取り上げるもので、健全な政治的批判精神が感じられます政府と政治家の大勢に迎合してアラブやイスラムを悪者にする映画が多数見られる中で、ハリウッドでこういう映画が作られるのを見ると、ちょっとホッとします。それは、オバマ大統領に対する注文と期待でもあるのでしょうけど、昨今のシリアに対する爆撃に傾斜する姿を見ると、オバマがいつまでエミリーのような少女の英雄でいられるか、心もとないところです。」
 (庶民の弁護士 伊東良徳のサイト~たぶん週1エッセイ「映画『ホワイトハウス・ダウン』」より)

 本ブログ過去の関連記事
  ・2017/02/06付:「本心はイスラムのバラク・フセイン・オバマ前アメリカ大統領のダブル・スタンダードの原因は、ユダヤの取り巻き」
  ・2018/07/17付:「イラン核合意・米のみ撤退(1):大量破壊兵器を使って来た米国と現イスラエルこそが『悪の枢軸』/Iran nuclear deal, US & Israel are just "Evil-Axis"」
  ・2018/07/18付:「イラン核合意・米のみ撤退(2):現イスラエルとユダヤの奴隷である嘘つき米国はイラン敵視するも失敗は続き逆効果/Iran nuclear deal, US is Jew & Israel Slave」
  ・本ブログ ブックマーク:「イスラエルのガザ侵略・パレスチナ人に対する虐殺と人権蹂躙 2014」・・・本ページ右サイド
  ・本ブログ ブックマーク:「KEY48, Right of Return, “Palestinian Nakba 70th”/2018.5.14『パレスチナ・ナクバ70周年』祖国帰還の権利」・・・本ページ右サイド

 引用・参考文献
  ・2010/05/27付・日本経済新聞:「イスラエル首相、来週に訪米へ 中東和平など協議」
  ・2010/05/31付・日本経済新聞:「イスラエル軍がガザ支援船急襲 15人死亡」
  ・2010/06/01付・日本経済新聞:「オバマ米大統領、イスラエル首相に『深い遺憾』 ガザ支援船急襲で」
  ・2012/09/12付・REUTERS JAPAN:「米大統領、今月訪米のイスラエル首相と会談せず=ホワイトハウス」
  ・2013/03/21付・日本経済新聞:「オバマ大統領、イスラエル初訪問 中東外交立て直し」
  ・2013/3/22付・AFP BB NEWS:「オバマ米大統領『2国家共存は可能』、訪問中のパレスチナで」
  ・2013/09/01付・庶民の弁護士 伊東良徳のサイト~たぶん週1エッセイ:「映画『ホワイトハウス・ダウン』」
  ・2015/01/23付・日本経済新聞:「米大統領、イスラエル首相訪米時の会談拒否の意向」
  ・ウィキペディア:「ホワイトハウス・ダウン」
  ・ウィキペディア:「ローランド・エメリッヒ」
  ・ウィキペディア:「インデペンデンス・デイ」
  ・ウィキペディア:「デイ・アフター・トゥモロー」
  ・ウィキペディア:「2012 (映画)」

JapanーIran、public justice & self-sacrifice/映画「海賊とよばれた男」:戦前から受け継ぐ「公義」の為の気骨在る自己犠牲の精神、戦後艱難を共にしたイランと日本

2019-01-06 01:01:07 | 日本政治・総合 2018~
 






 
YouTube: 「海賊とよばれた男」予告編

 日本人は何故、高いガソリン代を払い続けなければならないのだろうか?。
 マスコミにとっても「死活問題」である「経済」と「石油」。
 戦後間もなく、艱難を共にしたイランと日本。

 昨年(2018年)9月28日(金)、読売テレビ(日本テレビ系)で放送された映画「海賊とよばれた男」を視聴した。
 次に、その映画の概要を借用する。

 以下、ウィキペディア「海賊とよばれた男」より
  「百田尚樹による歴史経済小説である。
  出光興産創業者の出光佐三をモデルとした主人公・国岡鐡造の一生と、出光興産をモデルにした国岡商店が大企業にまで成長する過程が描かれている。
  第10回本屋大賞受賞作品。2016年(平成28年)12月現在、上下巻累計で420万部突破のベストセラーとなっている。
  2016年(平成28年)12月10日に映画化作品が全国公開された。」
  「1945年(昭和20年)8月15日。連合国と日本の戦争は終わった。東京をはじめとした主要都市は徹底的に爆撃されて瓦礫の山となり、海外資産のすべてを失って莫大な賠償金が課せられようとしていた。これから日本はどうなっていくのだろうかと、日本国民の誰もが途方に暮れて失意に包まれているとき、すでに老境に入っていた国岡商店の国岡鐡造店主は、わずかに残った社員を前に訓示を行う。三千年の歴史を誇る日本人としての誇りを失わぬように渇を入れ、さらに「ひとりの馘首もならん!」と、社員を一人も解雇せずに、日本と国岡商店の再建に挑もうとする。」
  「((明治18〜昭和20年)
  神戸高商在学中、国岡鐡造は石油の将来性に目を付け、また消費者の利益のために、問屋を介さず広範囲に直営店を展開する「大地域小売業」の夢を持つ。大財閥鈴木商店を蹴って、神戸の酒井商店に丁稚として就職した鐡造は、ここで店主の心構えを学び、また台湾での商談を成功させたところで、神戸高商時代に知り合った資産家:日田重太郎から多額の資金援助を得て、郷里に近い門司に「国岡商店」として独立する。
  国岡商店は、石油卸売業者として漁船の燃料を扱うと好評を得る。さらなる販路拡大のため、下関と門司での住み分けを図る協定をかいくぐり、下関側の漁師に海上で燃料を売るため、従業員とともに伝馬船で海に漕ぎ出す姿は「海賊」と呼ばれた。さらには寒冷な満州でも使用可能な、良質な機械油を南満州鉄道に売り込むことにも成功する。こうして海外にも販路を拡大するが、一方で、同業他社からの反発も強く、さらに日本の石油政策の統制化を受けて、国岡商店は日本国内での営業が困難になる。念願のタンカー日章丸を就航させて程なく、米国の対日石油禁輸を発端に、大東亜戦争が開戦する。鐡造も、日本のためという一貫した姿勢を貫くが、大局の前になすすべもなく、敗戦を迎える。」
  「(昭和20〜22年)
  売るべき商品「石油」がそもそもないという現実に直面した国岡商店は、社員一丸となって新しい仕事を求め、……石油配給統制会社(石統)からも締め出されていた。
  その石統は、日本への石油輸入再開の条件としてGHQから出された、旧海軍の燃料タンクから燃料を浚うという、非常に過酷な仕事を国岡商店にさせる。その後も国岡商店は、……」
  「(昭和22年〜昭和28年)
  国岡商店は次々と苦難を乗り越え、石油タンクの所有、そして二代目のタンカー日章丸建造を果たし、外国資本によらない「民族系」石油元売として順調に事業を拡大していた。しかし欧米資本の7つの石油メジャー、通称「セブンシスターズ」の妨害により、北米からの石油輸入が困難になった。
  ある日、鐡造は同じ福岡出身の実業家石橋正二郎の紹介で、米国籍のイラン人:ホスロブシャヒと知り合う。昭和26年(1951年)、イランは石油の国営化を宣言し国際関係が不安定になっていたが、鐡造は英国との契約を反故にした経緯を快く思っておらず、イランからの石油輸入を断る。しかし、イランが長年にわたり英国から搾取されている実態を知ると、海外渡航や保険の問題解決、そしてモサデク首相らとの交渉をまとめ上げさせ、ついに日章丸の派遣を決心する。昭和28年(1953年)、日章丸は極秘裏にアバダン港に到着し、イラン人の大歓迎を受ける。復路では英国東洋艦隊の海上封鎖を掻い潜る。この「日章丸事件」は、石油自由貿易や日イラン友好の嚆矢として期待されたが、モサデクの失脚によりわずか3年でイランとの貿易は終わった。
  「((昭和28年~昭和49年)
  鐡造は石油メジャーと対決するためには、産油国から直接輸入し、自ら精製する必要を痛感する。バンク・オブ・アメリカからの巨額の融資を受けることに成功すると、アメリカ人の懐の広さに感じ入る。そして、昭和32年(1957年)、徳山に、自らの理念を込めた製油所を想定以上の速さで建設させた。」
 (以上、ウィキペディア「海賊とよばれた男」より)

