AYUKO Soul Quest. "スピってるがフィジってる"

元気になってくれ。
自分にときめいてくれ。
そして愛を見つけてくれ。

差別という概念を「解体」してゆく

2021年02月05日 | 生きていると
調べてみましたら、


差別(さべつ)とは、
特定の集団や属性に属する個人に対して、
その属性を理由にして特別な扱いをする行為である。
それが優遇か冷遇かは立場によって異なるが、
通常は冷遇、つまり正当な理由なく不利益を生じさせる行為に注目する。


森さんの発言があちこちで取り上げられていますが。


「森さんは辞任すべきた!」
という話ではなく。

森さんの発言は女性蔑視と言われていますが、
男女差別からあらゆる差別の概念まで
我々には埋め込まれています。

「埋め込まれている」というのは文字通りです。
私たちは差別の概念を持って生まれてくる訳ではありません。
家族内や社会の中で「埋め込まれて」いくのです。


今朝のニュースで、
あるコメンテーターが言っていたこと。

「差別をなくしてゆくというのは、
個人の内なる闘いだ。
私も持っています。
そして戦っています。」と。


今の世界の流れは
上記の「冷遇」という意味での
人間同士のあらゆる差別的概念を
なくしていきましょう、というものになっています。


そういう「トレンド」なので
(もちろん然るべき流れだと私は思っています)
意識高い系の人たちは
「差別的な言動を絶対しないように」心がけているはずです。


私がそのコメンテーターがよくぞ言ってくれたな、
と思った部分は
「私も闘っています」というところです。
つまり、内では「完全に差別意識がなくなった訳ではない」
ということです。
それをその方は否定せずに言った。


そう。
「埋め込まれた」概念というのは
そうそう簡単に「無くなる」訳がないのです。


トレンドを押さえている
意識高い系の人たちも同じなはずです。
「でも、実はまだある」というのはなかなか言えないこと。
私にもあります。
埋め込まれていますから、「自動的に」その概念が浮上するのです。


ただ、差別的概念を無くしてゆく上での
大きな第一歩として、
その「自動的に浮上してくる差別的概念」に
まず「気づく」ことです。

あれ?
そうなの?
これって「私のもの」?
どこから来たんだ?


立ち止まる。


そして、今日のタイトルにもありますが、

その問いから、それらを「解体」してゆく。

「これは差別だ!いけない!」ではダメなのです。
自分の内にあるものとしっかりと向き合って、
解体していかなければいけないと思うのです。


それらがどこから来たのか。
誰から教わったのか。
本当にそうなのだろうか。
「源」を突き止めなければならない。
そこには確実に歴史があるでしょう。
国の歴史。世界の歴史。家族の歴史。

そして、
概念というのはそもそも
「自分のオリジナルのものではない」
ということを知らなければならない。

もしそういうものがなければ、
自分はここでどういう言動をするだろうか、
どんなことを思うだろうか、思わないだろうか、

という「想像力」も駆使しなければなりません。


埋め込まれたものを
掘って掘って解体してゆく、
という作業は時間がかかります。

でも、
今から私たちはそれを本気でやらなければならないでしょう。
古い、窮屈な概念にさよならしてゆく。

森さんの発言は
そういう意味で「古くていらないものは何か」
というものの一つに焦点を当ててくれたものだと
私は受け取ります。

そこから、
個人個人が「どのように内なる戦いを展開してゆくか」
を考える。そして、やっていく。

個人が社会を作り、
社会が個人を作るならば、
まず個人でできる闘いを。


解体したら、
今度は新しいものを構築できます。






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Feel like makin' love?

2021年02月04日 | 女性であること、のあれこれ
今日のお題は
ちょっとHOTなものに。

(ちなみにfeel like 〜ingで「〜したい、〜したい気分」ということですね。
Feel Like Making Loveという、とても素敵な有名な歌もあります。)


セックスがいわゆる「性行為」であるならば、
それに対してmaking loveは「愛し合う」という意味でのそういう行為、
と、私は捉えていて。


そして急に
「Making loveは本来はとてもアーティステイックで美しい行為」
と声を大にして言いたくなりまして(笑)。


世界の中心で愛を叫ぶ。

(↑古いが、良い言葉だ。)


