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ガーディアン、ついにキエフ政府側にはネオナチがいると認める

2014-09-13 09:21:09 | 欧州情勢複雑怪奇

半年間ずっとキエフ政権側は平和的で正常な範囲のデモから起った変革を求めるグループにより成ったのだという姿勢を堅持し、その中にネオナチやら暴力集団がいるということは、殆どの場合認めてこなかったガーディアン紙。

また、多数の工作員みたいな人たちを動員して、コメント欄も、ネオナチへの懸念はモスクワのプロパガンダだと断定する人で占められていた。

ところが、なんでも最近ガーディアンの記者がウクライナ東部にいって、キエフ側を取材したらしく、それによれば、一目でわかるカギ十字マークを付けてる人がいるというだけでなく、プーチンはロシア人でさえない、プーチンはユダヤ人なんだと言う人がいたり、戦いは続く、ポロシェンコ大統領は殺されるだろう、その後に独裁者が現れる、ウクライナには独裁者が必要なんだ、みたいなことを言いだす人たちが多数いた模様で、彼らの視点はとてもヨーロッパ的なものではないと言いだしている。

しかも、オリガルヒが資金を出している・・・と。これは紛争後のウクライナの安定にとって危険だ、と。

わはは、としか言いようがない。EUは自分でそういう人たちを仲間だと言って資金を提供したんだから、最後まで面倒みようね~ってところですね。


Azov fighters are Ukraine's greatest weapon and may be its greatest threat
The battalion's far-right volunteers' desire to 'bring the fight to Kiev' is a danger to post-conflict stability
http://www.theguardian.com/world/2014/sep/10/azov-far-right-fighters-ukraine-neo-nazis

でもなんで今更認めるんだろう? やっぱり、欧州内でネオナチの活動が実は活発化している現在、欧州内で何か事件があったら、ガーディアンは自分の従来の立場を保てなくなるからでしょうかね。勝手な話、ほんとに。


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