AYUKO Soul Quest. "スピってるがフィジってる"

元気になってくれ。
自分にときめいてくれ。
そして愛を見つけてくれ。

「リズムとグルーヴ」について!

2019年05月20日 | 音楽と歌と私と・・・
今回はちょっと突っ込んだ音楽のお話。

ちょっと前に、友人とグルーヴについて語った。

私が思うに、リズムは譜面に書けるけど、
グルーヴは譜面には落とせない。
(すごいコンピュターで持って譜面にできないことはないだろうけど、
多分、演奏できないだろうし、万が一、演奏ができても、きっとグルーヴは出ない)

そんでもって、リズム感のある人が、グルーヴ感を出せるとも限らない。
もちろんグルーヴ感を出せるようになる前にリズム感を身につけることはマストだけど。

で、じゃあ、グルーヴって何?ってなる訳だが。

私の中のイメージとしては「揺れ」「揺らぎ」のようなもので、
リズムを「刻み」ながらも、揺らぎが波のように循環していくような。

グルーブをウィキってみたところ

「波、うねりの感じから、Jazz, Funk, R&bなど
ブラックミュージックの音楽・演奏に関する表現に転じた」と書いてあった。

さらには、
「グルーヴを構成する要素としてはリズムやテンポ、シンコペーション、
アーティキュレーションなどが挙げられ、
主にリズム体(ベース、ドラムス、パーカッションなど)を対象とした概念である」とのこと。

語源やその歴史に関してはそうなのだろうけれど、個人的にちょっと異論あり。

楽器に関しては、リズム体だけでなく、
声も含む全ての楽器がグルーヴを出せるものだと思ってる。

そして、音楽のジャンルにしても、
実は全ての音楽に「グルーヴ」は存在しているような気がしている。

さらに話をビッグスケールにすると、
グルーヴというのは宇宙全体に存在しているような気がしている。
(音楽演奏でグルーヴを出す、という話からそれるけど)

突き詰めると、グルーヴというのは「出す、敢えて、作る」というものより、
実は「自然そのもの」なのではないかと思い始めている。
リズムが「きっちり割り切れるもの」だとしたら、グルーヴは「割り切れない何か」のような。

人間だったら、私たちの血の中に流れているような。

音楽の演奏で言うのなら、それは決して頭で考えて、計算して表われるものではなくて、
自分の、そして共に演奏している人たちが既に持っている
「自然界の揺らぎの循環」のようなものに委ねた時に、
それこそ自然にグルーヴが生まれる・・・な、気がしている。

(もちろん、そのための演奏技術はいるけれど)

どうでしょう???





AYUKO LIVE 2018 "WHOLE LOTTA LOVE"の音源をアップしました!是非!

歌手AYUKOのページはこちら♪