 この映画は実話をモデルにしている事から限りなくノンフィクションに近いのであるが、特に僕が下線を引き太字にしている部分は、全くの事実である。
 旧約聖書の中では、ペルシア(現イラン)が寛容の国である事が述べられている。イランはガージャール朝期に、イギリス、ロシア、フランス、ドイツ、オスマン帝国等により侵攻や工作、占領が成される等して、内憂外患状況が続いた。続く1925年からのパフラヴィー朝期に、前朝期にも提示していた外国軍の撤退、不平等条約の破棄、反植民地主義政策、軍備増強を進める一方で、西欧化、近代化と共に、更に1936年の女性の「ヘジャブ」(ヴェール)着用の非合法化等よって、反イスラム的な統治を行った。
 1941年にレザー・パフラヴィー初代皇帝がモハンマド・レザー・パフラヴィーに譲位した後、1951年、後のイラン革命(1979年)時に讃えられた「モハンマド・モサッデク」が首相に就任した。その同年、日本は戦争勝者であるアメリカをはじめとする連合国との間での平和条約(サンフランシスコ講和条約)に署名(翌年に発効)し、それまでは「停戦」状態であった大東亜戦争、及び太平洋戦争が終結すると共に、日本国の主権が承認された。また同時に、日本と米国の間での安全保障条約も署名された。
 モサッデク氏は、1905年の日露戦争に於いて日本がロシアに勝利した事に影響を受けた事にもよる、1906年~1911年にかけたイラン立憲革命に参加された。1944年に国民戦線を結成し、民族主義を掲げ、イギリスへの抵抗運動を行われた。国民戦線は、1945年の第二次世界大戦「停戦」後、唯一の反植民地を掲げる勢力となり、国民の圧倒的支持を受け、1951年に民主主義的選挙によって首相に就任された。そして、イランの石油を英国から取り戻し、国家主権をも意味する「石油国有化」を実現させた。

 以下、ウィキペディア「モハンマド・モサッデク」より、
  「第二次世界大戦においてイランは、北はソ連、南はイギリスに占領され(→イラン進駐)、戦後もイギリスの影響力の強い政権が続き、アングロ・イラニアン石油会社(英語版)(AIOC)はアバダンの石油を独占し利益を独占、イラン国内に石油による利潤はほとんどもたらされない状態が続いていた。そのような中、以前から存在した石油生産の国有化案を民族主義者モサッデクは「石油国有化政策」へとつなげていった。
  イギリスは懐柔案として「アングロ・イラニアン石油会社の利益をイギリスとイランが半々ずつ受け取る」という石油協定の改正を提案するが、モサッデクはこれをイギリスのイラン支配継続の意図をみて断固として反対した。石油国有化はイランの完全な主権回復を主張する運動のシンボルとして国民の支持を得て盛り上がりを増し、1951年の首相就任後に石油国有化法を可決させてアングロ・イラニアン石油会社から石油利権を取り戻し(イギリスのイラン支配の終結)、石油産業を国有化する。」
  「イラン産石油はイギリスやアメリカの国際石油資本(メジャー)の報復より国際市場から締め出され、それによりイラン政府は財政難に瀕し、国民戦線の内部では離反者が出るなどしてモサッデクの支持は失われていく。
  アメリカとイギリスは再び石油利権を取り戻すため、(米)CIA(及び英MI6)により大量の資金を軍人・反政府活動家などへ投入することで暴力による政府転覆を目指す内政干渉の秘密工作を行い(アジャックス作戦、TPAJAX Project)、その結果1953年8月15日から19日の皇帝派によるクーデターによってモサッデクを含む国民戦線のメンバーは逮捕され失脚した。」
  「モサッデクは不公正な裁判により死刑判決を受けたが、執行されず3年間投獄され、その後に自宅軟禁となるが軟禁中の1967年に死去した。1979年に起きたイラン革命の時には、モサッデクの顔の写真や絵画を掲げて讃えられた。」
 (以上、ウィキペディア「モハンマド・モサッデク」より)

 そのモサッデク氏が失脚される直前の同年3月23日、日本にとっては例え形式的にでも主権が回復した翌年、出光興産社長の出光佐三氏がイランに向けて派遣された「日章丸」は神戸港を出港し、4月10日、イランのアーバーダーン港に到着。4月15日、石油を積みアーバーダーン港を出港し、5月9日に川崎港に到着した。英国がイラン産石油の買い付けを行うタンカー撃沈を表明する事で脅しを掛けていた中でのイランへのタンカー派遣であった為に、世界中の注目を浴びる中で、途中、武器を装備していない民間船の日章丸がイギリス海軍からの攻撃や海上封鎖等を回避しなければならない程の危険を伴った。

 以下、ウィキペディア「日章丸事件」より、
  「イギリスの影響下にあったイランは、第二次世界大戦後独立していたものの、当時世界最大と推測されていたその石油資源はイギリス資本の元にあり、イラン国庫にも、国民にも利潤が充分に回らない状況にあった。……」
  「……英・石油メジャーのアングロ・イラニアン社(BPの前身)は、積荷の所有権を主張して出光を東京地裁に提訴し、同時に出光に対する処分圧力が日本国政府にもたらされた。
  しかし、イギリスによる石油独占を快く思っていなかったアメリカ合衆国の黙認や、喝采を叫ぶ世論の後押しもあり、行政処分などは見送られた。裁判でも出光側の正当性が認められ、(1953年)5月27日仮差押え処分の申し立てが却下され、アングロ・イラニアン社は即日控訴するものの、10月29日になって提訴を取り下げたため、結果的に出光側の勝利に終わった。これが世界的に石油の自由な貿易が始まる嚆矢となった。
  なお、イラン産石油の輸入は、この事件が石油メジャーの結束強化を招いたこともあり、1956年(昭和31年)に終了することになった。」
 (以上、ウィキペディア「日章丸事件」より)

 米国による占領と抑圧が約7年間続いた(と言っても、現在も米軍駐留や英語の義務教育等で半ば植民地的ではあるのだが)と言っても、未だこの頃は終戦直後であった為、また、戦前生まれの人達全てが、その占領によって簡単に洗脳されたり懐柔される訳でも無く、出光社長をはじめとして、戦前からの気骨や武士道精神を維持している方々が多く存在された事と思われる。よって、この「日章丸」のイラン派遣から、自らの命を顧みない「公義」の為の精神が強く働いた事が見て取れる。

 1951年のモサッデグ首相(当時)によるイラン産石油国有化の実現、1953年の日本の出光「日章丸」のイランへの派遣と、その約3ヶ月後のモサッデグ首相失脚、1956年の日本のイラン産石油輸入終了の後、パフラヴィー第二代皇帝は、アメリカ、イギリス、イスラエルの支援の下で「白色革命」を推進し、「ヒジャブ」の着用を禁止する等をして、反イスラム的な政策、世俗化、西欧化を進めた。

 「このモサッデグ首相追放事件によってパフラヴィー朝の皇帝(シャー)、モハンマド・レザー・パフラヴィーは自らへの権力集中に成功した。1957年にCIAとFBIとモサドの協力を得て国家情報治安機構(SAVAK)を創設し、この秘密警察SAVAKを用いて政敵や一般市民の市民的自由を抑圧したシャーは白色革命の名の下、米英の強い支持を受けてイラン産業の近代化を推進し、大地主の勢力を削ぐために1962年に農地改革令を発した。特に1970年代後期に、シャーの支配は独裁の色合いを強めた。」(ウィキペディア「イラン」より)


 「親米のパーレビ国王が行った改革では貧富の差が拡大し、そして何よりも「世俗化」を進めたので、イスラム教からは離れる、創造主である唯一神アッラーに背を向ける事となった。そして、神様に背を向けるという事は信仰心が薄い、敬虔さが損なわれた態度や姿勢、心構え、思想となり、イスラム教の保守派からは、当然反発が起こった。
 1979年のイラン革命でパーレビ国王は失脚し、『ヘジャブ』の着用が再び義務付けられる事となった。また『ヘジャブ』で頭髪を隠すだけでは無く、スカートの場合は膝下長めを必要とする等、出来るだけ男性を誘惑する事に繋がらない様な、情欲をそそらない様な、ファッションが求められた。」(本ブログ、2018年4月8日付「イランのファッション:敬虔、貞淑、貞節 ― Fashion of Iranian women is devout, virtue, and fidelity」より)

 「シャーの独裁的統治は1979年のイラン・イスラーム革命に繋がり、パフラヴィー朝の帝政は倒れ、新たにアーヤトッラー・ホメイニーの下でイスラム共和制を採用するイラン・イスラーム共和国が樹立された。新たなイスラーム政治制度は、先例のないウラマー(イスラーム法学者)による直接統治のシステムを導入するとともに、伝統的イスラームに基づく社会改革が行われた。」(ウィキペディア「イラン」より)

 イランにおけるシーア派の十二イマーム派の精神的指導者であり、政治家、法学者であるアーヤトッラー・ホメイニー初代最高指導者の下、旧約聖書とクルアーン(コーラン)を国の礎に置いた保守的改革を進め、国外追放して打倒した前皇帝の政権によりリベラル化し堕落し精神的な衰退をもたらしていた国内情勢と国民精神を引き締め、イスラムの伝統、文化、歴史への回帰を進めていった。その後、それまでの経験を基にし、且つ、捏造された歴史である「ユダヤ人・ホロコースト」を基にして建国された「現フェイク・イスラエル」がパレスチナ人の領土を不法占領して迫害・虐殺を行っている事に抗議して、反米、反イスラエルを国是としている。

