アゾフは、普通に無条件降伏というべき事態で、今日は700人弱、トータルで約1000人出て来て、武装解除されてる。
動画はここ。
スクシャすると、
穴からずらずら出て来て、
広いところで、荷物の検査、身体に武器持ってないかを確認されて、
もうこうなったらどうしようもないので、おとなしくバスに乗る。
戦闘の途中で投降した人たちよりずっと落ち着いているんじゃないか。籠ってただけの人たちが多数だろうから、実のところ大したことはしていない人もいっぱいいると思う。
ドンバス関係者によれば、高位の人たちはまだ出てきてないらしい。つまり、まだ山場じゃないわけだよね(笑)。
で、この単なる降伏を、西側の主流メディアが総出で「避難」だと書いているので、何かこう、西側の民が2分されたって感じの1日でしたね。つまり、どうあれそれは降伏だろという人と、そんなことないわ、英雄たちの避難よ、みたいな人たちに分かれた。
だけど、あまりにもやりすぎていて、多くの人がこれは尋常ではないのだと気付き始めるきっかけになっている気もする。降伏が認められないって、ほんと普通じゃないから。
西側諸国民じゃなくて、エリート層+メディアがいかれていることの1つの証明だと思う。シリア戦と一緒。 https://t.co/MUnlizHdiz
— DEEPLY JAPAN (@DTJTakumi) May 18, 2022
カルトの人たちに主導権を渡すって怖いことなのよ、といつになったら私たちは気づいていけるんでしょうか。
そんな中、デマ戦争屋の方は、今度は、ロシアがそれらの人員を捕虜として人道的に対応してくれるのかを気にかけているらしい。
ロシア下院のウォロジン議長が、アゾフ大隊兵士の捕虜交換を否定する発言。ロシアが捕虜として人道的な対応をするのか、心配になります https://t.co/JZS5WPwdLU
— 秋田浩之(日本経済新聞)Hiroyuki Akita (Nikkei, Commentator) (@Hiroakitanikkei) May 18, 2022
この人たちって、英米メディアが着目した論点を持ち出して何か言うだけの馬鹿な人たち。カルトを馬鹿が支えているのが西側の言論というもの。
アルカイダ使ってシリアを、ナチ使ってロシアを叩こうとする米、英の軍組織も相当ヤバいし、一体全体 the West って何者?といったところ。
ちなみに、投降者すべてに捕虜待遇が与えられるってことはないのではなかろうか。アゾフはナチ、または過激派としてロシア軍の特殊作戦の討伐対象なので、ウクライナ軍の一般兵士とは別扱いでしょう。
一部のウクライナ兵はロシア兵との捕虜交換でおうちに帰えれる人もいるだろうけど、いかなる場合でもバンデラ主義者は捕虜交換には用いない、とロシアの議員さんたちが地鳴っているし、それはそうなるでしょう。
日経新聞が気にしているような人たちはバンデラ主義者なので、多分裁判行き。
また、外国人として入り込んだ傭兵は捕虜対象と認めない、というのは作戦活動開始時から広く宣言されて知られている。
ただし、ここまでにもしばしばあった外国人の投降者が、別待遇で飯も食わせられていない、ってことは聞いたことがないので、投降した人に関してはそれなりに遇されていると見ていいんでしょう。
ノボアゾフスク病院に入ってるウクライナ人たちの一光景。重傷者の病棟ではない。
身体的な怪我以上に、精神的な介護が必要な人が多数いるだろうなぁと思う。
で、今後、ドンバスにおいて、ロシア系住民に対する長年の非道を含めた非人道的行為一般に対する裁判が行われるだろうとは前から言われていることなんですが、6月初めに行われるんじゃないかと噂されている。
その議論の延長なんだろうけど、今日、ロシアの検察が最高裁に対して、
「アゾフ」をテロ組織として認め、
ロシア連邦の領土での活動を禁止することを求めたらしい。
つまり、ロシアにも絶対いるであろうアゾフ関係者を処罰対象にして、再度の復活なんてことにならないようにしている、ってことだろうか。
というわけで、メディアがスクラム組んで異常なことをしていることがバレバレになった1日だったわ。
思えば、これはシリアでアルカイダを使った時にはなかった一面かもしれない。ISを捕まえて裁判にかける、みたいな措置がなかった。
■ オマケ
ついこの間国連事務総長がこの同じ場所から「民間人」を出せと出張ったわけですが、これは一体誰を救う試みだったんでしょうか?
ますますシリア:アゾフスタールの怪にグテレス登場
ジノサイド行為が裁かれ明るみに出るわ(ローレライさん)
先の大戦後の後始末とは違って、ヴァチカンや西側戦勝国に邪魔されず、戦争犯罪者が正確に裁かれることを願っています。戦争犯罪者を生きのばし非道外交に利用した、裁きでそんなことも浮かび上がってくることを。
日本で生活していたころ、次の戦争では勝とか耳のしました。ドイツでは次はイタリア抜きで戦おうと発言する人を身近に知っていました。それどころか、企業の重要なポストについている人が、ドイツと日本は最新の軍事兵器を開発していたのに何故負けたんだと、悔しがっている人も身近にいました。
ウクライナの戦争、身近な60代の女性に、先の大戦でドイツは負けた、今度の戦争は仕返しとして絶対に勝つというのが今のドイツですかと尋ねた。
その女性は声えを高めて「当然だ」と。
理性とか人道とは全くかけ離れた社会でで生活している己を再認識。