さっき書いた、ロシアの北朝鮮もののテレビ番組を見終えた。
WSJは北朝鮮に取材チーム、ロシアはTVレポートで国民教育
テンポがよくて面白かった。
時間は短いけどNHKだったら60分ものにしないと追いつかないほどしゃべっていた。(日本のテレビは日本国民愚民化計画をしているとしか思えないほどしゃべりが遅い)
内容は、レビューした人の話の通りでしたので、上のリンクの中をご覧ください。
&nbs . . . 本文を読む
今日5月9日は、ロシアのビクトリー・デー。対ファシズム戦勝記念の日というやつですね。例年通りパレードが行われていたので視聴した。この話はあとでまとめて書く予定。
で、そうそう韓国の大統領選挙、どうしたかなと思ってググってみたら予想通り文氏が勝っていた。英語メディアもこぞってリベラルが勝った、北朝鮮政策が変わる可能性あるよ、といったことを書いていた。
いやしかし、それよりも、ふと見たらその隣にあ . . . 本文を読む
昨日、ロシアの軍事パレードの話を書きながら、こんなことを書いた。
司馬遼太郎がはしなくも、日本はロシアが怖かった、だから、革命が起きて相手が混乱した時、しめた、と思ったんだろうと書いていたけど、いろいろ読んだり考えたりして私もこの要素はとても大きいと思うに至りました。
不滅の連隊は不滅らしい
記憶で書いたのだが、間違っていたらいけないと思って本を探してぱらぱらと再読した。「しめた」ではなくて . . . 本文を読む
昨日、現在のアメリカの様子はまるで関東軍を抱えていた大日本帝国のようじゃないかと書いたけど、ふと思えば状況も似てた。ロシアが復活しちゃうじゃないか、という危機感が横溢しているこの状況そのものも同じだと思う。
満洲事変に至るまでの議論の中であんまり目立たないけど重要だったのは、このまま行くと革命で弱体化したロシアが力を取り戻してしまう、という危機感の末にこの行動があったってことじゃないかと思う。
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今朝のエントリーの2.26事件の資料の話の続き。
「二・二六事件」 軍法会議の記録 来年以降公開へ
ローレライさんに指摘されてはっと思いついたため。思えば、上のエントリーであげたNHKの記事には大事なことが抜けていた。それは、この資料はほぼ間違いなく、一回アメリカが占領時代に持ち去って、それが日本に返還されたものだということ。
で、その返還資料が、どこかの役所の地下(法務省?)で見つかったみ . . . 本文を読む
おっかけの記事が出ないかなぁと思ってたけど出てこないからこのへんで忘れないうちにメモ。2016年2月26日の記事。
「二・二六事件」 軍法会議の記録 来年以降公開へ2月26日 4時12分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160226/k10010422171000.html陸軍の青年将校らが政府要人を殺害した「二・二六事件」から26日で80年です。事件の「軍法会 . . . 本文を読む
前のエントリー(満州事変 永田鉄山が仕掛けた下克上の真実/川田稔 )の続き。このご本を私は情報が整理された良書だと思っているけど、それにもかかわらずこの本はある意味で日本での論争をこのあたりで終わりたいというスタンダード狙いのご本なんじゃないかという、ひねくれた見方をしてしまっている私。前にも書いた通り(昭和陸軍全史/川田稔)。
■ 永田は何を考えていたのか
Blogosの記事の中で川田先生は . . . 本文を読む
いろいろと満洲事変に拘る私ですが、ちょっと前にBlogosに出ていた川田先生の記事を今さらメモ。
満州事変 永田鉄山が仕掛けた下克上の真実/川田稔
http://blogos.com/article/106457/
お話の中身は、御著書で書かれていたストーリーの通り。
前に 昭和陸軍全史/川田稔 でいろいろ考えさせてもらった本。このシリーズは良い新 . . . 本文を読む
「戦後秩序からの脱却」なるスローガンを掲げていた(今もいる?)安倍政権だが最近めっきりそんなことは言わない。でも応援団であるチャンネル桜回りでは今もこのスローガンは健在で、最近はヤルタ・ポツダム体制打破、とかいう表現も聞かれる。さてしかし、私はだんだん、なんだかこのスローガンが「満蒙は日本の生命線」並になってきたかも、と思うようになってたりする。戦後秩序からの脱却が何を意味しているのか第一次安倍政 . . . 本文を読む
さっき、Adam Tooze氏のThe Deluge: The Great War and the Remaking of Global Order 1916-1931について書きながら思ったんだけど、やっぱり第一次世界大戦というのはドイツの話なんですよね、徹底的に。
でもって、そうなるとどうしてもこのへんを思わないわけにはいかない。
世界強国への道/フリッツ・フィッシャー
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池田信夫さんが今年の良書ベスト10を挙げておられた。http://agora-web.jp/archives/1625184.htmlピケティは結構どうでもよくて、私としては、筒井清忠『二・二六事件と青年将校』川田稔『昭和陸軍全史』
二・二六事件と青年将校 (敗者の日本史)
筒井 清忠
吉川弘文館
昭和陸軍全史 1 . . . 本文を読む
アメリカとロシアの対立が治まらず、米露対決により核戦争の危機さえある云々という示唆まで投げかけられている現在ではあるけど、根本的には、ロシアと一部ユダヤの戦いでしょう。
というと陰謀論が~とか言われるわけだけど、でも、そもそもロシアがソ連になった事件であるロシア革命とは、ボルシェビキによる革命であり、その主体者の多くはユダヤ人で、資金源は欧米のユダヤ資本家だったのだから、因縁は浅からぬものが確か . . . 本文を読む
【アゴラVlog】二・二六事件は社会主義革命だった
一般的に、右翼の天皇万歳主義者が起こしたみたいなイメージで語られてきたけど、それって違うでしょというお話。私はこれに賛成。
筒井清忠氏によれば、青年将校には天皇親政をめざす天皇主義者と北一輝の『日本改造法案大綱』を実現しようとする改造主義者がいて、磯部などのリーダーの多くは後者だったという。北の理論の中身はレ . . . 本文を読む
アメリカはなぜヒトラーを必要としたのか
草思社
過去10年ぐらいいわゆる「保守派」という名の下に、例えばチャンネル桜なんかを原動力にして、大東亜戦争、または第二次世界大戦東アジア戦線におけるルーズベルト米大統領をはじめとする、左派グループというのかユダヤグループというのかソ連シンパグループというのか、といった人たちの行動がよく取り上げ . . . 本文を読む
二・二六事件とは何だったのか―同時代の視点と現代からの視点
藤原書店
二・二六事件とは何だったのか、というタイトル通り、何だったのか、と20人以上の著者が短文を寄せているという構成の本。そういう意味で別に結論はないし、事件の概要とか詳述というのもない。だから、ある程度概要を知っている人しか読まないことを前提に出来ている本といえるかな。 . . . 本文を読む