昨日今日の動きとは関係ないけど、ひろったので貼っておきたい。
ロシアがシリア政府の要請を受けて空爆を開始し、成果をあげていることをシリア、イラクあたりの人が喜んでいたというのはあちこちの記事で写真入りで見たけど、これは動画。
あ、聞き覚えのあるこの声と思ったら、BBCだった。
いつの放映なのか不明なのだけど、アップロード日は11月13日。おそらくそう遠くない日付けの放映じゃないかなぁと思う。
Syrians take to the streets to praise Russian military support
一応冒頭で、こんなラリーは自然発生ではないだろうけど、ロシア国防相は移動の途中にあったものでヤラセじゃないと言っている、というセリフが入っている。
これが多少の当てこすりといえばそう言えるんだろうけど、でも動画中人々はうれしそうに、プーチンとアサドの写真をかかげ、インタビューに答える人もみんな感情が伴って、非常にうれしそうだ。
そもそも、シリア人の中にはアサド嫌いの人もいるわけだからそこは喜ばないだろうけど、そうじゃない人たちにとっては、基本的に歓迎以外ないでしょう。
なにせ、米+英仏あたりは、シリア人の意思なんかまるで無視して、彼らの存在など紙切れ一枚、鉛筆一本より意味がないといわんばかりのことをずーーーーっとやってきて、どうして米+英仏に、シリアの大統領を決める権限なんかあるんだいって話を、西側メディアはまったく問わないで来てる。
そんな中、お前ら頑張れっつって、シリア人の運命はシリア人が決める、俺にはアサドに出ていけと言うことはできない(俺はシリア人じゃない)、という態度をどんだけ非難されようが堅持しているプーチンは非常に心強い存在でしょう。
そういうわけで、一応記念にアップしてみた。
でも、BBCがこれを出してきたのは、ビックピクチャーを見せないと今後の説明に齟齬を来すという判断もあるでしょう。BBCは中東強いし、この強みを失いたくないだろうし。