 以上は、映画の大要、及び、それに付随するイランの流れである。

 ところで、地上波のテレビは「フェイク・ニュース」ばかりを垂れ流しているものの、時偶、或る意図を持って、その「タイミング」に応じた番組や情報を流す。この映画も、その通りであろう。テレビをはじめとした第四の権力マスコミは、裏の権力に支配され「チキン」(臆病)である事から情報を隠蔽しているが、時偶に行うそれにより気付きや警告を与えると共に、逆に一般国民を「愚民化」、「隷属化」する為の「洗脳」や「意図的ミス・リード」を行っている。
 現在、アメリカのトランプ政権による、イランに対する制裁が行われている。また米国は、日本を含む世界中の国々に対して、その制裁に協調する事を強制させようとして脅迫している。また、日本の真の独立化に向けた「憲法改正」の実現が未だ達成されずに居る中で、その様な「タイミング」でこの映画が全国放送されたのは、日本国に今一度、独立への気概や鼓舞を与える為であった様に思える。
 また一方で、米国による対イラン制裁は、マスコミにとっても「死活問題」に繋がる事である。日本の経済、及び世界の経済が不況に陥る原因となるものであり、特に「石油」をはじめとして資源が乏しく「自給自足」出来ない日本は、苦境に陥る事となる。

 「経済的繁栄にうつつを抜かし、国の大本を忘れ、国民精神を失ひ、本を正さずして末に走り、その場しのぎと偽善に陥り、自ら魂の空白状態へ落ち込んでゆく(姿)、政治は矛盾の糊塗、自己の保身、権力欲、偽善にのみ捧げられ、国家百年の大計は外国に委ね、敗戦の汚辱は払拭されずにただごまかされ、日本人自ら日本の歴史と伝統を涜してゆく(国となってしまったことを憂い……)」
  (ウィキペディア「檄 (三島由紀夫)」より)

 トランプ大統領が、米国の主流メディア(MSM:Mainstream media)に対して「フェイク・ニュース」と攻撃している事は正しい。その米国メディアと同様に、日本のマスコミが「3S愚民化政策」として「スポーツ・セックス・スクリーン」+「スピード」ばかりを放送すると同時に、三島氏が批判していた「経済至上主義」をも国民に叩き込んで来た。日本人は戦後、そのマスコミによって、哲学や生き方、経過、道筋、道理を軽視して、結果ばかり、快楽、報酬、お金ばかりを重視する事となってしまった。そして、「一時凌ぎの此の世の生」を重視する余りに「生命至上主義」に陥り、「公義」の為の捧命、犠牲を軽視している。これも、日本のマスコミや学校教育による反日、自虐史観、嘘である米国の視点に立った太平洋戦争史観、東京裁判史観、戦勝国史観の影響で、大東亜戦争の中での特攻隊をはじめとした日本軍の犠牲になられた行為や、昔の武士の自害を否定する事に繋がってしまっている事に表されている。「日章丸」に搭乗された乗組員達には、戦前から受け継ぐこの「公義」の為の捧命、犠牲の精神が存在していた。

 




 新約聖書・ヨハネの福音書12章24・25節
  まことに、まことに、あなたがたに告げます。一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、それは一つのままです。しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。
  自分のいのちを愛する者はそれを失い、この世でそのいのちを憎む者はそれを保って永遠のいのちに至るのです。

 The New Testament・The Gospel of John 12:24~25
  Most certainly I tell you, unless a grain of wheat falls into the earth and dies, it remains by itself alone. But if it dies, it bears much fruit.
  He who loves his life will lose it. He who hates his life in this world will keep it to eternal life.


 この「ヨハネの福音書12章24・25節」は、イエス・キリストの御言葉である。少なくとも、神様の御言葉を基準に置くクリスチャンやムスリムであるならば、「此の世の生命」よりも「後の天での永遠の命」を重視する事が出来るはずである。また、マスコミの垂れ流す、「此の世の情欲」、「世俗的欲望」に該当する「スポーツ・セックス・スクリーン」+「スピード」を無視するはずである。

 日本に原子爆弾を落とし、世界の主導権を握り戦後体制を率いてきた米国。その中で米ドルが基軸通貨となり、突出した軍事力を持ち、横暴極まりない事を繰り返して来た米国。
 しかし、先の第二次世界大戦の中、日本はアジア各国を解放した「大東亜戦争」と、米国の陰謀に引き込まれた「太平洋戦争」を行ったのだが、米国のする事は、その米国の仕掛けた日本に対する謀略戦争の結果、日本を保護国化した事の他に成功例は殆ど見当たらない。日本は戦後、日米安全保障条約の下、その他、数々の脅しによって、米国に従って来た。
 1955年~1975年のベトナム戦争以降、米国は財政赤字に陥り、その間の1971年にはドル紙幣と金との兌換を停止する「ニクソン・ショック」が行われ、それ以降、、米FRB(連邦準備制度理事会)の発行するドル紙幣は単なる「紙切れ」として、無秩序に印刷し続けられて来た。それにより現在、ドル紙幣は世界中で過剰に満ち溢れ、株価や先物取引等に表されている様に、投資分野に於ける「異常な」高騰が起きている。何れは「破裂」するであろう。
 米国のする事は、「失敗」ばかりであり、また、米国の意図する所の逆の結果に繋がる「逆効果」となっているものばかりである。そして、米国自身が疲弊し、壊れ、衰退しつつ有るが、その現状を強大な軍事力と脅しで覆い隠している。

 トランプ政権によるイラン核合意撤退をはじめ、保護主義、反グローバリズムの政策も相まって、米国は「孤立化」を深めつつ有る。また、今までも米国が赤字になるまでして身を削って莫大な財政資金、及び軍事資金を提供してもらって来た「フェイク・イスラエル」は、トランプ政権となってからは、より過大に、より露骨に肩入れしてもらう事となっているが、同じく世界の中で「孤立化」を深める。そして、イスラム教のシーア派イランに対抗意識を持つスンニ派のサウジアラビアは、同じく米国からの支援と、同じくイランに対して敵対する「現・偽イスラエル」と連携する事によって、「孤立化」へと進む。

 パレスチナのエルサレムを「現・偽イスラエル」の首都として承認し、米大使館を同市に移転した事は、間違っている。しかし、トランプ大統領の「米国孤立化政策」は、トランプ氏自身の他国に余分な介入・干渉を行わないという本音からのものであり、その「タイミング」に乗じて、日本は「独立化」に向けた政策、「独自外交」を進める事が出来る事となっている。ただ、その上でも頂けないのは、「米国借金大国」の根本原因である「現フェイク・イスラエル」への資金援助を停止や削減をしないばかりでは無く、よりその「現フェイク・イスラエル」との関係強化を図っている事である。確かに、その資金援助を削減や停止でもしようものなら、暗殺される可能性は高い。よって、トランプ大統領は、「本音」と「建前」の間で揺れ動く。

 アメリカの対イラン制裁は、明らかに「フェイク・イスラエル」の肩を持つが故のものであり、その「現・偽イスラエル」を支持する米国内の単なる宗教組織に過ぎない多数派のキリスト教福音派の支持を得ようともするものである。トランプ氏自身が本音として、現在のイスラエルが「偽物」であるという事を何処まで理解しているのか、また、「宗教的」、「白人系」のユダヤ人も「偽物」であるという事を何処まで理解しているのかは解らない。また、トランプ氏自身の娘婿、クシュナー大統領上級顧問がその「偽ユダヤ人」に該当している事も理解しているのだろうか?。実際、娘のイバンカ大統領補佐官は、ユダヤ教に改宗しただけでユダヤ人になった事が、その一例として証明している。「血統」こそが民族を定義するものであり、アブラハム➖イサク➖ヤコブに繋がる「血統」こそが、ヤコブの別名である「本当のイスラエル」の血統を持つユダヤ人であり、その「血統的ユダヤ人」しか、「運命」として神様の側から与えられた「契約」を持ってはいないのである。
 トランプ氏自身、先の大統領選挙中には、「911検証」を公約に掲げていた。正しい、裏側の、インターネットの情報、ロシア情報を知る事から、ロシアのプーチン大統領を尊敬し、主流メディア(MSM)に対し「フェイク・ニュース」と逆に反撃して叩いて来た。そして、その911がイスラエル諜報員によって行われた事は恐らく知っている事であろう。更に、主流メディアがユダヤに支配され、自分の国がそのユダヤによって侵蝕されて来た事も、恐らく理解しているのではないだろうか。

 保守的な思想を持つ僕は、単純にグローバリズムとナショナリズムを区別する事は間違いであると考える。同じく単純に、左翼と右翼を区別する事も可笑しいと考える。だから、反グローバリズムを明言している米国のトランプ大統領についても「是々非々」で見ているし、また世界情勢の中で、イランの側に立ち、パレスチナの側に立つ。トランプ政権の前政権、オバマ政権はグローバリズムの政策を行っていたが、オバマ政権時に毎年送金する「現・偽イスラエル」への資金援助を大幅に増額したのである。バラク・“フセイン”・オバマ前大統領はイスラムの心を持っているにも関わらず、また、現イスラエルを不要と本心では持っていたにも関わらず、その様な「矛盾」する事を行ったのである。米政権がダブル・スタンダードに陥っている原因は、ユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンの支配下に在るが故である。
 その世界情勢の中で、日本は「憲法改正」をはじめとした「独立化」、「独自外交化」を、今後、進めていく事が出来るのであろうか?。そして、その中で大事なのは、この映画でも取り上げられた様に、イランとの互いの独立を尊重した友好関係、重要なパートナーシップを維持し発展する事であるものと、僕は想う。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2017/12/27付:「トランプ政権に送るエルサレムをイスラエル首都承認に対する世界の抗議撤回要求声明の数々(14):『パレスチナはイスラムの最重要課題』、寛容のイランでも創造主と同様に悔い改めない傲慢なイスラエルは赦さない」
  ・2018/04/08付:「イランのファッション:敬虔、貞淑、貞節 ― Fashion of Iranian women is devout, virtue, and fidelity」
  ・2018/07/17付:「イラン核合意・米のみ撤退(1):大量破壊兵器を使って来た米国と現イスラエルこそが「悪の枢軸」/Iran nuclear deal, US & Israel are just "Evil-Axis"」
  ・2018/07/18付:「イラン核合意・米のみ撤退(2):現イスラエルとユダヤの奴隷である嘘つき米国はイラン敵視するも失敗は続き逆効果/Iran nuclear deal, US is Jew & Israel Slave」
  ・本ブログ カテゴリー:「イラン」 ・・・本ページ右サイド

