日本の近代 5 政党から軍部へ―1924~1941
中央公論新社
1999年に発刊されたシリーズの第5巻。
決していわゆる自虐史観というほどのことはない(編集者に伊藤隆先生などが入っているのでそうはならないシリーズだとは思うが)のだが、今読むと、古い時代のまとめだなと思った。
良い点は、政府の移り変わりを中心に日本側の動きが記述さ . . . 本文を読む
2012年10月13日から11月25日まで行われていた上村松篁展。
生誕110年記念ということでいくつかの美術館で行われていたようなのだが、私は茨城県天心記念五浦美術館で拝見。
上村松篁展(茨城県天心記念五浦美術館/茨城・北茨城市)
http://www.asov.net/museum-goods/post-679.html
生誕110年といっても、上村松篁氏は1902年(明治35年)1 . . . 本文を読む
一月以上も前の話だが、振り返ってメモ。
茨城県近代美術館コレクション 再興院展、時代を拓く作家たち
http://www.asov.net/museum-goods/post-693.html
日本美術院が再興されて100年となるのを記念してという企画意図だそうだが、その抽象的な企画意図はおいておくとして、そんなことよりも(失礼)、絵画そのものの、絵画一点一点の価値を見るというよりも、、大正 . . . 本文を読む
経済には波があって、いいときも悪いときもある。だからその中で各種の対策法が取られる。しかし、人の人生はたいして長いものではないので、そうそうあの時はこうでしたので今度もこうしましょう、と実体験を持っていえる人がいないこともある。デフレ後の経済の立て直し方というのもそれ。
この間たくさんの人がそう語っていることのような気もするが、前回のバブル後経済の落ち込みのときにもやはりそんなことが語られていた . . . 本文を読む