そうねえ・・・
Making loveというのは


私は歌手(ミュージシャン)なので、
アーティスト目線からだと、こんな感じ

楽器の演奏の仕方はわかった。
でも、ここからはただ演奏するのではなくて
そこから全身全霊で
「本当の意味での音楽を奏でたい」
という感じでしょうか。


making loveは

愛し合う二人が
即興で一緒に音楽を奏でるようなものだと思うのです。

一緒に奏でるということは
相手をよく感じること。
五感全部を使って。

相手が奏でる一音一音に
自分の音で応えてゆく。

できるだけ自由に、自由に。
頭で考えないで、
心と体で感じるままに。

・・・とこのまま続けると、
官能小説のようになりそうなのでやめますが(笑)。


とにかく

すんごい集中すること


だと思うのです。
全てのアンテナを立てて。


つくずく音楽と似ていると思います。

共に音楽を奏でる時、
バンドでもなんでもいいのですが、
とにかくお互いによく聞かないといけない。
「自分、自分」となって、
一人で突っ走ったら、
素敵な音楽はできないのです。
同時に、自分がどう演奏したら、
よりこの音楽が生きるか、
というのも大切で。


自分自身が
人として、女性として、また歌手(音楽人)として、
長年をかけて少しずつ成熟してきて
making loveとは、まさに愛する人と音楽を奏でるのと同じだ、
それは素敵だなあ!と思うようになりました。


先の
「楽器の演奏の仕方はわかった。
でも、ここからはただ演奏するのではなくて
そこから全身全霊で
「本当の意味での音楽を奏でたい」
という感じでしょうか。」

これは、今の、歌手としての私がそうなのです。

もっと前でしたら、
私の中で、いろいろなものがバラバラだったかもしれない。


けれど、
実は全て繋がっているのかもしれないと思うようになりました。
自分の中で新たに生まれたもの、新たに気づいたものは、
自分が生きる世界を刷新して
視点とか、感じることも変わってゆく。
ゆっくりだけれどね。


とにかく!


Do you feel like making love?


愛する人と。

長いお付き合いの方も、
これから!という方も、

どうぞ素敵な、
他にはないオリジナルな、
美しく情熱的な、
優しくてホッとするような、

音楽を奏でてください。



うふふ。








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そんなに泣きたかったのか!

2021年02月02日 | 生きていると
今日は娘の10歳のお誕生日。

オフなので、家から出ようと
代官山の蔦屋&スタバへ。
(たまにはオシャレとされている街へ行って、
オシャレ風な気分になってリラックスするのは大事である)

ソイラテとキャラメルクランチスコーンをいただきながら、
10年前のことを思い出していました。

私は妊娠してから不安神経症になり、
娘が産まれて更に悪化し、
当初、まともに抱いてやることもできなかったのです。
(ただ、お風呂だけは必ず私が入れると決めてやってた)

そんな辛い日々を思い出し、
申し訳なく、
涙が溢れるのでした@スタバin代官山。
でも、その涙は申し訳なさだけではなく、
娘へのこの上ない愛おしさも入っているのです。
10年大きな病気もすることなく、
優しく賢く美しい人へと成長してくれたことに
ただただ感謝したのでした。

涙を流し少し落ち着いたのですが、
お茶を済ませて2Fへ行くと、
大きなスクリーンで、
役所広司さんが主演の「すばらしき世界」という映画の
予告編が流れていました。

私はそのスクリーンの前に立ちはだかり、
何度も観て、また涙を流したのでした。

家に帰ろうと車に戻り、
でも、胸がまだ何やらうずくような感覚があり、
車を運転しながら、
またもや(今度は)おいおいと泣いたのでした。


そんなに泣きたかったのか、私は!


でもあくまでもきっかけは娘の誕生日であり、
映画の予告編であり、
その涙の理由は特に「これ」というものではないのです。


泣きたかったんだなあ、私は。

そういうことだったのです。


かつてある方が
「涙は魂の汗」とおっしゃっていました。


そうか。
じゃあ、泣きたい時は泣けばいいのだ、色々考えずに。
だって、汗をかくことは大事でしょ?
汗をかけば体内のいらないものが出ていってくれて、
その後、さっぱりする。
涙は魂の汗というのはそういうことかもしれない。

大人こそ、日々、色々頑張っちゃってるのかもしれません。
責任とか、肩書きとか、「〜べき」とか「〜しなければ」とか。
でも、やっぱりそれらは重いのよね。重いに決まってる。
でもどんどん重くなってしまって、出口が見つからなくて。

泣く、涙を流す、というのは、
子供だけのものではないと思うのです。
特に男性はいつも大きな大きなものを背負っていて、
でも「男の子は泣いちゃいけません。強くいなければいけません。」が
きっとずっとずっと残ってる。

