AYUKO Soul Quest. "スピってるがフィジってる"

元気になってくれ。
自分にときめいてくれ。
そして愛を見つけてくれ。

丸腰のすすめ

2024年03月28日 | 女性であること、のあれこれ
女性にとって「美」とは何であろうか。

他の女性と戦うための武器なのだろうか。

戦ってどうするというのだろう。
勝ったらどうだというのだろう。
負けたらどうだというのだろう。

その勝ち負けは誰が決めるのだろう。


自分の中で比べて決めるのだろうか。
それとも、どれだけ男性を魅了したかで決まるのだろうか。


なんであれ、
美を戦うための武器にしているのなら、
その人は常に戦いのための「土俵」に乗っているということだ。


土俵に乗っている限り、
その戦いは終わらない。
何だかよく分からない「勝ち負け」が常にあって、
常に戦闘モードの中にいる。


自分と他人を比べている限り、
心の平安なぞない。
それは女性にとっての美だけの話じゃない。


常に優越感か劣等感のどちらかにいる。



どちらの気分にさせてもらえるかは、
土俵上にいる相手次第だ。



そう、「相手次第」。
自分ではないのだ。



一昨日の満月明けの日は、
私は「やたらと色々考えた」と
ブログにも書いたけれど、
そのようなことをずっと考えていて、
自分の長年(10代の頃から)の傷の原因に
気づいたのでありました。



多分にもれず、
10代というのは色々な感情が入り乱れたわけで、
私は女の子として、
大層な劣等感とかに悩まされるような経験をしました。


私はそれはずっと、
自分の自己肯定感が低いからだと思っていました。
大人になっても、
「女の美の土俵」みたいなのに乗ってる感があり、
特定の女性には心がズキズキなるような、
恐怖感を覚えるのでした。


それもまた、
私は自分の弱さとかからくる嫉妬心なのだと思っていました。


でも、それはいつまで経っても癒えることはなく、
どうやっても「なぜそうなのか」が分からなかったのです。



しょうもない話ですが、
女の子として傷つくことの多かった10代から、
アメリカでの大学生活では、
私、やたらとモテたのです。
まあ、それはそれはおしゃれもしましたし、
謳歌していたのだろうと思います。


それで自信が付いたと思い込んでいましたが、
結果、「そういうことじゃない」というのは、
その後の大人人生でよく分かりました。


依然として私の中には「傷ついた子」がいる。


いつも土俵に乗っかっている。


先に書いたように、
土俵に乗っている限り、
そこに終わりなき戦い、
優越感か劣等感、が永遠に繰り返されるのです。



一昨日、頭から湯気が出ちゃうほど考えていた時に、
ふと「え????もしや????」という
これまで全く考えも及ばなかったことが浮かんだのです。



違う。
私は自ら土俵に乗ったんじゃない。

土俵に引っ張り出されたのではないか。


つまり。。。


私が劣等感だの、嫉妬心だの、と思っていた感覚とは、
私ではなくて「相手のもの」だったのではないか。


意識的なのか、無意識からなのか、(多分、無意識がほとんどだと思う)
私は闘争心を知らぬ間に「向けられていた」のではないかと。


言い方が非常によろしくないけれど、
彼らの持つ劣等感や嫉妬心に「ハメられて」きた。
私のじゃない。



考えも及ばなかった、この視点に気づいた時に、
「まさか」という思いが最初にあり、
「いや、これが私が探していた答えかもしれない」と、
あまりに長い年月悩んできたことですから、
ちょっと呆然としてしまった。



私は元々、人のエネルギーを瞬時に感じ取ることができまして、
その人の波長を肌で感じると言いますか。

誰しも「あ、この人とは合うな。合わないな。」という感覚の体験は
していると思います。


ただ、私の場合「あれ?それ本当?」という違和感とか、
表面的には友好的で笑顔の相手から
「敵対する」エネルギーを感じるのには敏感です。


先に「特定の女性には心がズキズキなるような、
恐怖感を覚えるのでした。」と書きました。


それはこれまでは、
私の劣等感や自信のなさから来ているものだとずっと思っていたのが、
ようやく「相手からの敵対心」のせいなのだ、というのが分かったのです。


それは「私にしか」分かりません。
私に向けられているので。
周りの人にとっては「まさか」の人物だったりします。


私を土俵に乗せたがる人たちは、
一体私の何に反応しているかは分かりません。


最初に「女性の美の土俵」と書きましたが、
私の美などは、
顔はシミだらけで弛みまくっていながらも、
「なんとなく美人風」に仕込む、
そうやって自分を、他人を、
ギリギリのところで欺く(笑)、程度のもので、
息を呑むほど「綺麗な女性」など
世の中には死ぬほどいる。