 引用文献
  ・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
  ・World English Bible(eBible.org)

 引用・参考文献
  ・ウィキペディア:「海賊とよばれた男」
  ・ウィキペディア:「モハンマド・モサッデク」
  ・ウィキペディア:「日章丸事件」
  ・ウィキペディア:「イラン」
  ・ウィキペディア:「檄 (三島由紀夫)」

映画「ジェラシック・パークⅢ」より「創造主の生命倫理」「創造論」を冒涜するリベラリズム・進歩主義・悪魔主義の「ダーウィン進化論」ー「優生学」の「過剰医療」ー「バビロニア・タルムード」の繋がりを思う

2019-01-06 00:24:52 | エッセイ・コラム
 映画「ジェラシック・パークⅢ」に見る、
  「創造主の生命倫理」「創造論」を冒涜するリベラリズム・進歩主義・悪魔主義の「ダーウィン進化論」
    それに繋がる「優生学」の「過剰医療」
     推し進めるユダヤ・イルミナティ・「マスコミ」
      「世界統一共産主義政府エルサレム」に存する「進化論」と「バビロニア・タルムード」と「ゴイム」


 



YouTube: ジュラシック・パークIII (吹替版) - 予告編

YouTube: Jurassic Park 3 (1/10) Movie CLIP - Crash Landing (2001) HD


 昨年(2018年)7月6日(金)、読売テレビ(日本テレビ系)で放送された「ジェラシック・パークⅢ」を視聴した。
 「ジュラシック・パーク」の内容は、概ね、次のウィキペディアからの引用分に要約されている。

 以下、ウィキペディア:「ジュラシック・パーク」より、
  「1990年に出版されたマイケル・クライトンによる小説、またそれを原作として1993年に製作された同名映画に端を発する映画シリーズ、小説、コミックシリーズ、ラジオドラマ。作中に登場する娯楽施設の名称でもある。」
  「バイオテクノロジーを駆使して蘇らせた恐竜たちによる惨劇を描くパニック・サスペンス。
  原作ではヴェロキラプトルを『知力が高く厄介な存在』と設定し、最大の脅威として描いている。これは続編『ロスト・ワールド -ジュラシック・パーク2-』でも同様である。
  作中に登場するジャングルリバーライドはユニバーサルスタジオのアトラクションである『ジュラシック・パーク・ザ・ライド』として再現されている。
  SFエンターテイメント作品だが、原作・映画全体を通して背景には『生命倫理や生命の進化・歴史』『テクノロジーの進歩と過信』に対する哲学的テーマが存在する。」
 (以上、ウィキペディア:「ジュラシック・パーク」より、)

 また、本作については、同じくウィキペディアから引用する。
 以下、ウィキペディア:「ジュラシック・パークⅢ」より、
  「2001年に公開されたアメリカ映画。『ジュラシック・パーク』『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』から続くシリーズの第3作である。ユニバーサル映画提供。」
  「人気シリーズ第3作。シリーズの前2作が『マイケル・クライトンによるSF小説の映画化』という形をとっていたのに対し、この作品では基本的に映画独自のストーリーが展開されている。監督は前2作のスティーヴン・スピルバーグからジョー・ジョンストンに変わる。
  タイトルのロゴマークはスピノサウルスに変わった。原点回帰をテーマにしており、背景には『生命倫理や生命の進化・歴史』、人間が『神の真似事』をすることへの批判精神等は、原作及び1作目から引き続き受け継がれている。また、スピルバーグの作品でよく指摘される「親子関係」も1作目とは異なる形で見られる。」
 (以上、ウィキペディア:「ジュラシック・パークⅢ」より)

 以下、2018/06/06付、YouTube・YouTube ムービー「ジュラシック・パークIII (吹替版) - 予告編」より、
  「著名な古生物学者アラン・グラント博士(サム・ニール)は、裕福な冒険家(ウィリアム・H・メイシー)とその妻(ティア・レオーニ)に依頼されて、恐竜をクローン生産する拠点だった小島の遊覧飛行ツアーに同行する。だが、夫婦には別の目的があり、3人は小島に不時着することになる。そして、彼らに襲いかかる恐竜たちは、博士が想像もしないほどに狡猾で俊敏、獰猛で残忍だった。」
   (以上、以下、YouTube ムービー「ジュラシック・パークIII (吹替版) - 予告編」より)

 先日、支那(中国)の或る研究者が、「ゲノム編集」技術で受精卵を改編した女児の双子を誕生させた事を公表した。

  昨年(2018年)11月25日
   支那の南方科技大学に所属する賀建奎博士
    「HIV(エイズウイルス)に感染した男性とこれに感染していない女性との受精卵の遺伝子をCRISPR-Cas9というゲノム編集技術で改変し、HIVに耐性を持つ双子の女児を誕生させた」

 以下、2018年11月29日付・Newsweek日本版、「遺伝子編集した双子の女児が誕生と主張の中国科学者に批判集まる」より、
  『現時点において、この研究結果は、論文として査読付きの学術雑誌で発表されておらず、第三者による検証が行われていない。賀博士が籍を置く南方科技大学は、11月26日、「賀博士の研究は大学外で行われ、大学や学部への報告もなかった。大学も学部もこの研究について認識していない。これが事実であるならば、研究倫理や行動規範に反するものだ」との声明を発表した。
  中国の国家衛生健康委員会(NHC)では、同日、広東省の衛生健康委員会に対し、この事実関係について速やかに調査するよう命じている。
  賀博士がこの研究結果を公表して以降、ゲノム編集技術による人の受精卵の遺伝子改変について中国内外から様々な懸念や批判が寄せられている。中国でエイズ研究にたずさわる140名の研究者グループは、11月27日、賀博士の研究を強く非難し、このような研究や実験を厳しく禁じるよう、規制の強化を当局に求める共同声明を発表した。』
 (以上、2018年11月29日付・Newsweek日本版、「遺伝子編集した双子の女児が誕生と主張の中国科学者に批判集まる」より)

 人間の作った科学技術は、農業や漁業、工業、医療、その他の生活全般に渡って、人間がより便利に、快適に、そして、後の天での「永遠の命」に比べればほんの一瞬に過ぎない此の世での寿命を少しでも伸ばせる様にと、人間なりに考えた結果のものである。人間なりに考えたものであるので、または、人間が勝手な思いで作ったものでしかないので、神様の「御心」に適っているとは限らない。
 その科学技術を作る者達がキリスト者(クリスチャン)やムスリム(イスラム教徒)の方々であれば、聖書を規範としている事で、「神様の領域」である生命にはむやみやたらに触れたりせず、且つ一線を引き、節度・限度を守り、踏み込まないはずである。そして、「生命倫理」は創造主にエビデンス(根拠)を置く。
 今後、AI(artificial intelligence、人工知能)が発達し、それぞれの分野で人間を超えてしまう可能性が高いが、それらの専門分野が一つに統合されたAIが、旧約聖書の「ダニエル書」にも預言されている通り、「荒らす忌むべきもの」(同書11章31節、12章11節)となって頂点に立ち、人類を支配する可能性が有る。
 将来のAIと同様に、既に人間の手に負えなくなってしまっているのが、核兵器と原子力発電である。同じく聖書で預言されている「世界最終戦争」に於いて核兵器が使われたり、原子力発電所への人工地震兵器等を使ったテロ攻撃が行われる時、前例の如く、人間はどうすることも出来ない。その他、電磁波パルス兵器「EMP」(electromagnetic pulse)も、全ての都市インフラを破壊してしまう能力を持ち、手に負えない。そして、例え、人間が此の世で全滅したとしても、コンピューターは独り勝手に動き続けるという。現在、核兵器も原発も、全てがコンピューター制御の下に在る。そのコンピューターが暴走する時、人間は既に手に負えなくなっている。
 また、バイオ・テクノロジー等の発達で、それが食品や医療等の分野に利用されている。食品の遺伝子組み換え、ゲノム編集だけでは無く、また医薬品への利用が挙げられるが、その他に、人工授精や出生前診断、人工妊娠中絶、代理出産も、これに当てはまる。果たして、これらは「聖書」を規準として考えた場合、「聖書の生命倫理」に適合するものであろうか?。僕は、これら現在、食品分野や医療で行われている「科学的」、「進歩的」なものは、「間違い」であると考える。
 その「進歩的」なものとしてNHKをはじめとした「マスコミ」に持て囃されているのが、「ダーウィンの進化論」である。この「ダーウィンの進化論」は、次の聖書の御言葉を「冒涜」し、否定したものである。

