ホワイトアウト、方向感覚失う 北海道暴風雪、死者9人(朝日新聞) - goo ニュース
ちょっと遅くなったが、3月2~3日の暴風雪はむごい結果を残してしまった。聞いてるだけで寒かったし、痛かった。
それについて、お天気おじさんの森田さんが東北を取材中、地吹雪にあったお話を書かれていた。それも、あの北海道で吹雪で9人が亡くなられた日。
写真の中の森田さんの背景が白一色、歩くだけで疲れる雪の中の光景が広がっている。貴重なお写真ありがとうございます。
で、この記事の中で森田さんがここまでの地吹雪の体験は始めてである由述べておられた。それはそうなのでしょう。でもここまで死者が出るような事態にはならずとも地吹雪というか、冬の嵐の日というのは北日本ではしばしば見られることでしょう。
しかし日本のニュースというのはなんであれ東京を中心に発信しているので、冬の嵐の話題は、こんなの滅多にないですよね、になってしまう。これでは北日本の人への注意喚起にならないのではあるまいかと私は懸念する。
日本というのは、なんであれ一律にニュースを広く国民に知らしめて、もって平均的、標準低な知識を人々が共有できる、世界でも稀なマジの国民国家的国家になっている。が、しかし、天気、気象に関してはこれがちっと悪い方向に作用している部分があるのではないのかというのが私の年来の考え。
日本列島というのは、大雑把にいえば北半分は縦に、南半分は横になっている。北緯36度~37度かそこらより上か下かと考えてもいいのかな。この分割を中心に環境的条件が異なっていると考えて、北日本と南日本を分けてそれぞれに中心を持たせて発信できたらいいのじゃないのかなぁなど思う。
気象だけでなく、地震のサイクルも太平洋プレート影響下とフィリピン海プレート影響下で分けて考えられそうで、何かと便利じゃないかと思ってみたりもする。