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オリヴァー・ストーン:米国は覇権維持のため世界大戦を始めようとしている

2014-08-09 22:02:44 | アジア情勢複雑怪奇

オリヴァー・ストーン:米国は覇権維持のため世界大戦を始めようとしている
http://japanese.ruvr.ru/news/2014_08_07/275604525/

  「私はおよそあらゆる形態のパニックを嫌悪するが、今、私自身が恐々としている。あたかもスローモーションを見るように克明に、世界に破局が訪れつつある様を見ながら、黙っていることは出来ない」
   「我々は、米国人でなく世界市民として、この新たな現実に対し、手をこまねいてはいられない。米国は世界支配を望み、ロシア・中国・イランの影響力を削りとる試みを止めようとしない。ライバルの台頭を阻むためならば、彼らはあらゆる手段に訴える。戦争も例外ではない」とストーン氏。
   ストーン氏は先日も、マレーシア航空のボーイング機の墜落事故にロシアが荷担している、との米メディアの浮説を信じないよう呼びかけていた。

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映画監督のオリバー・ストーンが、現状の危険性を訴えている。これはたまたまヴォイス・オブ・ロシアが翻訳した記事だけど、オリバー・ストーンはもうずっとtwitterやら自分のウェブを通して、キエフで暴力的レジーム・チェンジをやって喜んでいるアメリカ政府に対して非常に批判的。

http://www.oliverstone.com/

で、スティーブ・コーエン教授とか、Robert Parry、 Pepe Escobar 等々といった今回のウクライナ危機、というかはっきりいえばアメリカによるロシア攻撃について書いている人の記事を自分のtwitterで拾って流してる。

■ 善人・悪人二段構えのアメリカ

オリバー・ストーン氏の危機感をちゃかすつもりは毛頭ないし、こういう人がいないと現在のアメリカ政府みたいな恐怖支配モデルでは誰も大きな異論をあげられなくて大変なことになるので、いてくれてありがとう、と思う。

それはそれとして、しかしながら、ちょっと考えたくなるものがある・・・。

スティーブ・コーエン教授とかオリバー・ストーン監督はユダヤ人もしくは色濃くユダヤ関係者なんだよね。両者ともゴルバチョフと仲良し。

で、ロシアは、こういうロシア理解の深い、そしてコーエンさんなんかは心の底から民主主義は素晴らしいと思ってる人なんだと思うんだけど、そういう掛け値なしの人たちによって、ころっと騙されたわけですね(笑)。英米の大使とか、ブッシュの父とその側近も決してバカでなかった。

しかしながら、これこそアメリカの戦略ではないかと思われるわけですね。

掛け値なしに良いことを信じている人を先に立てて、相手の集団に潜り込み、内側から鍵を開けさせる。そして、開いたら暴力集団を一気に入れる、とこういう二段構えだったと思うわけです。はい。

宣教師による15世紀、16世紀の侵略モデルと似てますね。

で、現在のロシアではその仕組みも既に遡上に上っていて、だからこそゴルバチョフを訴えろとかいう騒ぎまで出てきている。

ということは、一応ヴォイス・オブ・ロシアはロシアを支援してくれる声として英語版に載せて、それが日本語版にも載せたんだと思うけど、ロシア国内ではこれさえ警戒されているであろうと想像する。

さらにいえば、こんなことを書いている私は日本人なわけで、こんな関係ないところでもこの仕組みに敏感になっちゃう。

つまり、この善人を前に立て、きれいごとを言ってから内側から鍵を開けさせる戦略には亀裂が入ってまっせ、というのが現在のアメリカさんなんだなと思うわけです。

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