 
 



 旧約聖書・創世記1章24~28節
   ついで神は、「地は、その種類にしたがって、生き物、家畜や、はうもの、その種類にしたがって野の獣を生ぜよ」と仰せられた。するとそのようになった。
  神は、その種類にしたがって野の獣、その種類にしたがって家畜、その種類にしたがって地のすべてのはうものを造られた。神は見て、それをよしとされた。
  そして神は、「われわれに似る様に、われわれのかたちに、人を造ろう。そして彼らに、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配させよう。」と仰せられた。
  神はこのように、人をご自身のかたちに創造された。神のかたちに彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。
  神はまた、彼らを祝福し、このように神は彼らに仰せられた。「生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地をはうすべての生き物を支配せよ。」。

 The Old Testament・The Book of Genesis 1:24~28
   God said, “Let the earth produce living creatures after their kind, livestock, creeping things, and animals of the earth after their kind;” and it was so.
  God made the animals of the earth after their kind, and the livestock after their kind, and everything that creeps on the ground after its kind. God saw that it was good.
  God said, “Let’s make man in our image, after our likeness. Let them have dominion over the fish of the sea, and over the birds of the sky, and over the livestock, and over all the earth, and over every creeping   thing that creeps on the earth.”
  God created man in his own image. In God’s image he created him; male and female he created them.
  God blessed them. God said to them, “Be fruitful, multiply, fill the earth, and subdue it. Have dominion over the fish of the sea, over the birds of the sky, and over every living thing that moves on the earth.”


 上記、創世記1章26節の「われわれ」とは、唯一神である創造主の内に複数の人格=位格(ペルソナ)が存在する為である。天の父である創造主とその子イエス・キリストと聖霊というペルソナが存在するが、三位一体の唯一の神である。
 上に掲げた様に、創世記では「その種類にしたがって」と繰り返し述べられている。これは、後々将来に於いて、「進化論」の様なものが出現する事を神様が予め知り、それに対する警告の意味も込めて預言されたのであろう。「進化論」が突然出現したのはつい最近、1859年である。「種の起源」においてダーウィンが唱えたものでしかないのだが、人間をはじめ全てのものが創造主である唯一神によって創られた「創造論」を否定し、人間が神様によって創られたのでは無く、単細胞、アメーバから誕生したとか、猿やチンパンジーから進化した等とする説である。もし、ダーウィンの言う通り「創造論」が間違いで「進化論」が正しいのであれば、「人間の尊厳」は存在しない事となり、他の動物と同じレベルとなり、創世記の「創造論」に書かれてある人間が他の動物を支配して良いという事も出来なくなってしまう。
 よって、その「ダーウィンの進化論」には、「バビロニア・タルムード」の臭いがする。「タルムード」には、「ユダヤだけが人間である。他は全部『ゴイム(獣)』である」と、書かれているからである。つまり、現在進められている、「世界共産化グローバリズム」によって建てられる「世界統一政府エルサレム」では、一部の支配者がユダヤであり、その他は全部「ゴイム」であり、家畜であり、奴隷である、という事である。
 聖書の唱えている「創造論」を証明したのが、「優性の法則・分離の法則・独立の法則」の3つから成る「メンデルの法則」である。研究・実験によって、エンドウ豆はいつまでもエンドウ豆、朝顔はいつまでも朝顔である事を証明された。また、「メンデルの法則」を構成する3つの法則により、「種」が独立したもので、それぞれ別の「種」を持った動物と動物の間には「壁」が存在するという事を示している。つまり例えば、人間と猿との間には絶対に子供が生まれないと言う事で、進化論が唱えている、種と種の壁を打ち破って通り越える事は在り得ないという事である。そして、この「メンデルの法則」がきっかけとなって、「遺伝学」が誕生する事になった。
 しかし現在、その「創造論」を冒涜して「進化論」を推し進めている傾向が伺える。遺伝子操作、医療での「出生前診断」をはじめとした行き過ぎた医療行為には、それが見える。「ダーウィンの進化論」が劣性遺伝子・民族・人種が淘汰されるという「優生学」に繋がった様に、正に、医療での「予防医療」という名目下で行われている「出生前診断」や「遺伝子診断」等の「過剰医療」には、それが見えるのである。
 ユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンは、傲慢にも神様を無視し、科学至上主義・人間至上主義・人間第一主義となって、リベラリズム・進歩主義・サタニズム(悪魔主義)の「ダーウィン進化論」を「マスコミ」を使って洗脳しながら、「世界共産化グローバリズム」の一環として、現在、推し進めている。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2013/02/09付:「『生命倫理』について・・・(4)人間の尊厳、『メンデルの法則』と『進化論』」
  ・2015/02/22付:「NHKはイルミナティ・フリーメーソンが用いるサタニズムの進化論を洗脳 & タルムードの『ゴイム』」
  ・2016/12/25付:「聖書を冒涜する『進化論』は、タルム―ディックユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンの悪魔主義である・・・聖書が真実。宗教組織・偽預言者・無神論者・科学至上主義・人間至上主義・人間第一主義による幻惑」
  ・2017/03/29付:「生命倫理とは『神の倫理』、生命は『神の領域』・・・人工授精、出生前診断、人工妊娠中絶、遺伝子組み換え、ゲノム編集……そして創造主・神の『創造論』に対する悪魔・人間の『進化論』」
  ・本ブログ カテゴリー:「予防医療の危険性と生命倫理」

 引用文献
  ・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
  ・World English Bible(eBible.org)
  ・2018/11/29付・Newsweek日本版:「遺伝子編集した双子の女児が誕生と主張の中国科学者に批判集まる」
  ・ウィキペディア:「ジュラシック・パーク」
  ・ウィキペディア:「ジュラシック・パークIII」
  ・2018/06/06付・YouTube YouTube ムービー:「ジュラシック・パークIII (吹替版) - 予告編」

Preparation !、今後の世界的大災害に向けた改正出入国管理法「在留資格」の防波堤、名目「実習生」の実態、日本のささやかな「天井の無い監獄」パレスチナ・ガザ地区との交流:Japan-Gaza

2019-01-05 23:58:21 | 日本政治・総合 2018~

 現・安倍政権の「アベノミクス」の効果による景気の上昇と拡大によって生じた雇用の拡大と、それと共に生じた人手不足を解消する為、外国人労働者の受け入れ拡大に向けた「出入国管理法改正案」が、昨年(2018年)12月8日未明、賛成多数により可決、成立し、本年(2019年)4月に施行される。その「改正出入国管理法」では、新たな「在留資格」を創設する。
 今後、世界的な大異常気象による同時災害や、世界大恐慌、世界最終戦争となる第三次世界大戦が起こる可能性が、非常に高い。その為、それらに乗じて、支那(中国)等の東アジア、東南アジアをはじめとした地域や国々からの大量の難民が、日本に押し寄せて来る可能性も高い。その為に政府は、新たな「在留資格」を設ける事によってフィルターに掛け、難民の防波堤、歯止めにしようとしているとも言う。
 他の詳しい事は、専門家や評論家に譲るとして、僕は自分の身近な所での関連する事について述べる事とする。

 僕は最もキャリアの長い鉄工関係の仕事を中心に、正社員から派遣、期間工、アルバイトまで、転々と職場を変えて来た。その途中、期間工時代には日系ブラジル人やペルー人等がおられたり、派遣先には在日支那人(中国人)等、また「実習生」と称した支那人やベトナム人等がおられた。
 「実習生」という名目で来られている方々は、皆総じて、大変、給料が安い。僕が以前勤めていた所では、会社の中に寮を設けていたり、また、それによって、夜遅くまで残業を熟されていた方々がおられる会社も在った。3年間の在留中に、出来るだけ稼ぎたいという思いも有るのであろう。
 「実習生」の中には、毎月実家へ仕送りをし、その祖国の両親が新築の家を建てられたという方もおられる。日本よりも物価が安い祖国では、日本で稼いだマネーは大金になるという。
 しかし、「実習生」の方々は、何ぼ祖国では「大金」に成ろうとも、日本に居る間は、その安い給料で持って、日本の高い物価の中で、周囲の日本人と同様に暮らさざるを得ない。給料が安いからと言って、その分、店で値引きしてはくれないのである。
 しかも、内容的に、同じ職場の日本人の同僚と同じ様な事を行っているにも関わらずに、日本人との間で給料に格差が付けられているのである。
 確かに、僕自身も鉄工所で最初に見習いに入った頃は、手取りで10万円台という安い給料であった。しかし、それは「職人」と「見習い」・「ボウズ」との違いが有り、技能・キャリアの違いが有るので、「職人」と「見習い」との間での給料の格差が有るのは当然と言える。よって、「実習生」も、その「見習い」期間と考えれば良いのかもしれない。しかし前述の様に、工場への派遣の仕事は大概、ライン作業等の「単純労働」であり、誰でも出来る、経験が無くとも出来る仕事であり、それ故、日本人も外国人の「実習生」も同じ内容の事を行っており、その上で給料の格差が出来ているのは、間違いである様に思える。
 僕は、以前、未だ社会問題等に目覚めていなかった頃は、自分の給料しか関心が無く、その様な事を気に掛ける事が無かった。しかし、一昨年(2017年)、或る鉄工所でそういう状況を目の当たりにし、「実習生」の方々に申し訳ないと感じた事も有って、そこの会社を5日で辞めた。
 また、その同じ年、丁度その会社に入る前に或る鉄工所に面接に行った時は、一つの理由を持って、自分から辞退して断った。その理由とは、中東のパレスチナに於いて現「フェイク・イスラエル」が建設機械を用いてパレスチナ人の家を壊し続けている事をそれまでに目の当たりにして来て知識として持っていたので、パレスチナ人の家を壊す事に加担したくないという思いを持ち、その建設機械を作る事をボイコットしていると言う理由、そして、他人の不幸を踏み台にしてまでして自分の糧を得たいとは思わないという理由である。尤も、その時の面接官がおっしゃっておられた事だが、現イスラエルによるその機械の使い方が悪いだけというのは、確かにその通りではある。
 「実習生」という名目ではあるものの、その実、会社にとっては出来るだけ、人件費を下げたいという目的が有るから採用している実態が在る。どこの会社も、大概、人件費が最も高く付いている。また、日本人を採用する場合でも、正社員では無く、波の在る景気の中、業績が悪化した時に「クビ」にし易い、派遣社員やパートを増やしている。
 外国人の「実習生」を雇い入れる場合、ブローカーを通し、会社側が外国の現地まで行って面接を行い、その中から指名するらしい。そして、会社側からブローカーへの支払い、また寮の用意や家賃の負担等も会社が持っているらしい。中には、賄いに食事も入っている所も有るだろう。その為に、給料を低く抑えているとも聞く。農家の場合は、日本人を雇う場合でも、給料は安い。しかし中には、「実習生」がブローカーに支払う例も有るだろう。