本当のところでの敵対される理由は、
私の「本質的な、圧倒的なパワー」なのだと、
私は認めることにしたのです。


はい。
よくぞ、自分で自分のことをそんな風に凄く言える。


でも、私は何十年もそれを認めず、
縮こまっていたからこそ、「ハメられて」
てっきり自分が悪くて傷ついてきたのだと思っていたのですから。



自分の等身大を認めるということは、
ある意味「自分を守る」ことでもあると思います。
横柄になるわけでもなく、謙遜するわけもなく、
自分のありのままの在り方に心地よくあることだと思います。


私の場合、
自分の等身大サイズを認めず、
自分を小さく見積もっていたがために、
自分では小さく見積もりながらも、
周りには私の等身大サイズのパワーが発生されていて、
結果、「土俵に引きづり込まれる」
で、「傷つく」、そんなことであったのだと思います。



そんなびっくり大逆転のようなことが起き、
最初は長年の不可解な悲しみから来る、
怒りが湧いてきました。


アイツも、アイツも・・・
お前も〜〜〜〜〜!!!!


みたいな。


でも、そういうところからも私はもう辞退したい。



「女性の土俵」というのは
一体誰が作ったのだろうか。

これはある意味「女性の悲しい歴史」かもしれない。
今に始まったことではなく、
先祖代々受け継がれてきた悲しいDNAだ。


私はね、もう土俵には乗らないよ。
乗せられないよ。
誘われても断る。


また今度
「特定の女性には心がズキズキなるような、
恐怖感を覚えるのでした。」があった時は、
それはその女性の悲しみなのだと思うことにする。

もう私は自分を責めない。


私の長年の悲しみと怒りが落ち着いたらね、


私は今度こそ、
「パワー全開の丸腰女」になってやろうと思う。


自分を守る、というのは
自分の周りを壁で囲むことじゃない。


丸腰であることこそ、
最もパワフルな防御であると思う。


それは等身大の自分のパワーを信じることであり、
そこまで丸腰なの???って人を
誰が襲うだろうか。


土俵にも引きづり込めないほどの、
愛のブラックホールやで?


全部飲み込んで愛しちゃう、

そんな丸腰女って、


宇宙規模の美しさよね?


そういったところでの、
過去・現在・未来の全ての女性の
悲しみが癒えますように、
今はそのように心から願う。




最後に、
「土俵」を抜いた「女性の美」についてですが、
いつも思い出すエピソードがあります。


高二で私はアメリカに一年留学しまして、
素敵なホストファミリーに恵まれたわけですが、
ある日のママとの会話。


キッチンでお話をしていたのですが、
どういう経緯でそんな話になったのかは覚えていませんが、


「誰のためにBeautifulになるのか。」

という話になり、
私は「好きな人のために?」的な、
可愛らしい若造なことを言った記憶があるのですが、
ママは


「自分のためよ。」


と言った。
それを今でもよく覚えていて、
当時の私はなんで自分のために綺麗になるのか、
さっぱり分からなかったのですが、
今なら分かる。


土俵に乗らない女性の美とは、
ズバリ、


「自己満足の世界」


と思っている。


自己がどれだけ満足しているか。
「今日の私ったらイケてる」、
そう思ったら完了であります。


「自分が」そう思うことが大事で、
他人はどうでも良いのです。


もちろん、
人に「綺麗ねえ〜!」なんて言われたら嬉しいですし、
私の周りの女友達は丸腰の人たちですから、
そういう人たちとは心からお互いを褒め称え合える。


おしゃれって、人それぞれ程度とか、どこを?とか違うかもですが、
おしゃれをするという行為は、
まさしく自分を嬉しい気持ちにさせる行為だと思います。

美容なんかもそうです。


自己を満足させろ!


そして、
土俵に乗らない女性というのは、
女性の美とかセクシーさっていうのを
やたらめったら「武器として使わない」。媚びない。
そうする必要がないからだ。
(使う、というのはそこに意識、意図がある、という意味。)


そういうのは、
自分にとって特別な存在のためだけに「使う」。
それは愛の戯れだ。


少なくとも私はそう思っている。


美は自己満足。

そして、モテるより、リスペクトされる女性でいたい。



"RESPECT"



そして、それは何も「盛って」ない、嘘のない、
丸腰パワーを全開にすることであると思う。
それは女性にも男性にも宿る最強のパワーだ。





さて。


愛のブラックホール、丸腰女企画。


もう誰も怖くないぞ。
・・・と言えるようになりたい。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


実はここまで書いて一度アップしたのです。


ところがスピリットから
「もうちょっといい書き方があるのではないか」という
ご指摘を受けましてね・・・
私も実は「う〜〜ん。これでいいのかな。」と思っていたところで、
聞いたのです。


あまりにも強烈な気づきだったのと、
これまでの色々があって、
ここまで私らしからぬ(?)
きつくて「断固反対します!」みたいな、
怒りモードで書いてしまって、
「何か、肝心なものが欠けている」と。


いつまで「痛み」にしがみついてるのですか?
あなたが伝えたいことはそういうことではないでしょう?