「男でも女でも泣いてもいいのだよ。」


人間としての、強さ、とか、弱さというのは、
涙とは関係ないと思うのです。
だって、それは魂の汗なんだから。
頑張った後にかく汗よ。


かつて私の師匠に

「誰かの前で泣きなさい」

と言われました。

そうね。
誰かの前で泣けたら
もっと素敵ね。








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お酒の加減とか、エネルギーの加減とか

2021年02月01日 | 生きていると
お酒。

とても好きです。
決して弱くはありませんが、
すごい強いという訳でもありません。

食事とともにいただくお酒が大好きでして、
バーなどに行っても、
何かしらおつまみが必要なタイプです。

若かりし頃は、
無茶をして救急車沙汰になったこともありましたが(愚か者)、
それも20代までのお話で、
基本的には「気持ちいい、楽しいお酒」で終わらせるのがモットーで、
「ん?これ以上飲んだら良くない」と思ったら、そこでやめます。

その「ん?」なんですけどね、
この身体からのサインがものすごく
「はっきり」来るんです。

まだグラスにお酒が入ってようが、
ある瞬間に

はい、ここでストップ!

って、もう、はっきりと。
で、私はそこでピタッとやめて、
お水かソフトドリンクに切り替えます。

ピタッとやめないと、ヤバいことになるよ。

というのが、はっきり分かるというか。
なので、従います。


はい。ここまでが今日のプロローグ。
(相変わらず長っ)


目下、私の課題というのは、

日々のアクティビティへのエネルギー配分をコントロールする

なのですが、
これまで私はずっと、
凄まじいダッシュ力、集中力で、一気に事を成し遂げる、
という「短距離走者」で生きてきたのですが、
ここからは「長距離走者」として生きていかないと、
逆に「事を成し遂げられない」ということに気づいたのです。

0か100から、
60あたりのエネルギーで長く走る。

かつての私は、
エネルギー配分が極端で、
一気に加速して、猛ダッシュして、
それで、事を成し遂げていたのですが、
その分、オーバーヒートから来る、
「後からガックーン!!!と落ちる」現象があるわけで、
それを繰り返しながら生きてきたのです。

ところが今年になって、
例によって、またオーバーヒートをやらかした訳ですが、
そこでようやく「こりゃあかんのだ」と気づいたのでした。
ここからは、このやり方では絶対に保たない、と。

そこで、
私は自分の「お酒の飲み方、加減、やめ時」を上手にやっていることに気づきまして。

実はそういうことなんじゃない?!

と思ったのです。

これまでだって、
私の体はサインを出してきたはずなのです。
もう頭がパンパンになって、思考が止まらなくなって、
本当は横になりたいのに、それも無視して、
挙げ句の果てに疲れ果ててるのに眠れない、という現象。
結果、精神的にもかなり落ちる。

気づいていたのです。

でも、無視していたのです。

「お酒の加減」を思い出した私は、
今、自分の体に起きていることにちゃんと耳を傾けよう、と意識し始めました。

些細なことだけれど、例えば家事。

オフの日であれば、急ぐことなんてない。
洗濯物を干す、というミッションがあった時に、
これまでは「ミッションはできるだけ早く済ます」でやってきたけれど、
「ねえ、私よ。今、洗濯物を干したい気分?」と聞いてみる。
そして、もし
「う〜〜ん、今はやだな。もうちょっと後にしたいな」
という答えが返ってきたら、それに従う。
そして、少しゆっくりしたり、今、やりたい事をやってみたりして。

強行突破をしない!


私の場合は、特に、思考することが好きな人間なので、
頭の中で色々なアイデアが湧いてきたり、企画を思いついたりすると、
楽しくて止まらなくなってしまう。

でも、美味しいお酒だって飲み過ぎたら体は悲鳴をあげる。

だから、頭が「ちょっと・・・混雑してきてるな」と思ったら、
一旦、離れる。パソコンから離れる。ノートから離れる。

で、夕飯の支度(料理)に切り替えたり。

(お料理は私にとって、とても良い切り替えアクションになります。
何にも考えずに、野菜切ったり、炒めたり。)

そうやって、今現在、
私は長距離走者を目指すべく、
余裕のあるエネルギー配分、
ゆったり周りを見ながら、楽しみながら・・・

そんな事を学んでいます。


スパークリングワインがとても好きで、
中でもカヴァ(スペイン)はお手頃価格で美味しいものがあります。
特にこれ「クワトロ」は後味スッキリ(アルコールの匂いが残らない)で
大のお気に入り!アヒージョの時は必ずこれ!




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