 前述のパレスチナ人達の失業率は、数十%と大変高い。2017年時に於いては、昨年(2018年)9月12付の国連貿易開発会議(UNCTAD)によると、ヨルダン川西岸地区とガザ地区の総計で、パレスチナ自治国の失業率が27%を超え、農業生産も11%減ったとの事である。特にガザ地区での失業率は40%以上(2016年?)、中でも若者の失業率は60%とも言われている。しかし、ガザ地区は、恰も「天井の無い監獄」の様に現イスラエル占領軍によって囲まれている為に、外国に脱出する事も出来ないで居られる。そのガザ地区から、日本政府は、毎年10人の教師を日本に招き続けるという。

 以下、2018年9月25日付・首相官邸「第73回国連総会における安倍内閣総理大臣一般討論演説」より、
  「さて皆様、本演説の準備に当たり、私はささやかな、新しいプログラムをつくりました。来年初め、ガザ地区から約10人、小中学校の先生を日本に招きます。これを第一陣として、毎年続けます。日本という異なる文化、歴史に身を置く教師たちは、ガザと中東を広い視野に置き、自分たちのことを見つめ直すでしょう。それは独特の、慰藉(いしゃ)の力を彼らに及ぼすのではないでしょうか。
  平和とはもちろん、当事者双方の努力が必要なのです。それでも願わくば、私たちのこのプログラムが、ガザの教師と子供たちに、希望のよすがを与えてくれたら。
  20年たつと、訪日経験を持つ先生は200人になる。彼らに教えを受けた生徒の数は数千人に達するでしょう。その日を待望いたします。」
(以上、2018年9月25日付・首相官邸「第73回国連総会における安倍内閣総理大臣一般討論演説」より)

 安倍首相は、ここに引用して掲げた国連総会での演説の中のパレスチナ・ガザ地区に関する一部分以外にも、様々な国々との「世界と地域の未来を、確実なものとすること」(前掲と同じ安倍首相の演説より)を目的とした日本の外交について、その演説の中で述べておられる。しかし、「イスラエル」という国の名は入っていない。昨年(2018年)5月、安倍首相夫妻は現イスラエルのネタニヤフ首相の自宅のディナーに招かれた際、デザートのチョコレートが入った、畳の上に置いた靴がデザインされた器をテーブルの上に差し出される「侮辱」を味あわされた。安倍首相や日本政府は、常にパレスチナ問題については「中庸」という言葉を使われ、(建前で有るか否かは知らないが、)中立の立場を取られて来られたものの、その「畳の上の靴」事件に対する、「ささやかな」、カウンターの意味も込められているのであろうか……?。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2017/12/21付:「国連総会でエルサレムをイスラエルの首都と認めたアメリカの決定撤回の見通し・・・不法占領中のイスラエルに権限は無い、最も大切な事はパレスチナ人に同情・共感する心、自分の糧を得る為に弱者を犠牲にするのか?」
  ・2018/01/11付:「『中庸』の下での日本主導『平和と繁栄の回廊』構想はパレスチナ国家独立の妨げになっていないのだろうか?・・・ボイコットでイスラエル不法占領を終わらさなければ不可能である(※私は100%パレスチナを支持)」
  ・2018/02/08付:「Boycott Illuminati IOC & Israel !! - 共通するスポンサー 、a centenary Balfour Declaration & Russian Revolution」

 参考文献
  ・2018/09/13付・日本経済新聞:「パレスチナの失業率27%超、国連調べ」
  ・2018/09/25付・首相官邸:「第73回国連総会における安倍内閣総理大臣一般討論演説」
  ・2018/09/26付・毎日新聞:「安倍首相:ガザ地区教師10人を日本へ招へいへ」
  ・2018/12/08付・産経新聞:「改正入管法が成立 外国人労働者の受け入れ拡大 10日に国会閉会へ」
  ・ウィキペディア:「ガザ地区」

Injustice, Medical school:フリーメーソンの「友愛」を校是とする東京医科大学をはじめとした医学部不正入試問題と似る、コ・メディカル系専門学校入試と高校入試の「内申書」

2019-01-05 21:20:55 | 健康・医療・暮らし 2018~

 「正義・友愛・奉仕」を校是として来た東京医科大学が、不正入試で大きく揺れている。「友愛」をセンターとするその校是は、恰も「自由・平等・友愛」を掲げてフランス革命を行った、イルミナティ・フリーメーソンの由来に思える。実際、行っている事柄を見ると、その事が推察される。医療界は、ユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンの配下に在る。

 以下、2018年12月31日付、東京新聞「東京医大不正入試 最終報告書 年の瀬、突然の公表」より、
  東京医科大学の第三者委員会が指摘した主な不正の手口
   ・国会議員を含む政治家の口利きが有った受験生の優遇。
   ・小論文の試験問題の漏洩。
   ・大学への寄付金額による一部受験生への加点。
   ・同窓会関係者が親族にいる受験生の優遇。
   ・優遇した受験生側から謝礼金受け取り。
   ・女性や長期浪人生を不利にする得点操作。
 (以上、2018年12月31日付、東京新聞「東京医大不正入試 最終報告書 年の瀬、突然の公表」より)

 また、東京医科大学以外にも、不正を公表し、文部科学省が不適切と指摘した大学が在る。現在の所、昭和大学、神戸大学、岩手医科大学、金沢医科大学、福岡大学、順天堂大学、北里大学、日本大学、聖マリアンナ医科大学となる。