そんなメッセージでした。


LOVE・・・だ。


心が落ち着いたところで。


・・・


結局のところ、
私たちは色々なものを背負って
悲しいのだと思います。


女性ならではの、
男性ならではの、
〇〇ならではの・・・


その背後には個人個人の歴史があって、
それぞれがどんな風に傷ついてきたのか、
なぜ競争という鎧を被らなければならなくなったのか、


そんなのきっといっぱいあります。
誰にも話さないで一人で抱えている人もいっぱいいると思います。



丸腰、という表現をしましたが、
要は「あなたはそのままでいいんだよ。」ということです。


「あなたは既に十分なんだよ。」ということです。


誰かから何かを「勝ち取る」必要なんて微塵もない。
そのために「あざとく」なる必要もない。
マウント取る必要なんて微塵もない。


あなたは美しい。
あなたはかっこいい。
あなたは素晴らしい。


丸腰であること、
「私、こんなんです!わっはは〜〜!」と
恥ずかしくて笑っちゃうような自分は

最強のような気がします。


その最強さとは、
誰かを負かすようなものではなくて、
みんなが武器を下ろして、
一緒に笑っちゃう、そういう最強さです。


そこから、
「いや、実は自分もね・・・」と
ずっと重い鎧で隠していた
「自分のダメだと思っていたこと」を見せた時、
人はあなたを愛さずにはいられなくなる。


人が人に魅せられる時って、
そういうものだと思うのです。
そこには・・・なんでしょう、

ものすごい柔らかな正直さと安心感があると思うのです。


自分も自分のままで大丈夫なんだ、という安心感。



そういう意味では、
私は「不安」の多い人生でしたが(笑)
やっと色々気づけた。


でもそういう「痛かったこと」「傷ついたこと」については、
もう分かったから、そこにはしがみつかない。
(このブログの前半でおしまい!)


それよりも、
私は自分のも含め、
多くの人の悲しみを感じてきたのだと、

彼女たちはとっても悲しかったのだと・・・
たくさん悲しい目にあってきたのだと、

なんらかの戦いの土俵で傷ついてきたんだと、

「勝たなきゃ、勝たなきゃ。」って。。。


それが何のために、誰のためにかも分からず。



女性としてという範囲だけではなく、
人間として。


誰も「あなたは十分だ」とは言わない、
勝つか負けるかの世界で。


そういった深い深い悲しみを
私は一緒に感じてきてしまったのかもしれない。


でも、もういいや。


「安心の丸腰AYUKOさん」になろう。


愛のブラックホールになればさ、
みんなが安心して武器を下ろして、


ぶっちゃけな丸腰になって、
みんなで笑えそうじゃない?


「誰もアンタと戦っちゃいねーし、
貶めようなんて思っちゃいねーぜ。
まあ、とりあえず安心して温かいお茶でも飲みなされ。
何ならビールいっちゃう?」な世界よ。


とは言え、
とにかく私のことが気に食わない、という人たちは
必ずや存在するだろうから、
それは丸腰パワーでスルーしかないわね。


そればっかりはしょうがない。


でもまずは・・・


40年近くの痛みと疲れに
乾杯!して、感謝して、

さようなら、だな。



うん。


ぼちぼち行こう。


😊




自己満足の世界で自分にうっとりしていれば、もうそれで良い。





<AYUKO Soul Quest.「 SNS風」一言プロフィール!>
歌手 / オリジナル洋楽 / 英語 / 作詞作曲 / LIVE / ブロガー
ソウルでロックでポップなアメリカンアイドル / 笑いは大事 / そしてダンス
ブログ“スピってるがフィジってる” / 大人可愛くマジかっこいく / 愛を叫ぶ
マゼンタ色とは私 / どこまで伸ばすのか髪 / 香水はゲランかEternity / 心の奥は

<オフィシャル・ページ>
https://www.ayukosaito.com



<聴くブログ!?>
「Soul Quest Sound Blog」という
ラジオなようなものを勝手に作って展開しております!
このブログの調子が、そのまんま私のトークと音楽で展開されています。
このブログのカテゴリー「Sound Blog」から是非どうぞ!
クリックしてすぐに聴けるようになっています。



Instagram https://www.instagram.com/ayuko.is.here/
新装開店するために(アカウントはそのままに)現在準備中。お楽しみに!
X: 新装開店するため現在はありません。お楽しみに!

↓Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCZiH2XUoIk7XVpWLuowKDUA
こちらも準備中!




最新の画像もっと見る

コメントを投稿