 実は、医学部では無いものの、それよりは大分レベルが低いものの、僕にも似た様な経験が有る。

 僕は、2003年1月、九死に一生を得た事をきっかけに、同年の8月、34歳の時、高校中退であった為、まず、大検(大学入学資格検定)を受験した。その後、その年の11月頭、大阪のY医療系専門学校を受験した。受験料は、何と、3万円もした。受験した学科は、「理学療法士」の学科であった。社会人入試であり、受験科目は、確か、生物Ⅰと小論文のみ(或いはどちらか一つのみ?)であった様な記憶がある。しかも、確か、それが一次選考で、二次選考の面接まで行かなかった(?)という記憶が有る。そして、学歴・職歴等の「経歴」を書いたエントリー・シートは、勿論提出していた。
 その2ヶ月半程後の翌年の1月中旬、再び同じ学校で、且つ同じ学科を、社会人入試(一般?)で受験した。同じく、受験料を、再び3万円も払った。受験科目も、全く同じであった。結果は、同じく不合格であった。
 その学校を受験した理由は、単純に、受験科目がその様に少なく限られていたからである。特に「生物Ⅰ」は、大検の時の受験科目でもあったからである。また、理学療法士を希望したのも、単純に、簡単そうで僕にも出来そうだと思ったからである。僕と同様にその様に感じている者が多いせいか、また、看護師やその後に僕が取得する「臨床工学技士」の様に、侵襲的な事をする事をはじめとして生命の維持に関わる事を直接に、或いは極めて近い状態で行う上での「リスク」が無い事によって安易に選択し易い学科である為なのか、理学療法士学科を応募する者がかなり多い事となっており、競争率は非常に高くなっている。
 当時、熱に浮かされていた事もあって、それでは諦められなかったし納得が出来なかったので、2004年の秋に、再度受験する事にした。
 そこでまず、受験校の幅を広げる為に、国語、数学、英語を、中学生レベルから勉強し直す事にした。当時、マンションのローンも抱えていたので、勿論、仕事をしながら、帰宅後や休日に勉強していた。
 そしてその年の秋、35歳の時、これで最後にしようと決めて、3校のみ、医療系専門学校を受験した。もう、その時点に於いては、前年の様な熱に浮かされる事も無く、「成るように成る」と、通っても通らなくとも、どちらでも良くなっていて、今まで通り「鉄工所」でも良いとも思っていた。それ故、その1年前と違って、プレッシャーは全く感じていなかった。当時、プロテスタントの教会に通い聖書にも少し触れていたので、「職業に貴賤は無し」である事や、「神様への信仰を第一」とするならば職業の種類は関係無し等と言う事を、少し理解し出していた様である。
 最初は、2004年9月中旬、兵庫県のK医療系専門学校を受験した。受験学科は、「義肢装具士」であった。受験科目は、小論文と面接だけであった。勿論、「経歴」を書いたエントリーシートを提出していた。受験料は、何と、2万円もした。面接は1対1であり、面接官が、用意してあるパターン・ファイルの様なものに、僕が言った言葉に当てはまる言葉に丸を付けている様に見えた。
 次に10月頭、大阪のO医療系専門学校を受験した。受験料は、何と、3万円もした。一般入試で受験した。受験学科は、第一希望が「理学療法士」、第二希望が「臨床工学技士」の、それぞれの夜間部であった。受験科目は英語、数学、(国語?)、小論文、面接であった。英語、数学、(国語?)は、それぞれ4択程のマークシートであった。英語は、発音がどうだとか言う程度で、難しいものでは無かった。面接は3人のグループ面接であり、理学療法の先生方が担当していた。そして、同様に「経歴」を書いたエントリーシートを提出していた。1週間から10日後までには結果が届いた。封書を開くと、第二希望に合格と在った。そこで10日後に、学校へ相談に行き、その翌日、早速、10万円もの入学金を振り込んだ。
 どうせこの際、ついでに予定していたもう1校を受けてみようという事で、そのO医療系専門学校の入学金を振り込むと同時に、岡山の或る医療系専門学校の入学選考料も振り込んだ。その受験料も同様に、3万円もした。
 12月上旬の、その岡山の或る医療系専門学校の入試までに、11月中旬、先に、大阪のO医療系専門学校の1年目の年間学費を振り込んだ。凡そ「百万円」もした。よって、岡山の或る医療系専門学校を受験する前には、既に大阪のO医療系専門学校への入学の意志を固めていた事となる。そして後に、その後の3年間分も、毎年、「百万円」も払う事となるのであった。
 岡山の或る医療系専門学校の受験もうろ覚えとなってしまっているが、面接は集団面接であった記憶が残っている。当時は現住所と違い兵庫県のやや西寄りであったものの、大分距離が離れていた。当時、インターネットもしていなかったし、余り理解せずに受験したのであろう。受験学科は、理学療法士であった。受験科目は、一般入試であったものの、同様に、かなり少なかった様に思う。また同様に、事前に「経歴」を書いたエントリーシートを提出していた。
 そして翌年、36歳となる2005年の4月から4年間、僕は大阪のO医療系専門学校の「臨床工学技士」学科・夜間部に通学する事となった。

 以上の僕の例からも解る様に、受験科目は少なく、それどころか作文と面接だけという所も有るぐらいで、それによって合否判定をしているだけなのである。よって、決め手となっているのが、「『経歴』を書いたエントリーシート」である事が解るであろう。恐らく、そのエントリーシートによって、事前に優先順位が決められていたり、加点されているのであろう。
 当時、各学校の偏差値なるものが書かれた本を見た記憶が残っているが、僕が通った大阪のO医療系専門学校をはじめとして、医療系専門学校は軒並み「偏差値が低い」様である。実際、僕が通学した医療系専門学校は、昼間部でも「4年制」であり、且つ、入学時(或いは学校紹介)のパンフレットには、「スパルタ教育」と書かれてあった。その「スパルタ教育」が必要な程、通学中、図書室でも騒がしかったり、その隣の休憩ロビーに於いてもマナーや態度が悪く思われる者達が多かった。卒業式に於いて臨地実習時の厳しさを思い出して泣く者達が多い等とおっしゃっておられたが、その裏を返せば、それだけ甘やかされて育った金持ちのボンボンである事が解る。また周囲では、給料がどうだの、福利厚生がどうだの、安定がどうだの、公務員の様だとか、まるで医療の本質である「人の痛みを癒やす」事に対して無関心、また少なくともそれをきっかけとはしていない者達ばかりであった。しかし、それらの者達は、入試の面接時には、適当な美しい言葉を建前として並べていたのであろう。よって、お偉いとされている先生方の見る目も無い事が解る。
 しかし、医療界の上でのトップに或る医師側からすれば、言葉は悪いが、「アホ」とか「バカ」の医療従事者の方が扱い易いと言えるであろう。所詮、コ・メディカル(医師以外の医療従事者)は、医師のオーダーに応じ従って行動しているに過ぎない。よって、コ・メディカルに自己主張や反対・抵抗をされる事は障害となるしストレスともなる。尤も、医師の意見に反論出来る程の知識や哲学を持っているコ・メディカルがどれだけ存在するのかは、甚だ疑問になる。よってそういう意味でも、コ・メディカルは自分で判断する事が出来ないので、ただ医師の命令に従っているだけなのである。そして、そうする事によって、コ・メディカルは、給料やボーナス等、生活が安定する事となっている。

 因みに、僕がそのO医療系専門学校の夜間部への通学中、どうだったのであろうか?。
 クラスメート達や同級生達、先生方(と言っても、何も教員免許等を持っている訳でも無い)、その他在校生達、事務職員達等と肌が合わず、笑われ、嫌われ、偏見を持たれ、差別され、排除され、結局、「繋がり」を得る事は全く無かった。また、並行して行っていたアルバイトの上でも、同様であった。僕は卒業後直ぐに、卒業アルバムをゴミ箱に捨てた。
 一方、4月に入学後直ぐ(1年時)の9月頭にME(Medical Engineer)2種、翌年(2年時)には、6月下旬のME1種とその後の初級シスアド、その2年後(4年時)には医療情報技師、そしてその翌年(2009年3月)の卒業時に臨床工学技士の各資格を取得した。在学中に5つの資格を、取る事が可能な資格全てを取得した。
 因みに、特に入学直ぐにME2種を取得したのはその学校では僕で2人目であったらしく、しかも前例の方は大学の工学部出身であったらしいのであるが、僕はその学校への入学直前までは「高校中退」のままであった。また、ME1種も数例?に留まる?。更に、MEの2種も1種も、授業で習う前の内容のものが、試験に於いて出題されていたのである。僕は当時も、「自立」して、お偉い先生方(果たして何が偉いのか、僕にはさっぱり解らないが……)に極力頼らずに、「独力で」、「自分で勉強」する事を行っていたのである(医療系の資格を取得する為には、国が指定した学校で単位を取得する必要が有るので、否が応でも通学しなければならない)。

 同級生達、また同校卒業生達は、その後、どうなっているのであろうか?。僕は繋がりが無いので全く知らないが、恐らく、「普通に」、病院等に勤めていられるのであろう。僕が卒業してから、丁度、丸10年経とうとしている。10年と言えば、もう、相当なキャリアである。それら同級生達は、それなりの地位・ステータスを得て勤められている事であろう。あの同級生達、あの同校卒業生達が……、である。

 確かに、医療系をはじめとしたサービス業は、良好な人間関係も必要となる。その人間関係は、周囲のスタッフだけでは無く、患者さんやお客さんにも当てはまる。「見とぅ」だの、「カメラ」だの、「目」だの、「個人情報」だの、「企業秘密」だのと鬱陶しがられる様に、最初から嫌われる「運命」に在る僕には向いていない。それらをはじめ、レッテル、差別、偏見等は、僕に取っての障害、ハンディと言える。そして、そんな僕自身を無理やり強引にそういう業界に押し付けるつもりも無いし、逆にそういう業界から押し付けられたり無理に迎合して合わそうとして自分らしさを失いたくも無い。強欲に押し付けるか、或いは自分を無くして合わせると言う事も出来るかもしれないが……。何せそれ以前に、兎にも角にも、「運命」、「宿命」というものが存在し、それに従わざるを得ないのであるから。2009年に卒業して直ぐに就いた病院は「1ヶ月でクビ」になり、2010年には、勤めて「3ヶ月でクビ」になった、或る病院の看護師長に言われた、「患者から苦情が出ている」と言う決め言葉を、今でも憶えている。確かに、僕には良好な人間関係を築いたり、よく気が付き気を効かして行動したり、ムードメーカー等といった能力が欠けている様に思う。また今に至っては、頑固、狷介、臍曲がり、捻くれ者、天邪鬼、非常識な性格がより一層強まった事で、それらに輪を掛ける事であろう。

 僕は今後、“医療系の仕事はしない”が、その後の事、過去の事、今後の事も含めて、ただ(=取り立てて値打ちや意味がないこと、普通、ありきたり)では終わっていないのではないであろうか……?。僕は「失敗」はしたものの、それらに対して「一矢を報いる」事が出来たのではないだろうか……?。しかし、先の大戦中の「特攻隊」の取られた行動に対して「無駄死に」等と揶揄する人達が、実際に世間の中に存在する現実が有る。しかも、その様な方々は、自らは「レジャー」に明け暮れ、日々の「ルーティン」に流されるだけで、「目的」や「ビジョン」も持たず、「実践」も、「挑戦」も、「研究」も、していないにも関わらずに……、である。日本人の「多数派」嗜好や、その様な方々の内に在る虚しさ、自身の現状への不満、自分の不甲斐なさ、情けなさ等から、「口先だけ」の批判をし、「かっこつけとる」等と、「出る杭を打ち」、嫉妬したり、羨んでいる事も有るのであろう。

 またついでに、兵庫県の公立高校の入試にも、「内申書」というものが、事前に提出されている。それには、中学3年間の素行、態度、性格、学業や部活動での実績等が書かれている。僕の場合、中学生時は余り勉強をしていなかったのであるが、比較的大人しく、真面目な態度で過ごし、部活動は3年生の11月か12月の2学期の期末テストの直前まで、最後に駅伝の県大会に出場するまでのほぼ丸3年間、続けて行う等、その他、多少の表彰された事も含めて、それらが内申書に書かれた事は、前掲とは逆に、僕にとっては有利に働いた事であろう。

 しかし、医療系や介護系は、人手不足と言いながら、何故、あの様に閉鎖的なのであろうか……。医師、看護師、コ・メディカルは、過疎地域では人手不足である一方で、都市部では、救命救急やICU(集中治療)等の一部を除いては、既に過剰であるとも聞く。実際、「予防医療」と称しながら健康診断や職場検診、人間ドック、脳ドック、癌検診、ワクチン接種等を行って「医原病」を作り出し、敢えて仕事を作っている事からも伺える。僕が資格を持つ(と言っても、紙媒体は既に破って捨てたが……)「臨床工学技士」の場合、殆ど透析関係しか就職先がない。

 本ブログ過去の関連記事
  ・本ブログ カテゴリー:「予防医療の危険性と生命倫理」 ・・・本ページ右サイド

 参考文献
  ・2018/12/31付・東京新聞:「東京医大不正入試 最終報告書 年の瀬、突然の公表」
  ・ウィキペディア:「2018年における医学部不正入試問題」

“Preparation !“、“Repentance !” 、周囲から笑われながらコツコツと備蓄、「腐敗」と「発酵」は紙一重、知識薄くして行うは危なきなり、天国へ行く前の「悔い改め」

2019-01-05 21:00:40 | エッセイ・コラム

 昨年(2018年)の7月、猛暑の中、鉄工所で大量の汗をかきながら仕事をしていた。
 ふと冷蔵庫を開けてみると、甘酒が入っている。勿論、毎日開けているので気が付いていたはずである。
 しかし、にも関わらず、ドアポケットの中に、ずっと入れっぱなしになっていた。
 喉が乾いていたので手に取った。裏側のラベルを見た。すると、何と、賞味期限は、「2014年9月2日」と書いてあった。そう、丁度、賞味切れとなってから4年も経過していたのである。
 国産の米麹と米のみが原料となっている、その手に取った甘酒。添加物は一切入っていない。
 そして、甘酒は、何と言っても「発酵食品」である。僕は、その「発酵食品」である事を信じ、瓶の中の甘酒を、瓶のまま一気に飲み干した。
 すると、当日、翌日、…1週間後、…1月後と経っても、お腹が壊れる事も無く、それどころか却って、元気が湧いた気がする。
 甘酒は「飲む点滴」と言われている。それ程に、栄養価が高く、身体への吸収率も高い。原料を発酵させている事で、分解されて分子量が小さくなり、身体の血液や細胞に取り込まれ易い。
 食欲が落ち易い夏場、昔から夏バテ防止の為に、甘酒はよく飲まれて来た。

 また、昨年の12月、備蓄品を除いてみた。すると、賞味期限切れが頻発していた。
 「こりゃまずい!」と思い、早速、同じ代替のものを、ネット通販でまとめて購入した。
 期限切れのものは、その後に飲食する。しかし先の甘酒と同様、長い間消費せず、放ったらかしのものがあった。
 その内、いわしやサンマの蒲焼、鯖の味噌煮、グリンピース等の缶詰を食べた。それらは、賞味期限が「2015年1月11日」等となっていた。同じく期限切れとなってから4年が経過していた。
 しかし、同じく、経過観察をしてみたものの、何とも無かった。
 そう言えば、「世界一臭い食べ物」と評される「シュールストレミング」という缶詰が在る。塩漬けのニシンの缶詰であるが、強烈な臭いであるらしい。「腐敗」せず、「発酵」する事による「臭い」であるらしい。
 納豆やぬか漬け、味噌、ヨーグルト、チーズ等と、発酵食品は、本来、「臭い」がキツいものである。
 また、発酵食品以外でも、にんにくやニラ、玉ねぎ等、強壮効果が有る程に栄養価が高いもの程、元来、「臭い」がキツい。
 「臭い」は強壮効果、そう、「臭い」は「フェロモン」である。「臭い」は、性的欲求を高める。
 「臭い」は栄養、そう、「臭い」はそのものの本質を表す。
 「犬」は、「臭い」を嗅ぐ。「警察」は犯罪を嗅ぐ。
 人間に於いても、スマートで、「男臭い」訳でも無く、失敗の無い、「鈍臭い」事の無い、「臭い」の無い人は、味気無いのではないだろうか……。

 備蓄品の中には、「アルファ米」が含まれている。こちらの賞味期限は、2017年2月、もうそろそろ、期限が切れてから2年が経とうとしている。
 5年間の保存が効く「アルファ米」。色んな種類のものが発売されている。僕は、再び、シンプルな、「白米」ばかりを購入した。
 その期限切れとなって2年が経とうとしている「アルファ米」を、初めて食べる事にした。お湯は勿論の事、水でも「炊く」事が出来る。但し、とても時間が掛かる。
 僕は、お湯を入れて、そのインスタント米を食べた。付属のスプーンで食べた。とても美味しかった。ただ、袋のまま食べると、スプーンが短いので、底の方が掬いにくいのが難点である。

 ついでに、酒も確かめた。焼酎の「いいちこ」と「霧島」が残っていた。
 お酒も発酵食品である。前掲の甘酒は、酒と言ってもアルコールは含んでいない。
 焼酎は、アルコール度数が高いので、僕はお湯割りで薄めて飲む。
 製造日を見てみると、2014年10月であった。丁度、その頃に購入したはずである。4年が経過しても未だに残っている程に、普段、僕は余り酒を飲まない。
 余り、僕は普段、酒を飲みたいとは思わない。酒を飲むと、つい、眠たくなってしまう。
 しかし、偶に飲むと、リラックス出来る。偶にはいい。因みに、僕は、タバコを吸った事が無い。

 「腐敗」と「発酵」は紙一重。賞味期限切れはくれぐれも、サッサと食べられます様に。
 くれぐれも、真似しませぬ様に……。
 知識薄くして行うは、危なきなり。

 今後の異常気象や世界大恐慌、そして世界最終戦争となる第三次世界大戦を思いながら、僕は箱舟を造ったノアの様に、周囲からは「トンデモ」、「イタイ」、「有り得へん」、「怖がり」等と笑われながらも、コツコツと備蓄しておくのであった。
 そして、物の備えと共に必要な、心の備蓄と備え。
 最も大事なプレパレーション(Preparation)である、「悔い改め」を忘れずに……。

 




 旧約聖書・創世記6章11~14節
  地は、神の前に堕落し、地は、暴虐で満ちていた。
  神が地をご覧になると、実に、それは、堕落していた。すべての肉なるものが、地上でその道を乱していたからである。
   そこで、神はノアに仰せられた。「すべての肉なるものの終わりが、わたしの前に来ている。地は、彼らのゆえに、暴虐で満ちているからだ。それで今わたしは、彼らを地とともに滅ぼそうとしている。
  あなたは自分のために、ゴフェルの木の箱舟を造りなさい。箱舟に部屋を作り、内と外とを木のやにで塗りなさい。

 The Old Testament・The Book of Genesis 6:11~14
  The earth was corrupt before God, and the earth was filled with violence.
  God saw the earth, and saw that it was corrupt, for all flesh had corrupted their way on the earth.
   God said to Noah, “I will bring an end to all flesh, for the earth is filled with violence through them. Behold, I will destroy them and the earth.
  Make a ship of gopher wood. You shall make rooms in the ship, and shall seal it inside and outside with pitch.


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  ・2013/10/07付:「生命の根幹を司る食養生における日本人にとっての中心『味噌汁』・・・『体質と食物―健康への道』を読んで」
  ・2016/05/08付:「北朝鮮でも実証、有用微生物、発酵食品による除染・・・『放射能汚染 だまされてはいけない!?』を読む」
  ・2017/04/11付:「北朝鮮とアメリカとの核戦争、そのとき日本人はどうするのか・・・『白人至上主義』米国は前衛日本の犠牲を厭わない。しかし神である主イエス・キリストはアジア人。日本に神の選民の存在」
  ・2018/02/28付:「脳卒中・心血管疾患(2):血圧高いほど生存率高い、食塩、味噌・納豆・牛乳の有効性、『ナト・カリ食品』代替と味噌の塩分OK」
  ・2018/03/02付:「Preparation:株暴落、バブル崩壊は近い、マネーと核兵器の膨張、トランプ大統領は『破裂』を担う『パペット』-"Trump-puppet" makes money & nuclear burst 」